荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

奈坂秋吾著 「サッポロ無職グラフィティ」

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奈坂秋吾著「サッポロ無職グラフィティ」(メディアワークス文庫/2014年9月25日初版)を読む。

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真夏の札幌。

就活中の万里裕輔は、昔のバイト仲間に誘われて、最近話題の「地下鉄車両に描かれたアート落書き」の清掃バイトに参加することになる。

就職面接連敗中の万里と同じく、知り合いたちも相変わらずの無職揃いだった。

そんな万里たちは、清掃責任者からの報酬に目がくらみ、落書き犯を捜すことに。

札幌市内を南北、東西に走る二つの地下鉄。それぞれの落書きを調べていくうちに、万里たちは思わぬ真相にたどり着く。

フリーター、就活中の大学生、不良たちから女子高生まで、若者たちが札幌の街を駆け抜ける!

無職×青春グラフィティ!


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今野敏著 「宰領‐隠蔽捜査5‐」

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今野敏著「宰領‐隠蔽捜査5‐」(新潮文庫/2013年3月1日発行)を読む。

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衆議院議員が行方不明になっている。

伊丹刑事部長にそう告げられた。

牛丸真造は与党の実力者である。

やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと本庁に入電が。

発信地が横須賀市付近という理由で、警視庁・神奈川県警の合同捜査が決定。

指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。

反目する二つの組織、難航する筋読み。

解決の成否は竜崎に委ねられた!


★★★★★★・・・・(6/10)

三浦しをん著 「まほろ駅前番外地」

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三浦しをん著「まほろ駅前番外地」(文春文庫/2012年10月10日第1刷)を読む。

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東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。

汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承ります―。

多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。

【収録作品】
光る石/星良一の優雅な日常/思い出の銀幕/岡夫人は観察する/由良公は運が悪い/逃げる男/なごりの月
解説:池田真紀子


★★★★★★・・・・(6/10)

逢坂剛著 「カプグラの悪夢」

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逢坂剛著「カプグラの悪夢」(講談社文庫/2001年8月15日第1刷)

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失踪の後、娘婿は別人となって現れた!?

現代調査研究所の岡坂神策が探索する心の闇 傑作サスペンス集。

カプグラとは、家族や知人に対して、自分は外見はそっくりでも内部は別の人間に入れ替わっていると主張する症候群。

失踪の後、別人となって現れた娘婿。

果たして彼の正体は?

封印されていた過去の悪夢が蘇る。

現代調査研究所の岡坂神策が「心の闇」を探索する表題作はじめ、極上のサスペンス5編を収録。

【収録】
カプグラの悪夢
暗い森の死
転落のロンド
宝を探す女
過ぎし日の恋
解説 香山二三郎


★★★★★★★★・・(8/10)

スティーヴン・キング著 「1922」

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スティーヴン・キング著「1922」を読む。

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8年前、私は息子とともに妻を殺し、古井戸に捨てた。

殺すことに迷いはなかった。

しかし私と息子は、これをきっかけに底なしの破滅へと落下しはじめたのだ…

罪悪のもたらす魂の地獄!恐怖の帝王がパワフルな筆致で圧倒する荒涼たる犯罪小説「1922」と、黒いユーモア満載の「公正な取引」を収録。

【収録作】
「1922:1922」 訳:横山啓阿明
「公正な取引: Good Marriage」 訳:中川聖
・作品解説 編集部


★★★★★★★・・・(7/10) 

ロバート・B・パーカー著 「昔日」

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ロバート・B・パーカー著 加賀山卓朗訳 「昔日:Now and Then」(早川書房/ハヤカワ・ミステリ文庫/2011年刊)を読む。

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「大学教授をつとめる妻の言動がおかしい、調べてくれないか」

そう依頼してきた男は妻への疑いと愛情のはざまで苦悩していた。

その姿に過去の自分を重ねたスペンサーは、日頃は引き受けない浮気調査に取り組む。

やはり妻は同僚の教授と浮気をしていた。

だが、その調査は意外な事実を掘り当てていた。

妻の浮気相手は、ただならぬ背景を持つ危険人物だったのだ。

そして犠牲者が……許し難い敵にスペンサーの怒りが炸裂する


★★★★★★★・・・(7/10) 

今野敏著 「捜査組曲 東京湾臨海署安積班」

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今野敏著「捜査組曲 東京湾臨海署安積班」(角川春樹事務所/ハルキ文庫/2016年7月18日第1刷)を読む。

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お台場のショッピングセンターで、放火との通報が入った。

安積班のメンバーが臨場した時には、警備員がいち早く消火活動を始めたので一大事にならずに済んだ。

警備員に話を聞いた須田は、何か考え込んでいるようで・・・・・・。

三日後、またしても同じショッピングセンター内で、強盗未遂事件が起きる――。

珍しく須田が、この事案をやらせてくれと安積に頼むが・・・・・・(「カデンツァ」より。)

安積班のメンバーをはじめ、強行犯第二係長・相楽、鑑識係・石倉、安積の直属の上司・榊原がそれぞれの物語を音楽用語になぞらえて描く、安積班シリーズの最新短篇集。


★★★★★★★・・・(7/10)

スティーヴン・キング著 「ブルックリンの八月」

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スティーヴン・キング著「ブルックリンの八月」(文藝春秋/文春文庫/2006年12月10日第1刷)を読む。

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ワトスン博士が名推理をみせるホームズ譚。

息子オーエンの所属する少年野球チームの活躍をいきいきと描くノンフィクション。

そしてエベッツ・フィールドに躍動した、いにしえのブルックリン・ドジャースに思いを馳せる詩。

“ホラーの帝王”にとどまらない、キングの多彩な側面を堪能できる6篇を収録。

【収録作】
「第五の男:The Fifth Quarter」 訳:吉野美恵子
「ワトスン博士の事件:The Doctor's Case」 訳:吉野美恵子
「アミニー最後の事件:Umney's Last Case」 訳:小尾芙佐
「ヘッド・ダウン:Head Down」 訳:永井淳
「ブルックリンの八月:Brooklyn August」 訳:永井淳
・スティーヴン・キングによる作品解説 訳:永井淳・白石朗
「乞食とダイヤモンド:The Beggar and the Diamond」 訳:永井淳


★★★★★・・・・・(5/10) 

佐々木穣著 「憂いなき街」

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佐々木穣著「憂いなき街」(角川春樹事務所/ハルキ文庫/2015年8月18日第1刷)を読む。

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サッポロ・シティ・ジャズで賑わい始めた初夏の札幌・市内で起きた宝石商の強盗事件を追っていた機動捜査隊の津久井卓は、当番明けの夜に立ち寄ったバー「ブラックバード」でピアニストの安西奈津美と出会う。

彼女は、人気アルトサックス・プレーヤーの四方田純から声がかかり、シティ・ジャズへの出演を控えていた。

ジャズの話をしながら急速に深まる津久井と奈津美の仲。

しかし、そんななか中島公園近くの池で女性死体が見つかり、奈津美に容疑がかかってしまう…。

大好評、“北海道警察”シリーズ、第七弾。


★★★★★★・・・・(6/10)

ロバート・B・パーカー著 「殺意のコイン」

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ロバート・B・パーカー著 奥村章子訳 「殺意のコイン:Spare Change」(早川書房/ハヤカワミステリ文庫/2008年刊)を読む。

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◆Robert Brown Parker 「Spare Change」 (2007/USA)

血を流して横たわる被害者。

何者かに頭を撃ちぬかれたのだ。

そのかたわらには三枚のコインが……二十年前にボストンを震撼させた連続殺人鬼が犯行を再開した。

かつて捜査を担当したサニーの父、フィル・ランドル元警部のもとにも、犯人からと思われる人を食ったような手紙が届く。

闇に消えた殺人鬼が舞い戻ったのか?

父に協力するサニーは、一人の男に焦点を絞り、危険な賭けに挑む。

息づまる対決を描くシリーズ最新作


★★★★★★★・・・(7/10)