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ロジャー・ドナルドソン監督 「スパイ・レジェンド (2014)」

録画した映画「スパイ・レジェンド」を観る。

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かつて“ノベンバー・マン”というコードネームでその名を轟かせた伝説の元CIAエージェント、ピーター・デヴェロー。
元同僚で愛していたナタリアの危機を知り、自ら“回収”すべくモスクワへ飛ぶ。
しかしナタリアは、彼の目の前で殺されてしまう。
その殺害を実行したのは、なんとデヴェローがCIA時代に教育した愛弟子メイソンだった。
やがてロシア大統領選を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていくデヴェローだったが…。

【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】

原題の「THE NOVEMBER MAN」って何だと思ったら、内容の説明に

“かつて“ノベンバー・マン”というコードネームでその名を轟かせた伝説の元CIAエージェント、ピーター・デヴェロー“

って書いてあって・・・作中そんな説明があったかな?ノベンバーの意味って?見逃した?

物語自体はそれほど目新しくも無く、どこか古臭い臭いが漂うスパイアクションですが、何となくその手のモノの“良いトコ取り”のようで最後まで飽くことなく楽しめます。

流石にピアース・ブロスナンはこの歳になっても諜報員が似合うカッコよさ。

出来ればスーツやタキシードなどでマティーニ・・・なんて姿も見たかったです。

そのせいか元相棒の若手はちょっと影が薄いように感じました。

また、背も鼻も高い凄腕っぽい女の殺し屋が出て来たのですが、素人にあっけなくヤラれて期待外れ。

ヒロインのオルガ・キュリレンコは「慰めの報酬」でクレイグ・ボンドのボンド・ガールでしたが、今回はブロスナンの相手役。

個人的に好みなので楽しめましたが、ちょっと気になる点が。

もしかして、カットされた部分で2人のベッドシーンがあった?

それっぽい雰囲気があったのでそうではないかと推測できますが、それがあったか無かったかで、その後の二人の信頼関係を図るには大切な場面ですよね・・・決してベッドシーンが見たくて言っているのではありません(笑)。

ウクライナ侵攻の裏で行われた卑劣な行為と言う設定はリアル感満載ですが、それ以外は頭使わず楽しめるアクション映画なので休みの日に酒飲みながら観るには最適。

「カクテル(1988)」「追いつめられて(1987)」「ダンテズ・ピーク(1997)」などの監督なのでどこか古臭さを感じながらも面白く観られたのは、世代だからでしょうか?
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◆「スパイ・レジェンド THE NOVEMBER MAN」 2014年/アメリカ 【108分】
監督:ロジャー・ドナルドソン 原作:ビル・グレンジャー 脚本:マイケル・フィンチ/カール・ガイダシェク 撮影:ロマン・ラクールバ/プロダクションデザイン/ケヴィン・カヴァナー 音楽:マルコ・ベルトラミ 出演:ピアース・ブロスナン/ルーク・ブレイシー/オルガ・キュリレンコ/イライザ・テイラー/カテリーナ・スコーソン/ビル・スミトロヴィッチ/ウィル・パットン

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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

ロバート・ベントン監督 「クレイマー、クレイマー (1979)」

録画した映画「クレイマー、クレイマー」を観る。

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テッドとジョアンナの結婚生活は8年目を迎え、一人息子ビリーも7歳となったクレイマー家。
ジョアンナは、かねてより家庭を顧みず仕事優先の生活を送るテッドに不満を募らせていた。
そしてある日、ついに彼女は自立を決断し、家を出て行ってしまう。
一転して妻に任せっきりとなっていた家事と仕事の両立をせざるを得なくなったテッド。
しかし始めは覚束ないものの、次第に2人の生活にも慣れ、これまで以上に父と子の絆を強めていく。
だがそんな中、ジョアンナが突然養育権を訴えてくる。
失業したことも重なってテッドに不利な形で裁判が進み、養育権はジョアンナ側に。
こうして、テッドとビリーは父子最後の朝食を迎えるのだが…。


【感想・コメント】

離婚と養育権という、社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。

主演のお二人の演技と共に話題を呼び、数々の賞を受賞した本作。

上映当時、私はまだガキだったので観なかったのですが、85年のTV放送された頃には「映画ファンとしては観なければ」と思い観た記憶があります。

ただ・・・正直、やはり若かった私には響くものはあまりなく、フレンチ・トーストを焼く場面とメリル・ストリープの美しさだけが印象に残っています。

kureima-kureima-002.jpg

今回、TV放送されていたので録画して再鑑賞しましたが・・・・

う~ん、今観ると「今更」ってお話に感じるのは時代の流れでしょう。

この手のお話のエポックメーキングであるのは分かりますが、今観ると古い気がします。

女性の自立、離婚、養育権など

未だに昔から考え方が全然進んでいないと言う意見もあるようですが、私的には時代を経た分、やっぱり考え方は変わってきていると思います。

本作で描かれている主人公たち夫婦に全然共感できず、物語にのめり込まない自分がいます。

そのため裁判シーンの前にリタイア。

最後まで観ていないので★は付けません。

結局、昔は私が若すぎて、今は時代が古すぎて、感動出来ない作品になってしまいました。

印象的だったメリル・ストリープの美しさは変わらないのですが。

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◆「クレイマー、クレイマー KRAMER VS. KRAMER」 1979年/アメリカ 【105分】
監督:ロバート・ベントン 原作:アヴェリー・コーマン 脚本:ロバート・ベントン 撮影:ネストール・アルメンドロス 音楽:ヘンリー・パーセル 出演:ダスティン・ホフマン/メリル・ストリープ/ジャスティン・ヘンリー/ジョージ・コー/ジェーン・アレクサンダー/ハワード・ダフ/ジョベス・ウィリアムズ

※1979年アカデミー賞作品賞、主演男優賞(ダスティン・ホフマン)、助演女優賞(メリル・ストリープ/ジェーン・アレクサンダー)、監督賞(ロバート・ベントン)、脚色賞(ロバート・ベントン)受賞
※1979年ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ)、男優賞(ドラマ/ダスティン・ホフマン)、助演女優賞(メリル・ストリープ)、脚本賞(ロバート・ベントン)受賞
※1979年全米批評家協会賞主演男優賞(ダスティン・ホフマン)、助演女優賞(メリル・ストリープ)、監督賞(ロバート・ベントン)


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

アントワーン・フークア監督 「イコライザー2 (2018)」

録画した映画「イコライザー2」を観る。

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今はタクシードライバーとして穏やかな日常を送る元CIAエージェントのロバート・マッコール。
しかしひとたび困っている人を見れば、圧倒的戦闘スキルで悪人たちを一瞬で始末する最強の殺人マシンへと変貌する。
そんなある日、CIA時代の元上官で、唯一の理解者でもあるスーザンが何者かに惨殺される事件が起きる。
怒りに震えるマッコールは自ら真相を突き止めるべく、極秘に捜査を開始。
次第に事件の核心へと近づいていくマッコールは、やがて身内であるCIA、しかも自分と同じ特殊訓練を受けたスペシャリストが関与していることを突き止めるのだったが…。


【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】
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仕事人を続けながらも、それを隠しながら近隣住人たちと親しく穏やかに接する主人公。

そんな中、仕事の元締めが強盗に殺された。

だが、それをプロの暗殺と見抜いた主人公は昔の相棒と犯人探しに動き出す。

しかし、それは相棒とその仕事人仲間の仕業だった。

主人公と対立する中、主人公の隣人にも彼らの魔の手が伸びる・・・・・

って、この手の物語の王道もしくはパターンの展開である、仕事人イコライザーシリーズ第2作。

何もかも前回を超えるトコはありませんが、観れば面白いアクション映画。

深くは考えずに物語に身を任せれば良いお話です。

嵐の中での銃撃戦って目新しいのかな・・・・ただ、お互いやり辛くなっているだけかも。

ラストのスクールバスの中、前作の女の子がいないか探してしまいました。

余韻を残すラストは相変わらずですが、1作目よりも無駄に感じましたね。

どうやら「3」が今年上映される模様。

個人的にはTV放送ならまだしも、この続きを劇場で・・・って気にはならないかな。

いつかTVで放送されるその日まで。

憶えていたら、ですが。

◆「イコライザー2 THE EQUALIZER 2」 2018年/アメリカ 【121分】
監督:アントワーン・フークア キャラクター創造:マイケル・スローン/リチャード・リンドハイム 脚本:リチャード・ウェンク 撮影:オリヴァー・ウッド 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 出演:デンゼル・ワシントン/ペドロ・パスカル/アシュトン・サンダーズ/ビル・プルマン/メリッサ・レオ/サキナ・ジャフリー/ジョナサン・スカーフ/アダム・カースト/オーソン・ビーン

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アントワーン・フークア監督 「イコライザー (2014)」

録画した映画「イコライザー」を観る。

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ホームセンターの真面目な従業員、ロバート・マッコール。
かつては、CIAの凄腕エージェントだった彼だが、引退した今は、自らの過去を消して静かな生活を送っていた。
そんなある日、行きつけのカフェで知り合った少女娼婦テリーが、ロシアン・マフィアから残酷な扱いを受けていることを知る。
見過ごすことが出来ず、ついに封印していた正義の怒りが爆発するマッコール。
単身で敵のアジトに乗り込むや、悪党どもをあっという間に退治してしまう。
これに危機感を抱いたロシアン・マフィア側は、すぐさま最強の殺し屋を送り込んでくるのだったが…。


【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)

【感想・コメント】

出だしの少女娼婦はタクシードライバーを彷彿させ、どこか普通のアクション映画と一味違う雰囲気を醸し出していましたが、中盤よりセガールもしくはニーソンよろしく元海兵隊員で国防情報局の凄腕の特殊工作員って、どっかで聞いた事があるような設定が出てきてちょっと残念。

ただ演技派デンゼル・ワシントンが演じるとちょっと人物に厚みが出ている気がしますし、そこに老人と海やM・トウェインの言葉なんかをちょこっと添えるとあら不思議、なんかとても魅力的で深い人物に感じてしまします。

途中に悪徳刑事のエピソードが入るのも物語の流れとしては良かったと思いますし、助けた少女を最後の最後まで登場させない演出も私的には好きでした。

ただ、前半の「普通のアクション作品と何か違うか」と思わせたコチラを「やっぱりセガールやニーソンなのね」と思わせる後半のアクションシーンはちょっと中弛み。

最後にモスクワまで後始末をしに行く主人公の姿はプロっぽくカッコ良かったのですが、なんか哀愁漂うその後のシーンは蛇足だった気がします。

全体的に「良かった」と思う箇所と、「そうなっちゃうのね」と思う箇所が混在して、褒めているのか貶しているのか分からない文章になりましたが、

この手の映画では面白い方だと思います (上から目線ですが)。

次週は「イコライザー2」が放映されるので、そちらも録画して楽しみに鑑賞します。

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※観た後、イコライザーの意味を調べたら

equalizerは、均衡を保つ人や装置、システムといった意味です。
また「equalizer」は、刃物や銃器など致命的なダメージを与える武器を指す俗語として使われることもあります。


だそうで、うん、2つの意味をかけているのですね、納得。

◆「イコライザー THE EQUALIZER」 2014年/アメリカ 【131分】
監督:アントワーン・フークア キャラクター創造:マイケル・スローン/リチャード・リンドハイム 脚本:リチャード・ウェンク 撮影:マウロ・フィオーレ 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 出演:デンゼル・ワシントン/マートン・ソーカス/クロエ・グレース・モレッツ/デヴィッド・ハーバー/ビル・プルマン/メリッサ・レオ/ヘイリー・ベネット/デヴィッド・ムニエ/ジョニー・スコアーティス/アレックス・ヴィードフ/ウラジミール・クリッチ

〇メモ/アントワーン・フークア監督映画鑑賞一覧
エンド・オブ・ホワイトハウス(2013)/リプレイスメント・キラー(1998)


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テーマ : 洋画
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スチュアート・ローゼンバーグ監督 「マシンガン・パニック (1973)」

レンタルDVDで映画「マシンガン・パニック 」を観る。

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ある日、サンフランシスコでバス大量殺人事件が発生。
車内で銃を乱射した犯人は姿を消し、犠牲者の中には刑事も一人含まれていた。
殉職した刑事とコンビを組んでいた殺人課の刑事マーティンは、新たにラーセンと組み、捜査を開始する。
やがて捜査線上には、迷宮入りのある殺人事件が浮上。
マーティンはその事件との関連性から容疑者を突き止め、尾行を始める。
そしてある時、その男を追って同じバスへ乗り込むマーティンだが…。


【点数】 ★★★★★・・・・・(5/10)

【感想・コメント】

警察小説の古典であり名作と言われるペール・ヴァールー&マイ・シューヴァル著の「笑う警官」を読み始めました。

そんな時、近所のレンタルビデオ店で本作を見つけて驚き。

こちらは昔々に「笑う警官」をハイウッドが映画化した作品で・・・ちなみに「笑う警官」はスウェーデン小説です。

「これを読んだら小説も読みやすくなるかな・・・」

などと考えてレンタルしました。

私の経験上、小説の映画化のほとんどは小説の方が面白いので、映画を観てから小説を読むのもアリかと。



何か出だしよりイメージが全然違っていて・・・まぁ、舞台がスウェーデンとサンフランシスコの違いはあるでしょうが・・・

また、思ったより内容が全然地味で、タイトルの「パニック」より感じられるアクションっぽさはまるで無く、最後にちょっとカーチェイスがあるぐらい。

終わりもどこか唐突でニューシネマっぽいね。

主演のウォルター・マッソーは良い雰囲気は醸し出しているのですが、だからと言って「これが名作か?」との疑問が・・・笑ってる警官も出てこなかったし。

う~ん、期待したほどでも。

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ただ、日本語吹き替えで観たのですが、こちらがなかなかお懐かしいお声ばかりで。

救心の佐藤英夫さんに、ルパンの山田康雄さん、センベイさんの内海賢二さんに、悪徳商人の田口計さん、その他ジャイアンたてかべ和也さんなど。

もう、アフレコし直しが出来ない方ばかりですね・・・多分テレビ放送ではカットされた部分なのでしょう、吹き替えの無い部分は字幕英語になっていました。

久々にルパンではない山田康雄さんの声が聞けて嬉しかったです。

さて

本作よりも面白い事を期待しながら続けて小説を。

◆「マシンガン・パニック THE LAUGHING POLICEMAN」 1973年/アメリカ 【114分】
監督:スチュアート・ローゼンバーグ 原作:マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールー 脚本:トーマス・リックマン 撮影:デヴィッド・M・ウォルシュ 音楽:チャールズ・フォックス 出演:ウォルター・マッソー/ブルース・ダーン/ルイス・ゴセット・Jr/アルバート・ポールセン/アンソニー・ザーブ/キャシー・リー・クロスビー/ジョアンナ・キャシディ/フランシス・リー・マッケイン/ヴァル・アヴェリー/マリオ・ガロ/シャーリー・バラード/ポール・コスロ/ウィリアム・ハンセン/マット・クラーク

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テーマ : 洋画
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ロド・サヤゲス監督 「ドント・ブリーズ2 (2021)」

レンタルDVDで映画「ドント・ブリーズ2」を観る。

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ある日、かつて強盗被害に遭った盲目の老人ノーマン・ノードストロームが暮らす屋敷に、謎の武装集団が忍び込んでくる。
彼らの目的は、ノーマンが秘かに世話していた少女フェニックス。必死の抵抗もむなしく、訓練された集団の前に、ついにフェニックスを連れ去られてしまうノーマンだったが…。


【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)

【感想・コメント】

以前に観た「ドント・ブリーズ」の続編です。

前作では

盲目の老人宅に忍び込んでお金を盗む少年たちが悪でしたが、老人の秘密が明らかになるトコより観ている側は少年たちを応援するって逆転パターンでしたが、今回はそこにまたもう一つ逆転が入って結局は老人を応援してしまう展開に。

今回はサスペンスと言うよりはアクション多めで、変態殺人鬼が主人公になってしまうのは「羊たちの沈黙」のレクターのパターンか。

※そう言えば主役のスティーヴン・ラングはその昔の「刑事グラハム/凍りついた欲望」に出演していましたね。

前作よりもかなり大味で突っ込み所は満載なので、前の様な緊張感や恐怖はなかったのですが、

これはこれで面白かったかな。

少女の両親の真の目的には吹き出してしまったけど、よく考えると結局はあいつらもドラッグ作っているクソ野郎なので仕様がない。

てな訳で、少女とあの最初に殺された女の人以外は誰が殺されようが同情の余地は無いのですが、鉈を持った老人の姿はランボーみたいでカッコ良かった。

最後の最後のおまけシーンは「3」作るかもって意味かな?

家も焼けたので、こんどはよその街で・・・・って「デス・ウィッシュ」?「ブラインド・フューリー」?

そこまで行ったら笑って許せる映画になるんだけどね。

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◆「ドント・ブリーズ2 DON'T BREATHE 2」 2021年/アメリカ 【98分】
監督:ロド・サヤゲス キャラクター創造:フェデ・アルバレス/ロド・サヤゲス 脚本:フェデ・アルバレス/ロド・サヤゲス 撮影:ペドロ・ルケ 音楽:ロケ・バニョス 出演:スティーヴン・ラング/ブレンダン・セクストン三世/マデリン・グレイス/クリスティアン・サギア

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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

フェデ・アルバレス監督 「ドント・ブリーズ (2016)」

レンタルDVDで映画「ドント・ブリーズ」を観る。

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【内容紹介等】

長引く不況ですっかり荒廃した街デトロイトで、少女ロッキーと恋人のマニー、友人のアレックスの3人は重罪にならない程度の空き巣を繰り返していた。
自堕落な親を見限り、幼い妹を連れてここを出て行こうと考えていたロッキーにはまとまった金が必要だったが、そこへマニーがある強盗話を持ちかけてきた。
ターゲットは孤独な盲目の老人で、娘を事故で失った彼は、賠償で得た大金を自宅の地下室に隠し持っているらしいというのだった。
最初は嫌がっていたアレックスも加わり、真夜中の老人宅に侵入した3人だったが、すぐに彼らは自分たちが相手にしている男が、単なる目の見えない無力な老人ではないことを悟るのだった…。


【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)

【感想・コメント】

あれ、似たようなお話なかったかな?

と思わせるのですが、よく考えると斬新なのか。

鎖された家の中での、盲目の老人VS三人組の強盗。

俄然、若い強盗たちが有利に思えますが、舞台は老人の家。

しかも彼は元軍人で、家は真っ暗。

おまけにこの老人は家の地下に秘密を隠しています。

最初、観ている側は

「盲人の家に泥棒に入るような若者はやられちまえ!」

と思っているのですが、お話が進むと泥棒の方を応援してしまいます。

まぁ、突っ込み所はありますが、家の中だけでこれだけ見せる展開や、ストーリーを簡潔に纏めた88分という長さも丁度よい。

いやいや

面白かったです。

最後は

「うっそ~」

ってなったのですが、どうやら続編があるのですね。

近々、そちらもレンタルしたいと思います。

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◆「ドント・ブリーズ DON'T BREATHE」 2016年/アメリカ 【88分】
監督:フェデ・アルバレス 脚本:フェデ・アルバレス/ロド・サヤゲス 撮影:ペドロ・ルケ 音楽:ロケ・バニョス 出演:ジェーン・レヴィ/ディラン・ミネット/ダニエル・ゾヴァット/スティーヴン・ラング

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テーマ : 洋画
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M・ナイト・シャマラン監督 「オールド (2021)」

レンタルDVD「オールド」を観る。

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【内容紹介等】

リゾート地へバカンスにやって来たカッパ一家。
ホテルのマネージャーに勧められ、もう一組の家族と一緒に美しい秘密のビーチへとやって来る。
静かなビーチで思い思いに楽しいひと時を過ごすはずだったカッパ一家に、やがて予想だにしなかった不可解な出来事が次々と襲い掛かってくるのだったが…。


【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)

【感想・コメント】

語り部シャマランの世にも奇妙な物語。

起こる現象のスケールは大きくものすごく不思議なのですが、それを被る人々は閉じ込められた数人の家族たちと、こじんまりと纏まった視点の密室サスペンス。

このギャップ・・・結構好きです。

色々考えるとアラも見えちゃうんですが、それを気にさせない演出が良いかな。

とは言え、途中でルールが見えた時点からちょっと中弛みした所はあり。

一番びっくりしたのはやっぱり妊娠かな。

人の本能だね・・・わずか短時間で。

“謎解きタイムスリラー” って謳い文句ですが、結局、「何でそうなったか」は分かりません。

謎解きらしきは・・・ああ、そうか、あの子の暗号ぐらいかな。

でも本作ではそんな事は関係ない。

流れに身を任せ、次から次へ起こる事件に一喜一憂すれば良い。

どんでん返しからエピローグまできっちりと描いているのも、昨今の映画としては好感が持てます。

なんだかんだ言っても、

この監督の作品が好きなんですよね。

◆「オールド OLD」 2021年/アメリカ 【108分】
監督:M・ナイト・シャマラン 原作:ピエール=オスカル・レヴィ/フレデリック・ペータース 脚本:M・ナイト・シャマラン 撮影:マイケル・ジオラキス 音楽:トレヴァー・ガレキス 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル/ヴィッキー・クリープス/アレックス・ウルフ/トーマシン・マッケンジー/ルーファス・シーウェル/ケン・レオン/ニキ・アムカ=バード/アビー・リー/アーロン・ピエール/キャスリーン・チャルファント

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テーマ : 洋画
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ブライアン・カーク監督 「21ブリッジ (2019)」

録画した映画「21ブリッジ」を観る。

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【内容紹介等】

ある夜、2人組の強盗犯マイケルとレイがブルックリンの店に押し入ると、そこには話に聞いていた量をはるかに上回るコカインが隠されていた。
マイケルが不審に思ったのも束の間、警官隊に突入され、激しい銃撃戦に。
結局、何人もの警官が犠牲になり、マイケルとレイは逃走に成功する。
やがてニューヨーク市警殺人課のアンドレ・デイビス刑事が現場に到着し、麻薬取締班のフランキー・バーンズ刑事とコンビを組み捜査の指揮にあたる。
さっそく21の橋を含むマンハッタン島全域の完全封鎖という大胆な作戦を決行し、犯人追跡に乗り出すアンドレだったが…。


【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)

【感想・コメント】

よくあるB級刑事アクションを想像していましたが、これがなかなか。

設定自体に目新しさはありませんが、テンポが良くてスピーディー。

刑事だけではなく逃亡する犯人にも同情させる演出は上手い。

こいつは犯人、こいつは裏切り者。

そんなのは見え見えなんですが、最後まで緊張が持続できた作品でした。

面白かったです。

ひとつだけ気になったのは

タイトルの「21ブリッジ」はマンハッタンにかかる橋の数らしいのですが

あんまり本編とは関係ないんじゃないかな・・・・・と。

21bridges.jpg

※主役の俳優さんは「ブラックパンサー」で一躍有名になった方ですが、2020年に43歳の若さで亡くなったそうで・・・・だからチラシには「最後の主演作品」とあるのですね。

◆「21ブリッジ 21 BRIDGES」 2019年/中国・アメリカ 【99分】
監督:ブライアン・カーク 原案:アダム・マーヴィス 脚本:アダム・マーヴィス/マシュー・マイケル・カーナハン撮影:ポール・キャメロン 音楽:ヘンリー・ジャックマン/アレックス・ベルチャー 出演:チャドウィック・ボーズマン/シエナ・ミラー/ステファン・ジェームズ/キース・デヴィッド/テイラー・キッチュ/J・K・シモンズ

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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

トニー・スコット監督 「トップガン (1986)」

録画した映画「トップガン」を観る。

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【内容紹介等】

カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。
そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。
若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。
日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。
しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。
その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。


【点数】 ★★★★★・・・・(5/10)

【感想・コメント】

大きな声では言えませんが

私、これ、全然覚えていないです。

監督の作品はたくさん見ていますが

多分、これ、観ていないんだと思います。

仕事の関係で「BEST GUY ベストガイ(1990)」※は観た記憶はありますが(笑)。

だから何で続編の「マーベリック」がそんなにウケたのかも分かりません。

今回初めて鑑賞しましたが

正直、そんなに面白くありませんでした。

青春モノ?恋愛モノ?戦争モノ?

それともF-14のプロモーション?

どれも中途半端。

主人公の挫折も葛藤も薄っぺらい。

Top-Gun-001-Tom-Cruise.jpg

若々しいトムと

F-14の機体はカッコいいのですが・・・・

確か石井明美さんが歌っていましたよね。

主題歌の日本語バージョンを。

それだけがちょっと懐かしい。

◆「トップガン Top Gun」 1986年/アメリカ 【110分】
監督:トニー・スコット 脚本:ジム・キャッシュ/ジャック・エップス・ジュニア 撮影:ジェフリー・L・キンボール 音楽:ハロルド・フォルターメイヤー/ジョルジオ・モロダー 出演:トム・クルーズ/ケリー・マクギリス/ヴァル・キルマー/アンソニー・エドワーズ/トム・スケリット/マイケル・アイアンサイド/ジョン・ストックウェル/ティム・ロビンス/メグ・ライアン

〇メモ/トニー・スコット監督映画鑑賞一覧
トップガン(1986年)/ビバリーヒルズ・コップ2(1987年)/ラスト・ボーイスカウト(1991年)/トゥルー・ロマンス(1993年)/ザ・ファン(1996年)/エネミー・オブ・アメリカ(1998年)/スパイ・ゲーム(2001年)/マイ・ボディガード (2004年)/デジャヴ(2006年)/アンストッパブル (2010年)


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※日本のトム・クルーズこと織田裕二主演の日本版「トップガン」だ!

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