荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
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三浦しをん著 「まほろ駅前狂騒曲」
三浦しをん著 「まほろ駅前狂騒曲」(文春文庫/2017年9月第1刷)を読む。

まほろ市は東京都南西部最大の町。
駅前で便利屋「多田便利軒」を営む多田啓介と、居候になって丸二年がたつ行天春彦。
二人のもとに、かつてない依頼が……それは、夏の間、四歳の女の子「はる」を預かること。
慣れないことに悪戦苦闘する二人に、忍び寄る「魔の手」!
まほろ市内で無農薬野菜を生産販売する「家庭と健康食品協会」の幹部・沢村。
まほろの裏社会を仕切る、若きボス・星。
地元のバス会社・横浜中央交通(横中)に目を光らす岡老人。
彼らのおかげで、二人は前代未聞の大騒動に巻き込まれる!
文庫特典 短篇「サンタとトナカイはいい相棒」収録。
〇解説・岸本佐知子(翻訳家)。
★★★★★★★・・・(7/10)

まほろ市は東京都南西部最大の町。
駅前で便利屋「多田便利軒」を営む多田啓介と、居候になって丸二年がたつ行天春彦。
二人のもとに、かつてない依頼が……それは、夏の間、四歳の女の子「はる」を預かること。
慣れないことに悪戦苦闘する二人に、忍び寄る「魔の手」!
まほろ市内で無農薬野菜を生産販売する「家庭と健康食品協会」の幹部・沢村。
まほろの裏社会を仕切る、若きボス・星。
地元のバス会社・横浜中央交通(横中)に目を光らす岡老人。
彼らのおかげで、二人は前代未聞の大騒動に巻き込まれる!
文庫特典 短篇「サンタとトナカイはいい相棒」収録。
〇解説・岸本佐知子(翻訳家)。
★★★★★★★・・・(7/10)
服部義史著 「恐怖実話 北怪道」
服部義史著「恐怖実話 北怪道」(竹書房文庫/2020年5月第3刷)を読む。

北海道は「北怪道」。
地元を愛してやまぬ著者が、あやしと不思議に満ちた道内の怪異譚を丹念な取材で聞き集めた実話怪談集。
病院跡地のスロープで三人の男が見たものは…「U別炭鉱周辺の闇」、自殺があったと噂の湯船から聞こえる音…「S笏湖の廃墟」、はぐれた夫婦がそれぞれに体験した異界…「M周湖の霧人」、墓地でふざけた男の辿る末路…「T田墓地に眠る魂」他、札幌、千歳を皮切りに、旭川、富良野を通って釧路、弟子屈、そこから紋別、稚内と北上し、海岸沿いに石狩、小樽と下って道南の函館、松前に至る一大怪拓記。」
アイヌや開拓の歴史を背景に生まれたしばれる恐怖。
北海道のもうひとつのガイドブックとして楽しんでいただければ幸いである。

北海道は「北怪道」。
地元を愛してやまぬ著者が、あやしと不思議に満ちた道内の怪異譚を丹念な取材で聞き集めた実話怪談集。
病院跡地のスロープで三人の男が見たものは…「U別炭鉱周辺の闇」、自殺があったと噂の湯船から聞こえる音…「S笏湖の廃墟」、はぐれた夫婦がそれぞれに体験した異界…「M周湖の霧人」、墓地でふざけた男の辿る末路…「T田墓地に眠る魂」他、札幌、千歳を皮切りに、旭川、富良野を通って釧路、弟子屈、そこから紋別、稚内と北上し、海岸沿いに石狩、小樽と下って道南の函館、松前に至る一大怪拓記。」
アイヌや開拓の歴史を背景に生まれたしばれる恐怖。
北海道のもうひとつのガイドブックとして楽しんでいただければ幸いである。
新津きよみ著 「トライアングル」
新津きよみ著「トライアングル」(角川グループパブリッシング刊/2009年2月5版)を読む。

郷田亮二は、駆け出しの刑事。
医学部を卒業して医師になったが、医師を辞めて刑事になったという変わった経歴の持ち主である。
亮二のこの経歴には、過去に遭遇した事件が大きく影響していた。
十歳の時、初恋の少女・葛城佐智恵が誘拐され、殺されたのだ。
事件から十五年が経って時効が成立した時、亮二は自ら刑事となって、この事件を追い続けることを決意した。
そんな亮二の前に、「葛城サチ」と名乗る美しい女性が現れた。
彼女は、殺された葛城佐智恵にあまりにも似ていた。
この女性はいったい何者なのか―?亮二の心は激しく揺れ動く。
★★★★★★・・・・(6/10)

郷田亮二は、駆け出しの刑事。
医学部を卒業して医師になったが、医師を辞めて刑事になったという変わった経歴の持ち主である。
亮二のこの経歴には、過去に遭遇した事件が大きく影響していた。
十歳の時、初恋の少女・葛城佐智恵が誘拐され、殺されたのだ。
事件から十五年が経って時効が成立した時、亮二は自ら刑事となって、この事件を追い続けることを決意した。
そんな亮二の前に、「葛城サチ」と名乗る美しい女性が現れた。
彼女は、殺された葛城佐智恵にあまりにも似ていた。
この女性はいったい何者なのか―?亮二の心は激しく揺れ動く。
★★★★★★・・・・(6/10)