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荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

誉田哲也著 「ブルーマーダー」

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誉田哲也著 「ブルーマーダー」 (光文社文庫/2015年刊)を読む。

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池袋の繁華街。

雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。

池袋署の形事・姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づく―。

圧倒的な戦闘力で夜の街を震撼させる連続殺人鬼の正体とその目的とは?

超弩級のスリルと興奮!大ヒットシリーズ第六弾。

★★★★★★・・・・(6/10)

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高城高著 「函館水上警察」

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高城高著「函館水上警察」(創元推理文庫/2011年6月30日初版)を読む。

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明治二十四年、国際貿易港・函館に誕生した小さな警察署。

署員たちを指揮するのは、アメリカ放浪経験をもち、フェンシングの名手でもある五条文也警部。

ラッコ密猟船の水夫長の変死や、英国軍艦の水兵失踪などの難事件に、男たちは日夜陸と海を駆ける――。

長年の沈黙を破った著者が新境地に挑み、絶賛を博した明治警察物語。

若き日の森鴎外の函館訪問譚「坂の上の対話」を併録。

著者あとがき=高城高/解説=末國善己


★★★★★・・・・・(5/10)

関川夏央著 「『名探偵』に名前はいらない 」

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関川夏央著 「『名探偵』に名前はいらない 」(講談社文庫/1991年10月第1刷)を読む。

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死んでしまった老人の依頼でポルトガルまで人探しに出かけたり、ヤクザの勢力争いに巻き込まれたり、おれの仕事は幅が広い。

“ありふれた愛に関する調査”のほうに、孤独な探偵の命をおびやかす危険が待っていることが多いのは、なぜだろう。

硬質の文体に、あふれる日本的心情を包んで胸に迫る第一作品集。

【収録作品】
「哀しみの街角」「リスボン発二二時五〇分」「十二月にできた友だち」「渡るべき多くの河」 解説/群ようこ

★★★★★★★・・・(7/10) 

今野敏著 「自覚 隠蔽捜査5.5」

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今野敏著「自覚 隠蔽捜査5.5」(新潮文庫/2017年4月第1刷)を読む。

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畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。

関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。

貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。

彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚、大森署署長竜崎伸也だった――。

七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。

「漏洩」「訓練」「人事」「自覚」「実地」「検挙」「送検」収録。


★★★★★★★・・・(7/10)

冲方丁著 「光圀伝」 (下)

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冲方丁著「光圀伝(下)」 (角川文庫/2015年06月20日初版)を読む。

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「我が大義、必ずや成就せん」――老齢の光圀が書き綴る人生は、“あの男”を殺めた日へと近づく。

義をともに歩める伴侶・泰姫と結ばれ、心穏やかな幸せを掴む光圀。

盟友や心の拠り所との死別を経て、やがて水戸藩主となった若き“虎”は、大日本史編纂という空前絶後の大事業に乗り出す。

光圀のもとには同志が集い、その栄誉は絶頂を迎えるが――。

“人の生”を真っ向から描く、至高の大河エンタテインメント!

第3回山田風太郎賞受賞!

尋常ならざる熱量で、その鮮烈な生涯を活写した魂震わす渾身の1500枚!


★★★★★★★★・・(8/10)

桐野夏生著 「ポリティコン(下)」

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桐野夏生著「ポリティコン(下)」(文春文庫/2014年2月第1刷)を読む。

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唯腕村理事長となった東一は、村を立て直すために怪しげな男からカネを借りて新ビジネスを始める。

しかし、村人の理解は得られず、東一の孤独は深まる一方だった。

女に逃げ場を求める東一は、大学進学の費用提供を条件に高校生のマヤと愛人契約を結んでしまう。

金銭でつながった二人だが、東一の心の渇きは一層激しくなり、思いがけない行為で関係を断ち切る。

それから10年、横浜の野毛で暮らしていたマヤのもとに、父親代わりだった北田が危篤状態だという連絡が入る。

帰郷したマヤは、農業ビジネスマンとして成功した東一と運命の再会をした。

満たされぬ二つの魂に待ち受けるのは、破滅か、新天地か。

週刊文春と別冊文藝春秋の連載が融合されて生まれた傑作小説、堂々の完結


★★★★★★・・・・(6/10)

今野敏著 「潮流 東京湾臨海署安積班」

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今野敏著「潮流 東京湾臨海署安積班」(角川春樹事務所/ハルキ文庫/2017年5月第1刷)を読む。

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東京湾臨海署管内で救急搬送の知らせが三件立て続けに入り、同じ毒物で全員が死亡した。

彼らにつながりはなく、共通点も見つからない。

テロの可能性も考えられるなか、犯人らしい人物から臨海署宛に犯行を重ねることを示唆するメールが届く――。

強行犯第一係長・安積警部補は過去に臨海署で扱った事件を調べることになり、四年半前に起きた宮間事件に注目する。

拘留中の宮間は、いまだ無罪を主張しているという。

安積は再捜査を始めようとするが…。


★★★★★★★・・・(7/10)

桐野夏生著 「ポリティコン(上)」

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桐野夏生著「ポリティコン(上)」(文春文庫/2014年2月第1刷)を読む。

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大正時代、東北の寒村に芸術家たちが創ったユートピア「唯腕村」。

1997年3月、村の後継者・東一はこの村で美少女マヤと出会った。

父親は失踪、母親は中国で行方不明になったマヤは、母親の恋人だった北田という謎の人物の「娘」として、外国人妻とともにこの村に流れ着いたのだった。

自らの王国「唯腕村」に囚われた男と、家族もなく国と国の狭間からこぼれ落ちた女は、愛し合い憎み合い、運命を交錯させる。

過疎、高齢化、農業破綻、食品偽装、外国人妻、脱北者、国境…

東アジアをこの十数年間に襲った波は、いやおうなく日本の片隅の村を呑み込んでいった。

ユートピアはいつしかディストピアへ。

今の日本のありのままの姿を、著者が5年の歳月をかけて猫き尽くした渾身の長編小説。


★★★★★★★・・・(7/10)

柴田哲孝著 「渇いた夏」

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柴田哲孝著「渇いた夏 私立探偵 神山健介」 (祥伝社文庫/2010年7月初版)を読む。

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死の直前、伯父が遺したものは何を語るのか。

亡き母の妖艶な写真、殺人事件の調査記録、古い鍵、そして謎の女…。

福島県西郷村の家を相続した私立探偵・神山健介は、伯父の死の真相を探る。

母とともに少年時代を過ごした懐かしい地。

だが、その美しい思い出すらも二〇年前に端を発した一連の事件へと繋がっていた!?

焦熱の太陽が暴く、人間の愛と狂気。

伯父の不審死の真相を追求し始めた、探偵・神山健介が自ら解いた封印とは?


★★★★★★・・・・(6/10)

冲方丁著 「光圀伝」 (上)

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冲方丁著「光圀伝(上)」 (角川文庫/2015年06月20日初版)を読む。

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なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか―。

老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。

父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。

血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。

やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き“虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す―。

生き切る、とはこういうことだ。

誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。


★★★★★★・・・・(5/10)