荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

生頼範義画 「狼の紋章」

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先日実家の本を整理していたら出てきました。

平井和正氏の「狼の紋章」は私が中学生の時にハマった小説です。

また、この頃は生頼範義氏のイラストも大好きで、早川文庫とノンノベルの両方を購入していました。

■「狼の紋章 ウルフガイ〈1〉」(左)
  早川書店/ハヤカワ文庫SF/1971年11月30日発行・1980年12月31日第24刷
  「出さなかった手紙・あとがき・その他} 平井和正

■「狼の紋章 ウルフガイ・シリーズ1」(右)
  祥伝社/ノン・ノベル/1975年7月1日初版・1980年12月10日第15版
  「ウルフガイと“不死身”」 渡辺晋(医学博士 SFドクター)
  「出さなかった手紙・あとがき・その他} 平井和正

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〈悪徳学園〉とあだ名される東京都内の一市立中学校に、ある日転校してきた奇妙な少年―驚くべき強靭な肉体を持ちながらも、どこかくらい虚無の影を宿した、彼。犬神明の行くところ、次々と怪異な事件がまき起こる。学園に巣食うう。悪評きわまりなき非行少年達との凄惨な対決!だが、ナイフで刺され、拳銃に撃たれようとも、〈死〉を知らぬ彼の正体とは・・・・・・!?冒険娯楽SFにかけては他の追随を許さぬベテラン平井和正が、世界各地に今も残る“人狼伝説”に材を得て描き下した大長編活劇第一弾!
【ハヤカワ文庫SF】

犬神明―しなやかな慎重に驚異的な野生の活力を秘めた少年。沈着冷静にして寡黙。傍若無人でふてぶてしいかと思えば繊細。タフでクールでストイックできびしく、そして限りなく優しい。彼は雪に覆われた活火山だ。孤独な影を引いて少年はやってきた。「悪徳学園」と異名をとる私立学園―そこはありとあらゆる人間悪の病巣であった。そこで少年は若く美しい女教師青鹿晶子と宿命の遭遇を遂げる・・・・・・「悪徳学園」を暴力支配する残虐きわまりない非行少年ら狂犬群は、犬神明に牙をむいて襲いかかり、キャンパスを鮮血で染める!愛する者のために氏ね!それが狼の道だ!残忍卑劣な人間暴力に、狼の凄絶な怒りの咆哮が爆発する!
【ノン・ノベル】


内容が同じ話をどちらとも生頼範義氏が挿絵を手掛けているのですが、その発刊年の違いから絵柄が違うのが私としては見どころでした。

で、今回は再度それを見比べてみましたが、ただ単に見べるのも面白みに欠けるのでストーリー・ダイジェストとともに並べてみました。

興味のある方はどうぞ。

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和田竜著 「村上海賊の娘」 第1巻

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和田竜著「村上海賊の娘」 第1巻(新潮文庫/2016年6月第1刷)を読む。

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時は戦国。

乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。

村上海賊――。

瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。

彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景だった。

海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女。

この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く――。

本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞!

木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。
 

★★★★★★・・・・(6/10)

読めない小説

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冲方丁著「マルドゥック・アノニマス」第2巻と和田竜著「村上海賊の娘」第1巻を古本屋で購入しました。

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両方ともとても読みたかった本です。

ですが、まだ読めません。

何故なら

丈武琉著 「セオイ」

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丈武琉著「セオイ」(ハヤカワ文庫JA/2013年初版)を読む。

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「セオイ」――それは、悩める人々が最後に頼ると噂される謎の伝承技である。

技の使い手の鏡山零二と助手の美優は、西新宿の裏路地に居を構え、人知れず老若男女を救っていた。

だがある時、有名作家の事故死との関連でベテラン刑事に目をつけられ、執拗につきまとわれる。

必ずしも無関係とは言いがたいのだが……。

鏡山はやがて、美女連続殺人事件につながる巨大な陰謀の渦中にのみ込まれていく――破格のエンターテインメント長篇!


★★★★★★・・・・(6/10) 

浅田次郎著 「赤猫異聞」

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浅田次郎著「赤猫異聞」(新潮文庫/2014年初版)を読む。

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時は、明治元年暮。

火の手の迫る伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人たち―博奕打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。

牢屋同心の「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員が無罪」との言葉を胸に、自由の身となった三人の向う先には…。

幕末から明治へ、激動の時代をいかに生きるかを描いた、傑作時代長編。


★★★★★★★★・・(8/10)

奈坂秋吾著 「サッポロ無職グラフィティ」

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奈坂秋吾著「サッポロ無職グラフィティ」(メディアワークス文庫/2014年9月25日初版)を読む。

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真夏の札幌。

就活中の万里裕輔は、昔のバイト仲間に誘われて、最近話題の「地下鉄車両に描かれたアート落書き」の清掃バイトに参加することになる。

就職面接連敗中の万里と同じく、知り合いたちも相変わらずの無職揃いだった。

そんな万里たちは、清掃責任者からの報酬に目がくらみ、落書き犯を捜すことに。

札幌市内を南北、東西に走る二つの地下鉄。それぞれの落書きを調べていくうちに、万里たちは思わぬ真相にたどり着く。

フリーター、就活中の大学生、不良たちから女子高生まで、若者たちが札幌の街を駆け抜ける!

無職×青春グラフィティ!


今野敏著 「宰領‐隠蔽捜査5‐」

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今野敏著「宰領‐隠蔽捜査5‐」(新潮文庫/2013年3月1日発行)を読む。

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衆議院議員が行方不明になっている。

伊丹刑事部長にそう告げられた。

牛丸真造は与党の実力者である。

やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと本庁に入電が。

発信地が横須賀市付近という理由で、警視庁・神奈川県警の合同捜査が決定。

指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。

反目する二つの組織、難航する筋読み。

解決の成否は竜崎に委ねられた!


★★★★★★・・・・(6/10)

三浦しをん著 「まほろ駅前番外地」

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三浦しをん著「まほろ駅前番外地」(文春文庫/2012年10月10日第1刷)を読む。

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東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。

汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承ります―。

多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。

【収録作品】
光る石/星良一の優雅な日常/思い出の銀幕/岡夫人は観察する/由良公は運が悪い/逃げる男/なごりの月
解説:池田真紀子


★★★★★★・・・・(6/10)

逢坂剛著 「カプグラの悪夢」

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逢坂剛著「カプグラの悪夢」(講談社文庫/2001年8月15日第1刷)

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失踪の後、娘婿は別人となって現れた!?

現代調査研究所の岡坂神策が探索する心の闇 傑作サスペンス集。

カプグラとは、家族や知人に対して、自分は外見はそっくりでも内部は別の人間に入れ替わっていると主張する症候群。

失踪の後、別人となって現れた娘婿。

果たして彼の正体は?

封印されていた過去の悪夢が蘇る。

現代調査研究所の岡坂神策が「心の闇」を探索する表題作はじめ、極上のサスペンス5編を収録。

【収録】
カプグラの悪夢
暗い森の死
転落のロンド
宝を探す女
過ぎし日の恋
解説 香山二三郎


★★★★★★★★・・(8/10)

今野敏著 「捜査組曲 東京湾臨海署安積班」

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今野敏著「捜査組曲 東京湾臨海署安積班」(角川春樹事務所/ハルキ文庫/2016年7月18日第1刷)を読む。

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お台場のショッピングセンターで、放火との通報が入った。

安積班のメンバーが臨場した時には、警備員がいち早く消火活動を始めたので一大事にならずに済んだ。

警備員に話を聞いた須田は、何か考え込んでいるようで・・・・・・。

三日後、またしても同じショッピングセンター内で、強盗未遂事件が起きる――。

珍しく須田が、この事案をやらせてくれと安積に頼むが・・・・・・(「カデンツァ」より。)

安積班のメンバーをはじめ、強行犯第二係長・相楽、鑑識係・石倉、安積の直属の上司・榊原がそれぞれの物語を音楽用語になぞらえて描く、安積班シリーズの最新短篇集。


★★★★★★★・・・(7/10)