荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

千石涼太郎著 「やっぱり北海道だべさ!!スペシャル版」

千石涼太郎著 「やっぱり北海道だべさ!!スペシャル版」(双葉文庫/2004年刊)を購入。

北海道だべさ1

なにかあったらジンギスカン、なにもなくてもジンギスカン!こんな常識、内地の人にはわかんないしょ!?
北海道フリークをうなずかせ、道産子を思わずにやりとさせる話題を満載。
北海道を愛してやまない著者が、その限りない魅力を徹底的に語る、北の大地への賛歌。



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北尾トロ著 「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」

北尾トロ著 「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」 (文藝春秋/文春文庫/2006年刊)を読む。

ここは懲役


ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。
しかもタダで誰でも傍聴できる。
殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。
「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。




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島田洋七著 「佐賀のがばいばあちゃん」

島田洋七著 「佐賀のがばいばあちゃん」(徳間文庫/2004年刊)を読む。

gabaibaatyann


昭和三十三年、広島から佐賀の田舎に預けられた八歳の昭広。
そこでは厳しい戦後を七人の子供を抱えて生き抜いたがばい(すごい)祖母との貧乏生活が待っていた。
しかし家にはいつも笑いが溢れ…。
黒柳徹子、ビートたけしも感動した超話題作。




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「【実録】 放送禁止作品/ワケあり作品300超収録!!」

「[実録] 放送禁止作品/ワケあり作品300超収録!!」(三才ブックス/三才ムック/2008年刊)を読む。

放送禁止


あの作品は何故消えてしまったのか。特撮、ドラマ、アニメ、映画といった放送禁止映像と、昭和・平成の放送禁止曲を計300以上収録し、詳細に解説。ワケあり作品の真実に迫る。

内容は
●被爆者差別により欠番となった『ウルトラセブン』第12話
●2度と見られない『金田一少年の事件簿』第1話
●著作権問題が原因?消えた藤子不二雄作品
●細木数子の抗議でDVD未収録となった「トップキャスター」第3話
●あまりにも下品な放送禁止曲
●漫画:愛人を殺害した〈紅白歌合戦出場歌手・克美しげる〉の半生 …etc.

とマニアック・・・である。
だが

とても面白い。

一つ一つの検証が、この手の本にありがちな“サラッと流して、数だけ稼ぐ”ではなく、割とシッカリまとまっている。
ジックリと腰をすえて読む本ではないが、トイレやお風呂のお供にはもってこいの一冊。

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「北海道警察 日本で一番悪いやつら」&「北海道警察の冷たい夏」

織川隆著 「北海道警察 日本で一番悪いやつら」(講談社/2003年刊)と
曽我部司著 「北海道警察の冷たい夏」(講談社文庫/2005年刊)を読む。
以前、友人から借りて「日本で〜」は読んでいるが、古本屋で105円だったので「冷たい夏」と共に購入。
併読する。

悪い奴ら

二作とも2002年に発覚した北海道警察現職警部が、拳銃の所持と覚醒剤の使用、そしてその売買にまで関っていたとして逮捕された事件のドキュメント。
地元のマスコミが分かっていて報じなかった「稲葉警部事件」の事実と、それを隠蔽し続けた北海道警察の腐敗を暴く内容となっている。

冷たい夏

「日本で〜」はルポタージュ的に描かれているため、簡潔であり、とても読みやすい。
事件のあらましや構図、人間関係を知るには、こちらを先に読んだほうが良いだろう。
「冷たい〜」はノンフィクション小説らしく地元北海道での取材がよく描かれており、事件の細かい動きやそれに対する道内のマスコミの対応がわかる。

これが小説であれば、ジェイムス・エルロイばりのダークでハードなクライムノヴェルズとして楽しめるのだろう。
だが、実話である。
現に麻薬の売買をしていた店などは私も昔行った事のあるバーであったり、道警幹部が自殺した公園は家の近所だったりと、身近で起こっていた犯罪の恐ろしさをひしひしと感じる。
だが、本当に恐ろしいのは、このような大スキャンダルを道民でも詳しくは知らない事だ。
道警、検察、そして地元のマスコミが力を合せた隠ぺい工作、その努力の賜物である。
地元で生活している私たちは、この不安や怒りをどこにぶつければ良いのだろうか?
この後の「裏金」騒動により本件は影をひそめてしまったが、この事件こそ警察、暴力団、マフィアまでからんだ巨大な警察の闇として、全国民に知らしめるべきである。

※不謹慎だが・・・・ほんと、映画にしたら面白い作品になると思うが・・・。

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一橋文哉著 「宮崎勤事件―塗り潰されたシナリオ」

一橋文哉著 「宮崎勤事件―塗り潰されたシナリオ」 (新潮文庫/2003年刊)を読む。

80年代末の日本を震撼させた連続幼女誘拐殺人事件。
「今田勇子」の名で犯行声明まで出した犯人・宮崎勤の狙いは何だったのか。
彼は本当に精神を病んでいるのか。
すべての言動は、ある「シナリオ」に従って発せられていた。
初公開の捜査資料が明かす、宮崎事件戦慄の真相。
彼は今も、自分の脚本を忠実に演じ続けている。
既存の報道と精神病論争を覆す渾身のノンフィクション。

ショッキングな事件が起こると、私たちはどうしても犯行の動機を求めてしまう。
納得のいく“理由”を探し、それで安心しようとする。
私がノンフィクションの犯罪物を読むのもそのせいかもしれない。
そう言う意味では物足りなく疑問が残る一冊だ。

本書は、ある警察幹部が言った「宮崎は完全犯罪を狙い、自ら書いたシナリオに沿って事件を起こし、彼の不可解な言動はすべて演技だった」との言葉に基づき、関係者への再取材や資料の再検討を行って、宮崎被告の“シナリオ”を証明しようと言うものだ。
だが、元警察庁エリートの言葉も、精神鑑定への指摘もどこか説得力に欠ける上、“シナリオ”自体が本当に存在したのかも証明できていない。
始めて見る写真や絵図などの資料が多く詳細なルポとしては興味深いが、本書によって宮崎被告に対する見方はなんら変わらない。
やはり事件の動機は闇のままだ。
不可解な殺人事件が続く今の時代には“理由”を求める事自体が間違いなのかもしれないが、私とほぼ同世代のこの犯人の“理由”が解き明かされる事を望む。

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宮崎


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西村繁男著 「さらば、わが青春の『少年ジャンンプ』」

友人から借りていた西村繁男著 「さらば、わが青春の『少年ジャンンプ』」(幻冬舎/1997年刊)を読み終わる。

1968年、先行誌に9年遅れて10万5000部で発刊された「少年ジャンプ」。
その誕生の秘話、苦肉の新人起用、漫画家との熱中時代、部数を伸ばし続けた快進撃と栄光の日々そして失速。
最高発行部数653万部の「少年ジャンプ」神話はいかにつくられ、崩れていったか。
30年の歴史と人間模様を最も「ジャンプ」を愛した元編集長が描いた同時代ノンフィクション。

どちらかと言うと私は「チャンピオン」愛読者だったのだが・・・。
読むと面白い。
私の様な漫画ファンにはたまらない本だ。
一番印象的だったのは漫画家専属制度導入の経過と臨時労働者組合VS集英社のくだり。
当時の出版業界の特異な体質がうかがわれる。
面白いのだが・・・。
文章が好きになれない。
ある種の不遜さを感じてしまう。
著者自身は気付いていないのかもしれないが、全体的に一段高い所から見下ろす様な物言いが多く見られる。
また著者が“自分は正しい”的に語っているところでも、読む方としては疑問に感じる部分がある。
そんな強引さが敏腕編集長としての著者を支えていたのだろうが、悪名高いジャンプ編集部の大本もそんな所にあるのかな?と思えてしまう。

少年ジャンプ


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中野独人著 「電車男」

105円で売っていたので中野独人著 「電車男」(新潮社/2004年刊行)を今さら購入。
中野独人って「ネット掲示板に集う独身の人」と言う意味の架空の名前だってのは知らなかった。
TVドラマをときどき観ていたので内容は知っているが・・・。
読む。
つうか、読みづれえ〜。
2ちゃんそのままじゃん。
パソコン画面ならまだしも、活字にしたら駄目だよ。
手を加えないのなら本にする意味ないじゃん。
途中で挫折。
二度と読むことはないだろう。

電車男


私にとっては105円の価値も無い本だった。

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クリストファー・クライトン著 「ナチスを売った男」

クリストファー・クライトン著/落合信彦訳 「ナチスを売った男〜ジェームズ・ボンド作戦 世紀の陰謀」(光文堂/知恵の森文庫/2002年刊行)
007ファンの私としてはタイトルの「ジェームズ・ボンド作戦」が気になり購入。
どうせ007小説のフェイクだろうと思って読んだが・・・
驚いた。
ノンフィクションらしい。
原題は「OP JB (オペレーション・ジェームズ・ボンド)」

第二次大戦中、ヒトラーの片腕でナチスの官房長だったマルティン・ボルマンと言う人物がいる。
戦後、死刑を宣告されるが、当人が死んでいる(らしいが、証拠がない)ため、欠席裁判となった。
実はベルリン陥落時、英国情報部が密かにボルマンを誘拐し、ヒトラーがスイス銀行に預けてある現金や美術品、金塊の口座番号と引き換えに逃亡させ、今も生きていると言う。
著者はその時、現場にいた情報部員らしい。
だが、驚くのはそれだけでは無い。
その指示を出したのがウィンストン・チャーチル(後の英首相)
指揮官はデズモンド・モートン(007シリーズのボンドの上司“M”のモデルと言われる人物)
実行責任者は英情報部のイアン・ランカスター・フレミング中佐(作家、007の原作者)
作戦名は当時フレミングが好んで使っていた偽名ジェームズ・ボンドから取って「オペレーション・J・B」
その他、ジョージ六世、アイゼンハワー、エドワード八世等々の名も出てくる。

もし本書の内容が事実なら絶対ニュースになっているはずだが・・・。
出版社は“事実確認は出来ていないが判断は読者に任せる”と言っている。
事実かどうかはさて置き、エンターテイメントとしては十分に楽しめる作品だ。

ナチス


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麻生幾著 「極秘捜査」

麻生幾著 「極秘捜査〜政府・警察・自衛隊の[対オウム事件ファイル]」(文春文庫/2000年発刊)を読む。
未公開資料をもとに、政府・警察・自衛隊がいかにして「オウム真理教」と闘ったのかを緻密に描いたノンフィクション。
当時のテレビニュースには絶対に出なかった事実。
あらためて無差別テロの恐ろしさと、教団に対する怒りがこみ上げる。
同時に政府・警察・自衛隊のテロ対策の甘さ、連携の悪さ、判断の遅さには読んでいて腹が立ってしかたがなかった。
もし、判断が、行動が早ければ、防げた事件もあったのではないか?
・・・・・何とも言えない。
しかし、死と隣り合わせの現場の第一線で闘っていた者達はいた。
警察官・自衛隊員・医師や看護婦やその他の人々。
彼らの勇気には敬服する。

極秘捜査


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