荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
白石晃士監督 「貞子vs伽椰子 (2016)」 【2】
TVで映画「貞子vs伽椰子」を観る。

女子大生の有里は、見たら2日後に必ず死ぬという“呪いのビデオ”を見てしまった親友の夏美を救おうと奔走し、異端の霊能者・常盤経蔵とその相棒で強い霊感を持つ盲目の少女・珠緒と出会う。
一方、“呪いの家”の向いに引っ越してきた女子高生の鈴花。
ある日、彼女は思わずその家に足を踏み入れてしまう。
そんな2つの呪いを解くために経蔵が企てた秘策は、貞子と伽椰子を激突させるという驚くべきものだったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
以前に一度観ていますが、全然記憶が無いので再鑑賞。
面白くなかったら途中で止めようと思っていました。
ですが、最後まで鑑賞。
まぁ、結果的にはそれほど怖くも面白くも無かったのですが
コチラのお二人を鑑賞してたってトコでしょうか。

酒井法子、中谷美紀、仲間由紀恵、栗山千明、新山千春、佐々木希、トリンドル玲奈、石原さとみ、黒島結菜、橋本愛、池田エライザ等々
ジャパニーズホラーには美女が付き物ですので、そちらを鑑賞するのも間違った観方では無い・・・かと。
◆「貞子vs伽椰子」 2016年/日本 【99分】
監督:白石晃士 脚本:白石晃士 撮影:四宮秀俊 音楽:遠藤浩二 主題歌:聖飢魔II 出演:山本美月/玉城ティナ/佐津川愛美/七海エリー/遠藤留奈/芝本麟太郎/田中美里/甲本雅裕/安藤政信
※この後の「リングシリーズ」では本作は無かったお話になっているのですね(笑)。
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女子大生の有里は、見たら2日後に必ず死ぬという“呪いのビデオ”を見てしまった親友の夏美を救おうと奔走し、異端の霊能者・常盤経蔵とその相棒で強い霊感を持つ盲目の少女・珠緒と出会う。
一方、“呪いの家”の向いに引っ越してきた女子高生の鈴花。
ある日、彼女は思わずその家に足を踏み入れてしまう。
そんな2つの呪いを解くために経蔵が企てた秘策は、貞子と伽椰子を激突させるという驚くべきものだったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
以前に一度観ていますが、全然記憶が無いので再鑑賞。
面白くなかったら途中で止めようと思っていました。
ですが、最後まで鑑賞。
まぁ、結果的にはそれほど怖くも面白くも無かったのですが
コチラのお二人を鑑賞してたってトコでしょうか。

酒井法子、中谷美紀、仲間由紀恵、栗山千明、新山千春、佐々木希、トリンドル玲奈、石原さとみ、黒島結菜、橋本愛、池田エライザ等々
ジャパニーズホラーには美女が付き物ですので、そちらを鑑賞するのも間違った観方では無い・・・かと。
◆「貞子vs伽椰子」 2016年/日本 【99分】
監督:白石晃士 脚本:白石晃士 撮影:四宮秀俊 音楽:遠藤浩二 主題歌:聖飢魔II 出演:山本美月/玉城ティナ/佐津川愛美/七海エリー/遠藤留奈/芝本麟太郎/田中美里/甲本雅裕/安藤政信
※この後の「リングシリーズ」では本作は無かったお話になっているのですね(笑)。
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是枝裕和監督 「ベイビー・ブローカー (2020)」
レンタルDVDで映画「ベイビー・ブローカー」を観る。

古びたクリーニング店を営むサンヒョン。
借金に追われる彼は、“赤ちゃんポスト”を運営する施設で働く若い男ドンスと手を組み、赤ん坊をこっそり連れ出しては、新しい親を見つけて謝礼を受け取る違法な商売をしていた。
ある時、赤ん坊を連れ出した2人の前に、思い直して戻ってきた若い母親ソヨンが現れる。
ちゃんとした養父母を見つけるためと言い訳した2人に、自分も同行すると言い出すソヨン。
こうして思いがけず赤ん坊の母親と一緒に養父母探しに旅に出るハメになったサンヒョンとドンス。
そして、そんな彼らの行動を、現行犯で逮捕しようと目論む2人の刑事が執拗に監視していたのだったが…。
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)
【感想・コメント】
良い映画です。
メッセージ性が強く是枝監督の映画って気がします。
美しい映像とナチュラルな演技。
物語に根っからの悪人は出て来ません。
希望があって観ていて心が温まります。
正直
その分、スレたオッさんには物足りません。
この布陣なら、もっと登場人物の影の部分も表現できたはず。
そんな風に思ってしまいます。
観終わって1週間も経っていませんが
物語の半分は忘れています。
観ていて落涙はしましたが
それほど印象に残っていないのが不思議な作品でした。

※昔、韓国映画を観始めの頃、どの作品が面白いのかも分からず、とりあえず
ソン・ガンホとペ・ドゥナ
どちらかの名前があればハズレはないって基準でレンタルしていました。
今となっては懐かしいです。
◆「ベイビー・ブローカー BROKER」 2020年/韓国 【130分】
監督:是枝裕和 脚本:是枝裕和 撮影:ホン・ギョンピョ 編集:是枝裕和 音楽:チョン・ジェイル 出演:ソン・ガンホ/カン・ドンウォン/ペ・ドゥナ/イ・ジウン/イ・ジュヨン
※第75回カンヌ国際映画祭 エキュメニカル審査員賞受賞、最優秀男優賞(ソン・ガンホ)受賞
※第39回 ミュンヘン国際映画祭 最高賞受賞
※第50回 ノルウェー国際映画祭 レイ・オブ・サンシャイン・アワード受賞
※第27回 春史国際映画賞、国際監督賞(是枝裕和)受賞、新人女優賞(イ・ジウン)受賞
※第79回 ヴェネツィア国際映画祭 ロベール・ブレッソン賞(是枝裕和)受賞
※第42回 ハワイ国際映画祭 ヴィジョン・イン・フィルム賞(是枝裕和)受賞
※第42回 韓国映画評論家協会賞 新人女優賞(イ・ジウン)受賞
※第16回 アジアンフィルムアワード 監督賞(是枝裕和)受賞
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古びたクリーニング店を営むサンヒョン。
借金に追われる彼は、“赤ちゃんポスト”を運営する施設で働く若い男ドンスと手を組み、赤ん坊をこっそり連れ出しては、新しい親を見つけて謝礼を受け取る違法な商売をしていた。
ある時、赤ん坊を連れ出した2人の前に、思い直して戻ってきた若い母親ソヨンが現れる。
ちゃんとした養父母を見つけるためと言い訳した2人に、自分も同行すると言い出すソヨン。
こうして思いがけず赤ん坊の母親と一緒に養父母探しに旅に出るハメになったサンヒョンとドンス。
そして、そんな彼らの行動を、現行犯で逮捕しようと目論む2人の刑事が執拗に監視していたのだったが…。
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)
【感想・コメント】
良い映画です。
メッセージ性が強く是枝監督の映画って気がします。
美しい映像とナチュラルな演技。
物語に根っからの悪人は出て来ません。
希望があって観ていて心が温まります。
正直
その分、スレたオッさんには物足りません。
この布陣なら、もっと登場人物の影の部分も表現できたはず。
そんな風に思ってしまいます。
観終わって1週間も経っていませんが
物語の半分は忘れています。
観ていて落涙はしましたが
それほど印象に残っていないのが不思議な作品でした。

※昔、韓国映画を観始めの頃、どの作品が面白いのかも分からず、とりあえず
ソン・ガンホとペ・ドゥナ
どちらかの名前があればハズレはないって基準でレンタルしていました。
今となっては懐かしいです。
◆「ベイビー・ブローカー BROKER」 2020年/韓国 【130分】
監督:是枝裕和 脚本:是枝裕和 撮影:ホン・ギョンピョ 編集:是枝裕和 音楽:チョン・ジェイル 出演:ソン・ガンホ/カン・ドンウォン/ペ・ドゥナ/イ・ジウン/イ・ジュヨン
※第75回カンヌ国際映画祭 エキュメニカル審査員賞受賞、最優秀男優賞(ソン・ガンホ)受賞
※第39回 ミュンヘン国際映画祭 最高賞受賞
※第50回 ノルウェー国際映画祭 レイ・オブ・サンシャイン・アワード受賞
※第27回 春史国際映画賞、国際監督賞(是枝裕和)受賞、新人女優賞(イ・ジウン)受賞
※第79回 ヴェネツィア国際映画祭 ロベール・ブレッソン賞(是枝裕和)受賞
※第42回 ハワイ国際映画祭 ヴィジョン・イン・フィルム賞(是枝裕和)受賞
※第42回 韓国映画評論家協会賞 新人女優賞(イ・ジウン)受賞
※第16回 アジアンフィルムアワード 監督賞(是枝裕和)受賞
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内田英治監督 「雨に叫べば (2021)」
レンタルDVDで映画「雨に叫べば」を観る。

1988年、とあるスタジオ。
まだ男尊女卑やパワハラの匂いが残る時代の撮影現場。
女監督・花子は現場で悪戦苦闘していた。
まだ現場慣れしておらず、意味不明の理由でテイクを重ねる新人女監督の花子に対して助監督、撮影部、照明部、録音部スタッフたちのフラストレーションは溜まる一方。
控え室では「カラミのシーンがあるなんで聞いてない! 」と前貼りを嫌がるアイドル俳優・新二と「前貼りなんていらないわ」と豪語する落ち目のベテラン女優・楓の間ではトラブルが勃発していた。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
昨年「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、各映画賞レースを席捲した内田監督の作品と聞きレンタルしました。
アメリカ映画界を、コメディを交えて描いたミュージカルの名作「雨に唄えば」を捩ったタイトルの本作は、1980年代の男社会の日本映画界を舞台に、デビュー作に挑む女監督の奮闘を描いた作品。
もちろんコメディタッチでありながらも、映画愛に溢れた、最後はちょっとミュージカル(?)な“カオス”なドラマです。
主演の松本まりかさんを筆頭に出演者も個性派揃いで、どこかB級の臭いが漂う作品なので大いに期待して鑑賞しましたが・・・

なんか惜しい!ってお話でした。
偉そうに言いますが
一人ではなく第三者の意見を取り入れ
ストーリーをもっと練りに練ったら
とても面白い作品になっていただろう!
と思わされる作品でした。
作中、演出や台詞で「なんで、それだけで終わる!」って所々で感じてしまいましたし、「こっから、あそこに引っ張ったら良かったのに!」って思う所もしばしば。
昔の男尊女卑やパワハラなどを多少ディスっていますが、それも何か中途半端な気が。
まぁ、私の素人考えなので、そんな事は百も承知でプロの方がそのようにしているのかもしれませんが。
とにかく、面白かったのですが、期待を上回る事はなかったかな(15禁も含め)。
とは言えちょっと気になる監督なので他の監督作品も見てみようかと思います・・・どうやら近所のレンタル屋に置いてある作品は少ないようですが。
※出だしの「万引き家族」の女の子、大きくなったなぁ・・・・。
◆「雨に叫べば」 2021年/日本 【102分】
監督:内田英治 脚本:内田英治 音楽:小林洋平 出演:松本まりか/大山真絵子/モトーラ世理奈/渋川清彦/矢柴俊博/内田慈/石川瑠華/佐々木みゆ/ふせえり/須賀健太/濱田岳/矢本悠馬/相島一之/本田博太郎/大和田伸也/高橋和也
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1988年、とあるスタジオ。
まだ男尊女卑やパワハラの匂いが残る時代の撮影現場。
女監督・花子は現場で悪戦苦闘していた。
まだ現場慣れしておらず、意味不明の理由でテイクを重ねる新人女監督の花子に対して助監督、撮影部、照明部、録音部スタッフたちのフラストレーションは溜まる一方。
控え室では「カラミのシーンがあるなんで聞いてない! 」と前貼りを嫌がるアイドル俳優・新二と「前貼りなんていらないわ」と豪語する落ち目のベテラン女優・楓の間ではトラブルが勃発していた。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
昨年「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、各映画賞レースを席捲した内田監督の作品と聞きレンタルしました。
アメリカ映画界を、コメディを交えて描いたミュージカルの名作「雨に唄えば」を捩ったタイトルの本作は、1980年代の男社会の日本映画界を舞台に、デビュー作に挑む女監督の奮闘を描いた作品。
もちろんコメディタッチでありながらも、映画愛に溢れた、最後はちょっとミュージカル(?)な“カオス”なドラマです。
主演の松本まりかさんを筆頭に出演者も個性派揃いで、どこかB級の臭いが漂う作品なので大いに期待して鑑賞しましたが・・・

なんか惜しい!ってお話でした。
偉そうに言いますが
一人ではなく第三者の意見を取り入れ
ストーリーをもっと練りに練ったら
とても面白い作品になっていただろう!
と思わされる作品でした。
作中、演出や台詞で「なんで、それだけで終わる!」って所々で感じてしまいましたし、「こっから、あそこに引っ張ったら良かったのに!」って思う所もしばしば。
昔の男尊女卑やパワハラなどを多少ディスっていますが、それも何か中途半端な気が。
まぁ、私の素人考えなので、そんな事は百も承知でプロの方がそのようにしているのかもしれませんが。
とにかく、面白かったのですが、期待を上回る事はなかったかな(15禁も含め)。
とは言えちょっと気になる監督なので他の監督作品も見てみようかと思います・・・どうやら近所のレンタル屋に置いてある作品は少ないようですが。
※出だしの「万引き家族」の女の子、大きくなったなぁ・・・・。
◆「雨に叫べば」 2021年/日本 【102分】
監督:内田英治 脚本:内田英治 音楽:小林洋平 出演:松本まりか/大山真絵子/モトーラ世理奈/渋川清彦/矢柴俊博/内田慈/石川瑠華/佐々木みゆ/ふせえり/須賀健太/濱田岳/矢本悠馬/相島一之/本田博太郎/大和田伸也/高橋和也
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井口昇監督 「惡の華 (2019)」
映画「惡の華」を観る。

周りを山に囲まれ閉塞感漂う地方都市に暮らす中学2年の春日高男。
ボードレールの詩集『惡の華』を愛読し、誰とも理解し合えない孤独な毎日を送っていた。
そんなある日、ふとした出来心から、憧れのクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を盗んでしまう。
しかしその現場をクラスの問題児・仲村佐和に見られてしまう。
そして秘密にする代わりに、彼女の命令に従うよう強要され、その変態的な要求に次第に精神的に追い詰められていく春日だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(7/10)
【感想・コメント】
漫画が原作なのは知っていましたが、内容までは・・・・確か主人公が好きな女の子の体操着を盗んで、それをネタに他の女の子から脅されるって出だしだったような。
何か甘酸っぱくもちょっとエッチな青春モノ。
タイトルにボードレールの「悪の華」なんて仰々しくて内容にそぐわない。
なんて勝手に思っていましたが、観ると結構ハードなお話で、「悪の華」も作品のガジェットとしては有効でしたね。
ちょっと退廃的な文学臭がするのも良い。
意外と面白かったです。
思春期特有の心の闇ってのは誰にでもある事だろうと思いますが、その青臭さを鮮烈に描いていて、今となっては思い出せないほど遥かな昔をちょっと思い出させてくれたかな。
ただ、主演の玉城ティナさんが綺麗過ぎて、実写のリアル感をそいでいる気がしました。
私が何より驚いたのが監督のお名前。
えっ、井口監督?
あの「片腕マシンガール」「デッド寿司」「ヌイグルマーZ」の?
夕張映画祭では「電人ザボーガー」の宣伝で、パンツ1枚でステージに上がっていた、あの監督?
失礼ながら
一般人向けの映画を撮られるとは思わなんだ(笑)。

◆「惡の華」 2019年/日本 【127分】
監督:井口昇 原作:押見修造 脚本:岡田麿里 撮影:早坂伸 音楽:福田裕彦 出演:伊藤健太郎/玉城ティナ/秋田汐梨/飯豊まりえ/高橋和也/村杉蝉之介/松本若菜/黒沢あすか/坂井真紀/佐々木すみ江/鶴見辰吾
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周りを山に囲まれ閉塞感漂う地方都市に暮らす中学2年の春日高男。
ボードレールの詩集『惡の華』を愛読し、誰とも理解し合えない孤独な毎日を送っていた。
そんなある日、ふとした出来心から、憧れのクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を盗んでしまう。
しかしその現場をクラスの問題児・仲村佐和に見られてしまう。
そして秘密にする代わりに、彼女の命令に従うよう強要され、その変態的な要求に次第に精神的に追い詰められていく春日だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(7/10)
【感想・コメント】
漫画が原作なのは知っていましたが、内容までは・・・・確か主人公が好きな女の子の体操着を盗んで、それをネタに他の女の子から脅されるって出だしだったような。
何か甘酸っぱくもちょっとエッチな青春モノ。
タイトルにボードレールの「悪の華」なんて仰々しくて内容にそぐわない。
なんて勝手に思っていましたが、観ると結構ハードなお話で、「悪の華」も作品のガジェットとしては有効でしたね。
ちょっと退廃的な文学臭がするのも良い。
意外と面白かったです。
思春期特有の心の闇ってのは誰にでもある事だろうと思いますが、その青臭さを鮮烈に描いていて、今となっては思い出せないほど遥かな昔をちょっと思い出させてくれたかな。
ただ、主演の玉城ティナさんが綺麗過ぎて、実写のリアル感をそいでいる気がしました。
私が何より驚いたのが監督のお名前。
えっ、井口監督?
あの「片腕マシンガール」「デッド寿司」「ヌイグルマーZ」の?
夕張映画祭では「電人ザボーガー」の宣伝で、パンツ1枚でステージに上がっていた、あの監督?
失礼ながら
一般人向けの映画を撮られるとは思わなんだ(笑)。

◆「惡の華」 2019年/日本 【127分】
監督:井口昇 原作:押見修造 脚本:岡田麿里 撮影:早坂伸 音楽:福田裕彦 出演:伊藤健太郎/玉城ティナ/秋田汐梨/飯豊まりえ/高橋和也/村杉蝉之介/松本若菜/黒沢あすか/坂井真紀/佐々木すみ江/鶴見辰吾
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前田弘二監督 「セーラー服と機関銃 -卒業- (2015)」
録画した映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」を観る。

一度は弱小ヤクザ“目高組”の組長をやるハメになった星泉。
高校3年生の今は組も解散し、商店街にある“メダカカフェ”の店長となって平穏な日々を送っていた。
そんな中、巷では浜口組を傘下におさめたホリウチ組が暗躍し、泉の街が破壊されようとしていた。
任侠道にもとるホリウチ組のやり口に反発する浜口組の幹部・月永に思いがけず協力を求められ、再びヤクザの世界へと足を踏み入れるハメになった泉だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
オッさんは世代です・・・もちろん薬師丸ひろ子さんの1981年版ですが。
その流れで
1982年の原田知世さんのテレビドラマも観ていますし、2006年の長澤まさみさんのドラマも観ています。
ですが、こちらは観ていなかったので録画しました。
まぁ、橋本環奈さんにあまり興味がなかったのが原因でしょうが、何となく世代の人間としては観ておかなければならない気分になるのです。
原作はリメイクではなく続編だそうです。
だからと言って主人公のキャラが継承されている訳ではないので、そこら辺は新しい作品として観るのが良いのでしょう。
当たり前のように
ストーリーに斬新さはなく、事件も想定内の展開、アッと驚くどんでん返しも無く、最後はハッピーエンド。
昔の看板を盾にしたアイドル映画ならばこれでいいのでしょう。
日本映画の傑作を生んだ(?)角川映画の40周年記念作品がこれか・・・と思う反面、どうやったって薬師丸~原田~長澤と比べられるのに、それを堂々と演じきった「天使すぎる」アイドルの度胸には感心しました。
それと・・・・
やっぱり橋本環奈って可愛いですね・・・・。

※えっ!これも「死刑にいたる病」「さがす」「そこのみにて光輝く」 の脚本家さんだ!う~ん、無意識なのですが、偶然もこれだけ続くとちと怖い。
◆「セーラー服と機関銃 -卒業-」 2015年/日本 【118分】
監督:前田弘二 原作:赤川次郎 脚本:高田亮 撮影:相馬大輔 音楽:きだしゅんすけ 主題歌:橋本環奈 出演:橋本環奈/長谷川博己/安藤政信/大野拓朗/宇野祥平/古舘寛治/北村匠海/前田航基/柄本時生/岡田義徳/奥野瑛太/品川徹/鶴見辰吾/榎木孝明/伊武雅刀/武田鉄矢
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一度は弱小ヤクザ“目高組”の組長をやるハメになった星泉。
高校3年生の今は組も解散し、商店街にある“メダカカフェ”の店長となって平穏な日々を送っていた。
そんな中、巷では浜口組を傘下におさめたホリウチ組が暗躍し、泉の街が破壊されようとしていた。
任侠道にもとるホリウチ組のやり口に反発する浜口組の幹部・月永に思いがけず協力を求められ、再びヤクザの世界へと足を踏み入れるハメになった泉だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
オッさんは世代です・・・もちろん薬師丸ひろ子さんの1981年版ですが。
その流れで
1982年の原田知世さんのテレビドラマも観ていますし、2006年の長澤まさみさんのドラマも観ています。
ですが、こちらは観ていなかったので録画しました。
まぁ、橋本環奈さんにあまり興味がなかったのが原因でしょうが、何となく世代の人間としては観ておかなければならない気分になるのです。
原作はリメイクではなく続編だそうです。
だからと言って主人公のキャラが継承されている訳ではないので、そこら辺は新しい作品として観るのが良いのでしょう。
当たり前のように
ストーリーに斬新さはなく、事件も想定内の展開、アッと驚くどんでん返しも無く、最後はハッピーエンド。
昔の看板を盾にしたアイドル映画ならばこれでいいのでしょう。
日本映画の傑作を生んだ(?)角川映画の40周年記念作品がこれか・・・と思う反面、どうやったって薬師丸~原田~長澤と比べられるのに、それを堂々と演じきった「天使すぎる」アイドルの度胸には感心しました。
それと・・・・
やっぱり橋本環奈って可愛いですね・・・・。

※えっ!これも「死刑にいたる病」「さがす」「そこのみにて光輝く」 の脚本家さんだ!う~ん、無意識なのですが、偶然もこれだけ続くとちと怖い。
◆「セーラー服と機関銃 -卒業-」 2015年/日本 【118分】
監督:前田弘二 原作:赤川次郎 脚本:高田亮 撮影:相馬大輔 音楽:きだしゅんすけ 主題歌:橋本環奈 出演:橋本環奈/長谷川博己/安藤政信/大野拓朗/宇野祥平/古舘寛治/北村匠海/前田航基/柄本時生/岡田義徳/奥野瑛太/品川徹/鶴見辰吾/榎木孝明/伊武雅刀/武田鉄矢
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原田眞人監督 「燃えよ剣 (2020)」
レンタルDVDで映画「燃えよ剣」を観る。

けんかに明け暮れていた武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、武士になるという夢を追い、盟友の近藤勇、沖田総司らと京都へ向かう。
やがて元水戸藩士の芹沢鴨と手を組み、京都守護職を拝命した会津藩預かりとなり、市中を警護する新選組を結成する。
副長となった土方は組織を厳しく統率し、討幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せていく。
そんな中、絵師のお雪と出会い、恋に落ちる土方だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
原作は1964年に刊行された司馬遼の小説。
あまりにも有名であり、何度か映画化もドラマ化もされていて、
土方歳三及び新選組のイメージはここから出来上がっていると言っても過言ではありません。
私の先輩(ジジィ)方にも熱狂的なファンがいる作品です。
なので
148分と言う長丁場も仕方がない事でしょう。
何かを端折るといろいろと文句を言うファンも多そうですし。
だから往年のファンにはコレでいいのかもしれませんが
私は長いだけでつまらなかったです。
言ったようにエポックメーキングの原作なので
何も目新しい事がありません。
歴史マニアでもない一般の私が知っている普通の新選組の物語。
捻りも無ければ、あっと驚く展開もありません。
逆にリアリティ重視される現代にあって
なぜに土方の相手役に架空の人物を持ってくるの?
アクション映画?恋愛映画?青春映画?時代劇?
ジャンル別けはどうでもいいのですが、歴史の教科書のような上辺だけのドラマでは148分は辛くて、それでも最後までは鑑賞しようと2日に分けて観てしまいましたが
う~ん・・・映画として
カタチ、良くないんじゃね?

※配役はピッタリなんですけどね。
◆「燃えよ剣」 2020年/日本 【148分】
監督: 原作:司馬遼太郎 脚本:原田眞人 撮影:柴主高秀 音楽:土屋玲子 出演:岡田准一/柴咲コウ/鈴木亮平/山田涼介/伊藤英明/尾上右近/山田裕貴/たかお鷹/坂東巳之助/安井順平/谷田歩/金田哲/松下洸平/村本大輔/村上虹郎/阿部純子/ジョナス・ブロケ/渋川清彦/マギー/高嶋政宏/柄本明/市村正親
※2021年日刊スポーツ映画大賞石原裕次郎賞受賞
※第45回日本アカデミー賞最優秀美術賞受賞。
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けんかに明け暮れていた武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、武士になるという夢を追い、盟友の近藤勇、沖田総司らと京都へ向かう。
やがて元水戸藩士の芹沢鴨と手を組み、京都守護職を拝命した会津藩預かりとなり、市中を警護する新選組を結成する。
副長となった土方は組織を厳しく統率し、討幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せていく。
そんな中、絵師のお雪と出会い、恋に落ちる土方だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
原作は1964年に刊行された司馬遼の小説。
あまりにも有名であり、何度か映画化もドラマ化もされていて、
土方歳三及び新選組のイメージはここから出来上がっていると言っても過言ではありません。
私の先輩(ジジィ)方にも熱狂的なファンがいる作品です。
なので
148分と言う長丁場も仕方がない事でしょう。
何かを端折るといろいろと文句を言うファンも多そうですし。
だから往年のファンにはコレでいいのかもしれませんが
私は長いだけでつまらなかったです。
言ったようにエポックメーキングの原作なので
何も目新しい事がありません。
歴史マニアでもない一般の私が知っている普通の新選組の物語。
捻りも無ければ、あっと驚く展開もありません。
逆にリアリティ重視される現代にあって
なぜに土方の相手役に架空の人物を持ってくるの?
アクション映画?恋愛映画?青春映画?時代劇?
ジャンル別けはどうでもいいのですが、歴史の教科書のような上辺だけのドラマでは148分は辛くて、それでも最後までは鑑賞しようと2日に分けて観てしまいましたが
う~ん・・・映画として
カタチ、良くないんじゃね?

※配役はピッタリなんですけどね。
◆「燃えよ剣」 2020年/日本 【148分】
監督: 原作:司馬遼太郎 脚本:原田眞人 撮影:柴主高秀 音楽:土屋玲子 出演:岡田准一/柴咲コウ/鈴木亮平/山田涼介/伊藤英明/尾上右近/山田裕貴/たかお鷹/坂東巳之助/安井順平/谷田歩/金田哲/松下洸平/村本大輔/村上虹郎/阿部純子/ジョナス・ブロケ/渋川清彦/マギー/高嶋政宏/柄本明/市村正親
※2021年日刊スポーツ映画大賞石原裕次郎賞受賞
※第45回日本アカデミー賞最優秀美術賞受賞。
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呉美保監督 「そこのみにて光輝く (2013)」
映画「そこのみにて光輝く」を観る。

短い北の夏。ある出来事をきっかけに仕事を辞めてしまい、無為な毎日を過ごす男、佐藤達夫。
ある日、パチンコ屋でひとりの青年、大城拓児と知り合う。
彼は前科者でチンピラ風情ながら無垢で憎めない奴だった。
そんな拓児は海辺に建つ粗末なバラックに家族と暮らしていた。
そこで拓児の姉、千夏と運命的な出会いを果たす達夫。
しかし千夏は家族を守るために自らの人生を諦め、絶望の中に生きていた。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
原作者の小説は以前に読んでいたく感動いたしました。
ですが、それを私の苦手な監督が映画化して、ちょっと話題になって
なので、それは観ていないのですが、著者のお話は一歩間違えば
「だからどうした?」
ってお話なので、失敗だったら悲しいな、なんて思って本作も敬遠していたのですが
今回、機会があり鑑賞しました。
うん、やっぱり「だからどうした?」ってお話ですね・・・悪口じゃなくて。
タラタラと進む物語には説明的な台詞は無く、雰囲気と風景で見せる作品です。
登場人物たち誰にも共感はできないけれど
圧倒的な閉塞感とどうにもならない痛みが観ている側を揺さぶります。
もう・・・観るの嫌だ!
って気持ちと
もっと観ていたい!
った気持ちが一緒くたになるこの感情。
ラストの「光」が心に響く映画でした。
私は好きです。

※あれ!これも「死刑にいたる病」「さがす」の脚本家さんだ!えっ!偶然???
◆「そこのみにて光輝く」 2013年/日本 【120分】
監督:呉美保 原作:佐藤泰志 脚本:高田亮 撮影:近藤龍人 音楽:田中拓人 出演:綾野剛/池脇千鶴/菅田将暉/高橋和也/火野正平/伊佐山ひろ子/田村泰二郎/奥野瑛太/あがた森魚
※第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞受賞
※第57回 ブルーリボン賞監督賞受賞
※第88回キネマ旬報ベスト・テン1位、日本映画監督賞受賞、脚本賞受賞、読者選出日本映画監督賞受賞
※第29回高崎映画祭最優秀監督賞(呉美保)受賞、最優秀主演男優賞(綾野剛)受賞、最優秀助演女優賞(池脇千鶴)受賞、最優秀助演男優賞(高橋和也、菅田将暉)
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短い北の夏。ある出来事をきっかけに仕事を辞めてしまい、無為な毎日を過ごす男、佐藤達夫。
ある日、パチンコ屋でひとりの青年、大城拓児と知り合う。
彼は前科者でチンピラ風情ながら無垢で憎めない奴だった。
そんな拓児は海辺に建つ粗末なバラックに家族と暮らしていた。
そこで拓児の姉、千夏と運命的な出会いを果たす達夫。
しかし千夏は家族を守るために自らの人生を諦め、絶望の中に生きていた。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
原作者の小説は以前に読んでいたく感動いたしました。
ですが、それを私の苦手な監督が映画化して、ちょっと話題になって
なので、それは観ていないのですが、著者のお話は一歩間違えば
「だからどうした?」
ってお話なので、失敗だったら悲しいな、なんて思って本作も敬遠していたのですが
今回、機会があり鑑賞しました。
うん、やっぱり「だからどうした?」ってお話ですね・・・悪口じゃなくて。
タラタラと進む物語には説明的な台詞は無く、雰囲気と風景で見せる作品です。
登場人物たち誰にも共感はできないけれど
圧倒的な閉塞感とどうにもならない痛みが観ている側を揺さぶります。
もう・・・観るの嫌だ!
って気持ちと
もっと観ていたい!
った気持ちが一緒くたになるこの感情。
ラストの「光」が心に響く映画でした。
私は好きです。

※あれ!これも「死刑にいたる病」「さがす」の脚本家さんだ!えっ!偶然???
◆「そこのみにて光輝く」 2013年/日本 【120分】
監督:呉美保 原作:佐藤泰志 脚本:高田亮 撮影:近藤龍人 音楽:田中拓人 出演:綾野剛/池脇千鶴/菅田将暉/高橋和也/火野正平/伊佐山ひろ子/田村泰二郎/奥野瑛太/あがた森魚
※第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞受賞
※第57回 ブルーリボン賞監督賞受賞
※第88回キネマ旬報ベスト・テン1位、日本映画監督賞受賞、脚本賞受賞、読者選出日本映画監督賞受賞
※第29回高崎映画祭最優秀監督賞(呉美保)受賞、最優秀主演男優賞(綾野剛)受賞、最優秀助演女優賞(池脇千鶴)受賞、最優秀助演男優賞(高橋和也、菅田将暉)
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吉田照幸監督 「探偵はBARにいる3 (2017)」 【3】
レンタルDVDで映画「探偵はBARにいる3」を観る。

いつもススキノのバーにいる探偵のもとに、高田の後輩の彼女・麗子の行方を捜してほしいとの依頼が舞い込む。
軽い気持ちで調査を始めた探偵だったが、ほどなく麗子のバイト先でモデル事務所を装った風俗店に辿り着き、そこのオーナー・マリを見て妙な既視感を覚える。
そんな中、彼の前に高田すらも歯が立たない使い手が現われる。
そして遅まきながらマリの背後に、札幌の裏社会で暗躍する北城グループ社長・北城仁也がいることを知る探偵だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
2回ほど観ているのですが、やはり知っている風景が出ているとついつい観てしまいます。
そして、途中まで観ると(結末は知ってはいますが)最後まで観ないとどこか“あずましくない”のです。
本作はシリーズ3作の中では比較的ハード&バイオレンス要素が薄い作品で、正直、個人的には全2作より全体的な評価が低いのですが、作中の犯人の動機については一番好きかもしれません。

【ネタバレ注意】
今までの復讐と言うパターンから脱し、1人の女が命を駆けて守ろうとしたもの。
観ている側には「本当の子じゃないのに」と言う方もいるでしょうが、本当の子じゃなく、ある意味ストーカー的な盲目で一方的な愛だからこそ、純粋で凶暴に人はなれる。
そして、その切っ掛けを作ったのが主人公の探偵で、モンスターになった彼女を作った一端を探偵が担っている・・・と言う構造は今までにない目新しい動機かな・・・・なんて思っています。
ストーリー的に多少の分かり辛さはあったかもしれませんが、考えさせられる物語だったなと再鑑賞してちょっと感心しました。
さて、前回のコメントでは本作が引き際だと書きましたが、こうやって何回か鑑賞しますとやっぱり愛着がわいてきて・・・・「4」って作られるのかな?なんて考えている自分がいます。
◆「探偵はBARにいる3」 2017年/日本 【122分】
監督:吉田照幸 原作:東直己 脚本:古沢良太 撮影:田中一成 音楽:池頼広 出演: 大泉洋/松田龍平/北川景子/前田敦子/鈴木砂羽/リリー・フランキー/田口トモロヲ/志尊淳/マギー/安藤玉恵/正名僕蔵/篠井英介/松重豊
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いつもススキノのバーにいる探偵のもとに、高田の後輩の彼女・麗子の行方を捜してほしいとの依頼が舞い込む。
軽い気持ちで調査を始めた探偵だったが、ほどなく麗子のバイト先でモデル事務所を装った風俗店に辿り着き、そこのオーナー・マリを見て妙な既視感を覚える。
そんな中、彼の前に高田すらも歯が立たない使い手が現われる。
そして遅まきながらマリの背後に、札幌の裏社会で暗躍する北城グループ社長・北城仁也がいることを知る探偵だったが…。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
【感想・コメント】
2回ほど観ているのですが、やはり知っている風景が出ているとついつい観てしまいます。
そして、途中まで観ると(結末は知ってはいますが)最後まで観ないとどこか“あずましくない”のです。
本作はシリーズ3作の中では比較的ハード&バイオレンス要素が薄い作品で、正直、個人的には全2作より全体的な評価が低いのですが、作中の犯人の動機については一番好きかもしれません。

【ネタバレ注意】
今までの復讐と言うパターンから脱し、1人の女が命を駆けて守ろうとしたもの。
観ている側には「本当の子じゃないのに」と言う方もいるでしょうが、本当の子じゃなく、ある意味ストーカー的な盲目で一方的な愛だからこそ、純粋で凶暴に人はなれる。
そして、その切っ掛けを作ったのが主人公の探偵で、モンスターになった彼女を作った一端を探偵が担っている・・・と言う構造は今までにない目新しい動機かな・・・・なんて思っています。
ストーリー的に多少の分かり辛さはあったかもしれませんが、考えさせられる物語だったなと再鑑賞してちょっと感心しました。
さて、前回のコメントでは本作が引き際だと書きましたが、こうやって何回か鑑賞しますとやっぱり愛着がわいてきて・・・・「4」って作られるのかな?なんて考えている自分がいます。
◆「探偵はBARにいる3」 2017年/日本 【122分】
監督:吉田照幸 原作:東直己 脚本:古沢良太 撮影:田中一成 音楽:池頼広 出演: 大泉洋/松田龍平/北川景子/前田敦子/鈴木砂羽/リリー・フランキー/田口トモロヲ/志尊淳/マギー/安藤玉恵/正名僕蔵/篠井英介/松重豊
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山田佳奈監督 「タイトル、拒絶 (2019)」
レンタルDVDで映画「タイトル、拒絶」を観る。

雑居ビルの中のとあるデリヘル店。
ここで体験入店するはずだったカノウは、結局怖気づいてしまい、今はスタッフとしてデリヘル嬢たちの世話係をしていた。
しかし彼女たちの不平不満やワガママに振り回される日々。
そんな中、店の一番人気のマヒルはいつもニコニコしていて、どんな問題も笑って受け流せてしまうのだったが…。
【点数】 ★★★★★・・・・・(5/10)
【感想・コメント】

最近大活躍の伊藤沙莉さん主演に惹かれレンタル。
いきなりの伊藤沙莉さんのブラジャー姿には驚きましたが、全体的にはエロシーンは少ないです。
それでもR-15+指定なのは、セックスワーカーとして生きる女性たちを描いた群像劇だからでしょうか。
もともとは舞台作品らしく、劇団の主催者が自ら脚本・監督を行っています。
女性監督だから・・・という事はないのでしょうが、なにぶん私には何も響かなかった98分でした。
いかんせん、私には訴えかけるセリフの一つ一つが 「ウザっ!」 って感じて、「映画なんだからしゃべるより魅せろよ!」 と思ってしまいましたね。
また、ストーリー展開・・・特にエピソードの一つ一つの結末が無さ過ぎて物足りないです。
それでなくとも物語の8割は一つの部屋の中でのお話なので、どこか盛り上がりが欲しかったかな・・・おっと、それがみんなで言い争うシーンだったのか?
主役の伊藤沙莉さん、恒松祐里さんは良かったですし、佐津川愛美さんや片岡礼子さんはベテランの安定感。
店長役の男優さんも他の俳優もみんな魅力的で、キャラに関して問題は見当たらない。
面白くない訳ではないし98分とそれほど長いお話では無いのですが、98分をきっちりと感じた映画です。
舞台ではなく
映画で撮った意味は何なんでしょうかね。
◆「タイトル、拒絶」 2019年/日本 【98分】 R-15+指定
監督:山田佳奈 脚本:山田佳奈 撮影:伊藤麻樹 劇中歌:女王蜂 出演:伊藤沙莉/恒松祐里/佐津川愛美/片岡礼子/でんでん/森田想/円井わん/行平あい佳/野崎智子/大川原歩/モトーラ世理奈/池田大/田中俊介/般若
※第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門東京ジェムストーン賞受賞(伊藤沙莉)
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雑居ビルの中のとあるデリヘル店。
ここで体験入店するはずだったカノウは、結局怖気づいてしまい、今はスタッフとしてデリヘル嬢たちの世話係をしていた。
しかし彼女たちの不平不満やワガママに振り回される日々。
そんな中、店の一番人気のマヒルはいつもニコニコしていて、どんな問題も笑って受け流せてしまうのだったが…。
【点数】 ★★★★★・・・・・(5/10)
【感想・コメント】

最近大活躍の伊藤沙莉さん主演に惹かれレンタル。
いきなりの伊藤沙莉さんのブラジャー姿には驚きましたが、全体的にはエロシーンは少ないです。
それでもR-15+指定なのは、セックスワーカーとして生きる女性たちを描いた群像劇だからでしょうか。
もともとは舞台作品らしく、劇団の主催者が自ら脚本・監督を行っています。
女性監督だから・・・という事はないのでしょうが、なにぶん私には何も響かなかった98分でした。
いかんせん、私には訴えかけるセリフの一つ一つが 「ウザっ!」 って感じて、「映画なんだからしゃべるより魅せろよ!」 と思ってしまいましたね。
また、ストーリー展開・・・特にエピソードの一つ一つの結末が無さ過ぎて物足りないです。
それでなくとも物語の8割は一つの部屋の中でのお話なので、どこか盛り上がりが欲しかったかな・・・おっと、それがみんなで言い争うシーンだったのか?
主役の伊藤沙莉さん、恒松祐里さんは良かったですし、佐津川愛美さんや片岡礼子さんはベテランの安定感。
店長役の男優さんも他の俳優もみんな魅力的で、キャラに関して問題は見当たらない。
面白くない訳ではないし98分とそれほど長いお話では無いのですが、98分をきっちりと感じた映画です。
舞台ではなく
映画で撮った意味は何なんでしょうかね。
◆「タイトル、拒絶」 2019年/日本 【98分】 R-15+指定
監督:山田佳奈 脚本:山田佳奈 撮影:伊藤麻樹 劇中歌:女王蜂 出演:伊藤沙莉/恒松祐里/佐津川愛美/片岡礼子/でんでん/森田想/円井わん/行平あい佳/野崎智子/大川原歩/モトーラ世理奈/池田大/田中俊介/般若
※第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門東京ジェムストーン賞受賞(伊藤沙莉)
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古波津陽監督 「JUDGE/ジャッジ (2013)」
レンタルDVDで映画「JUDGE/ジャッジ 」を観る。

正体不明の何者かによって密室に監禁された7つの大罪を背負う7人の男女。彼らが従わなければならないルールは4つ。「1.時間内に多数決により、最も罪の重い罪人を選ぶ」「2.選ばれた罪人は処刑される」「3.最終審判に残った罪人のみが解放される」「4.棄権・脱走は許されない」。あまりにも理不尽な状況にパニックに陥る7人だったが…。
【点数】 ★★★★★・・・・・(5/10)
【感想・コメント】
予備知識なしで鑑賞。
監督さんのお名前も知りませんでした。
正直、いろんなお話をミックスした(カイジ、ライヤーゲーム、キューブ、ソウなどなど)B級のジャパニーズ・ホラーなんだろうと舐めてかかったましたが、
途中で主役が瀬戸康史さんと有村架純さんだったことに気が付きました。
また佐藤二朗さんも出ているので
「あれ、もしかして結構いい役者使ってる?」
と襟を正して最後まで鑑賞しましたが
やっぱりB級でしたね(笑)。
7つの大罪をモチーフ(?)としたシチュエーション・スリラーなんですが、ルールもキャラクターもとても大味。
そのせいか肝心な死への緊張感が一切感じられない演出。
それでもラストにどんなどんでん返しが待ってるのかと思い、何パターンか想像しましたが、それもありませんでした。
みんな死んで終わりです。
最後の最後になんかワンシーンが現れましたが、私には理解不能でした。
そうですよね、本作は10年前の2013年の作品。
瀬戸さんも有村さんもまだまだ新人で・・・・まぁ、佐藤二朗さんはもう名が知れれている頃ですけど・・・・出演作品なんて選べなかった頃ですよね。
ご苦労様でした。

◆「JUDGE/ジャッジ」 2013年/日本 【77分】
監督:古波津陽 原作:外海良基 脚本:古波津陽/川手ふきの 撮影:柏崎佑介 音楽:松岡政長 出演:瀬戸康史/有村架純/田中壮太郎/平良和義/川手ふきの/西丸優子/佐藤二朗
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正体不明の何者かによって密室に監禁された7つの大罪を背負う7人の男女。彼らが従わなければならないルールは4つ。「1.時間内に多数決により、最も罪の重い罪人を選ぶ」「2.選ばれた罪人は処刑される」「3.最終審判に残った罪人のみが解放される」「4.棄権・脱走は許されない」。あまりにも理不尽な状況にパニックに陥る7人だったが…。
【点数】 ★★★★★・・・・・(5/10)
【感想・コメント】
予備知識なしで鑑賞。
監督さんのお名前も知りませんでした。
正直、いろんなお話をミックスした(カイジ、ライヤーゲーム、キューブ、ソウなどなど)B級のジャパニーズ・ホラーなんだろうと舐めてかかったましたが、
途中で主役が瀬戸康史さんと有村架純さんだったことに気が付きました。
また佐藤二朗さんも出ているので
「あれ、もしかして結構いい役者使ってる?」
と襟を正して最後まで鑑賞しましたが
やっぱりB級でしたね(笑)。
7つの大罪をモチーフ(?)としたシチュエーション・スリラーなんですが、ルールもキャラクターもとても大味。
そのせいか肝心な死への緊張感が一切感じられない演出。
それでもラストにどんなどんでん返しが待ってるのかと思い、何パターンか想像しましたが、それもありませんでした。
みんな死んで終わりです。
最後の最後になんかワンシーンが現れましたが、私には理解不能でした。
そうですよね、本作は10年前の2013年の作品。
瀬戸さんも有村さんもまだまだ新人で・・・・まぁ、佐藤二朗さんはもう名が知れれている頃ですけど・・・・出演作品なんて選べなかった頃ですよね。
ご苦労様でした。

◆「JUDGE/ジャッジ」 2013年/日本 【77分】
監督:古波津陽 原作:外海良基 脚本:古波津陽/川手ふきの 撮影:柏崎佑介 音楽:松岡政長 出演:瀬戸康史/有村架純/田中壮太郎/平良和義/川手ふきの/西丸優子/佐藤二朗
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