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荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

柴田哲孝著 「早春の化石」 

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柴田哲孝著「早春の化石 私立探偵 神山健介」(祥伝社文庫/2012年3月20日初版)を読む。

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姉の遺体を捜してほしい―。

福島の私立探偵・神山健介は東京から来たモデル・中嶋佳子から奇妙な依頼を受けた。

二年前、ストーカーが双子の姉を拉致。

だが犯人は自殺し、姉はそのまま行方不明になっていた。

手掛かりは「土の中から姉の声が聞こえる」という佳子の曖昧な話だけなのだが…。

やがて死んだ犯人の過去を追ううちに、戦前の満州から続く名家の闇が浮上する。

『TENGU』『GEQ』の著者が贈る極上のハードボイルド・ミステリー。


★★★★★★・・・・(6/10)

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夢枕獏著 「キマイラ青龍変」

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夢枕獏著「キマイラ青龍変」(朝日新聞社/ソノラマノベルス/2009年6月発行)を読む。

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大鳳と久鬼を捜し、キマイラ化を見極めようとする龍王院弘。

この「伯爵病」の格闘家は、いかにしてその能力に目覚めたのか!? そこには、あの宇奈月典善がいた。


★★★★★★・・・・(6/10)

夢枕獏著 「キマイラ13 堕天使変」

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夢枕獏著「キマイラ13 堕天使変」(朝日新聞/ソノラマノベルス/2018年3月30日第1刷)を読む。

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キマイラ化が不老不死に繋がる――!?

西城学園を支配する謎の組織「もののかい」のメンバーは、他人の血を欲するトランシルヴァニア症候群の“D"に感染していた。

森の中で彼らと闘ううち、久鬼麗一の肘が相手の頬肉を喰らう。

そのことは、やがてルシフェル教団の知るところとなる。

そして、物語は再び現在へ――

教団が織部深雪を拉致し、彼女と交換に自身の身柄を要求していることを知った大鳳吼は、深雪を救おうと決意するが……。


★★★★★★・・・・(6/10) 

夢枕獏著 「キマイラ12 曼陀羅変」

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夢枕獏著「キマイラ12 曼陀羅変」(朝日新聞/ソノラマノベルス/2017年1月30日第1刷)を読む。

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中学生の九十九三蔵は、円空寺で、真壁雲斎を訪ねてきた久鬼麗一と初めて出会った。

その後、西城学園の入学式で再会した二人の間には、次第に友情が芽生えていく。

その頃、西城学園は、「もののかい」という空手部と関係があるらしいグループによって支配されていた。

一年生の夏休み、箱根の別荘で過ごしていた久鬼と九十九は、同じ場所で行われていた空手部の常軌を逸した合宿を目撃するが…。


★★★★★★・・・・(6/10) 

誉田哲也著 「ブルーマーダー」

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誉田哲也著 「ブルーマーダー」 (光文社文庫/2015年刊)を読む。

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池袋の繁華街。

雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。

池袋署の形事・姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づく―。

圧倒的な戦闘力で夜の街を震撼させる連続殺人鬼の正体とその目的とは?

超弩級のスリルと興奮!大ヒットシリーズ第六弾。

★★★★★★・・・・(6/10)

高城高著 「函館水上警察」

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高城高著「函館水上警察」(創元推理文庫/2011年6月30日初版)を読む。

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明治二十四年、国際貿易港・函館に誕生した小さな警察署。

署員たちを指揮するのは、アメリカ放浪経験をもち、フェンシングの名手でもある五条文也警部。

ラッコ密猟船の水夫長の変死や、英国軍艦の水兵失踪などの難事件に、男たちは日夜陸と海を駆ける――。

長年の沈黙を破った著者が新境地に挑み、絶賛を博した明治警察物語。

若き日の森鴎外の函館訪問譚「坂の上の対話」を併録。

著者あとがき=高城高/解説=末國善己


★★★★★・・・・・(5/10)

関川夏央著 「『名探偵』に名前はいらない 」

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関川夏央著 「『名探偵』に名前はいらない 」(講談社文庫/1991年10月第1刷)を読む。

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死んでしまった老人の依頼でポルトガルまで人探しに出かけたり、ヤクザの勢力争いに巻き込まれたり、おれの仕事は幅が広い。

“ありふれた愛に関する調査”のほうに、孤独な探偵の命をおびやかす危険が待っていることが多いのは、なぜだろう。

硬質の文体に、あふれる日本的心情を包んで胸に迫る第一作品集。

【収録作品】
「哀しみの街角」「リスボン発二二時五〇分」「十二月にできた友だち」「渡るべき多くの河」 解説/群ようこ

★★★★★★★・・・(7/10) 

今野敏著 「自覚 隠蔽捜査5.5」

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今野敏著「自覚 隠蔽捜査5.5」(新潮文庫/2017年4月第1刷)を読む。

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畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。

関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。

貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。

彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚、大森署署長竜崎伸也だった――。

七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。

「漏洩」「訓練」「人事」「自覚」「実地」「検挙」「送検」収録。


★★★★★★★・・・(7/10)

冲方丁著 「光圀伝」 (下)

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冲方丁著「光圀伝(下)」 (角川文庫/2015年06月20日初版)を読む。

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「我が大義、必ずや成就せん」――老齢の光圀が書き綴る人生は、“あの男”を殺めた日へと近づく。

義をともに歩める伴侶・泰姫と結ばれ、心穏やかな幸せを掴む光圀。

盟友や心の拠り所との死別を経て、やがて水戸藩主となった若き“虎”は、大日本史編纂という空前絶後の大事業に乗り出す。

光圀のもとには同志が集い、その栄誉は絶頂を迎えるが――。

“人の生”を真っ向から描く、至高の大河エンタテインメント!

第3回山田風太郎賞受賞!

尋常ならざる熱量で、その鮮烈な生涯を活写した魂震わす渾身の1500枚!


★★★★★★★★・・(8/10)

桐野夏生著 「ポリティコン(下)」

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桐野夏生著「ポリティコン(下)」(文春文庫/2014年2月第1刷)を読む。

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唯腕村理事長となった東一は、村を立て直すために怪しげな男からカネを借りて新ビジネスを始める。

しかし、村人の理解は得られず、東一の孤独は深まる一方だった。

女に逃げ場を求める東一は、大学進学の費用提供を条件に高校生のマヤと愛人契約を結んでしまう。

金銭でつながった二人だが、東一の心の渇きは一層激しくなり、思いがけない行為で関係を断ち切る。

それから10年、横浜の野毛で暮らしていたマヤのもとに、父親代わりだった北田が危篤状態だという連絡が入る。

帰郷したマヤは、農業ビジネスマンとして成功した東一と運命の再会をした。

満たされぬ二つの魂に待ち受けるのは、破滅か、新天地か。

週刊文春と別冊文藝春秋の連載が融合されて生まれた傑作小説、堂々の完結


★★★★★★・・・・(6/10)