荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
- 2023 . 09 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
庵野秀明監督「シン・仮面ライダー(2023)」【3】
映画「シン・仮面ライダー」を観る。

本郷とルリ子の前に政府の男と情報機関の男が現れ、警護と情報提供をする代わりにSHOCKERの排除に協力してほしいと持ちかけられ、協力を結ぶ。
ルリ子はSHOCKERが人類を幸福へと導くのではなく、最も深く絶望を抱えた人間を救済することを実行するために設立した非合法組織であることを明かす。
ルリ子は戦うことを恐れる本郷を残してSHOCKERの生化学主幹研究者コウモリオーグの元へ単身向かい、本郷は決意を固めてコウモリオーグと対峙し、これを倒す。
一方、ルリ子の兄緑川イチローは彼女が本郷を伴って自らの元に現れることを想定し、本郷と同様に昆虫合成型オーグメントとなった男・一文字隼人を用意する。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
「どの仮面ライダーが好き?」と聞かれたら、「旧1号」と答えるファースト信者の私。
なので、最初から緑のアゴにはみ出る長髪のライダーに興奮しっぱなし。
コートってのは斬新でしたが、かなり邪魔っけですね。
仕掛けられた監督の隠しオマージュも・・・全部とは言いませんが、かなりの部分を見つけて一人嬉々としていました。
抽象的だった風をプラーナと言う説明的(でよくわからない)なエネルギーに変えたのは、ストーリーの展開と相まって良かったと思いますし、ショッカーの成り立ちも興味深かった。
ただラスボスの登場で結局は緑川家の家族争いみたいになって、気持ちスケール感がダウンした気がしました。
イナズマン、ロボット刑事K、キカイダー、ブラック等のオマージュは必要だったか疑問。
個人的にはハチオーグよりもサソリオーグ・・・もうちょっと観たかったな。
仲村トオル氏と安田顕氏、多分としか言えませんがあそことあそこに出ていたんですよね?
本作を観たオッさんの2人に1人は浜辺美波さんを好きになっていると思います。
立花、滝の名乗りは燃えました。
サイクロン号の顔が気に入らなかったのですが、ちらっとしか出なかった新サイクロンは良かったと思う。
ラストは原作通りですね、感動しました。
まだまだ、言い足りないのですが、
良くも悪くも
めちゃくちゃ面白かったのは確かです。

◆「シン・仮面ライダー」 2023年/日本 【121分】
監督:庵野秀明 原作:石ノ森章太郎 脚本:庵野秀明 脚本協力:山田胡瓜 撮影:市川修/鈴木啓造 音楽:岩崎琢 出演:池松壮亮/浜辺美波/柄本佑/西野七瀬/塚本晋也/手塚とおる/松尾スズキ/森山未來/本郷奏多/仲村トオル/安田顕/市川実日子/竹野内豊/斎藤工/長澤まさみ 声の出演:松坂桃李/大森南朋
ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

【以下は趣味です】


本郷とルリ子の前に政府の男と情報機関の男が現れ、警護と情報提供をする代わりにSHOCKERの排除に協力してほしいと持ちかけられ、協力を結ぶ。
ルリ子はSHOCKERが人類を幸福へと導くのではなく、最も深く絶望を抱えた人間を救済することを実行するために設立した非合法組織であることを明かす。
ルリ子は戦うことを恐れる本郷を残してSHOCKERの生化学主幹研究者コウモリオーグの元へ単身向かい、本郷は決意を固めてコウモリオーグと対峙し、これを倒す。
一方、ルリ子の兄緑川イチローは彼女が本郷を伴って自らの元に現れることを想定し、本郷と同様に昆虫合成型オーグメントとなった男・一文字隼人を用意する。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
「どの仮面ライダーが好き?」と聞かれたら、「旧1号」と答えるファースト信者の私。
なので、最初から緑のアゴにはみ出る長髪のライダーに興奮しっぱなし。
コートってのは斬新でしたが、かなり邪魔っけですね。
仕掛けられた監督の隠しオマージュも・・・全部とは言いませんが、かなりの部分を見つけて一人嬉々としていました。
抽象的だった風をプラーナと言う説明的(でよくわからない)なエネルギーに変えたのは、ストーリーの展開と相まって良かったと思いますし、ショッカーの成り立ちも興味深かった。
ただラスボスの登場で結局は緑川家の家族争いみたいになって、気持ちスケール感がダウンした気がしました。
イナズマン、ロボット刑事K、キカイダー、ブラック等のオマージュは必要だったか疑問。
個人的にはハチオーグよりもサソリオーグ・・・もうちょっと観たかったな。
仲村トオル氏と安田顕氏、多分としか言えませんがあそことあそこに出ていたんですよね?
本作を観たオッさんの2人に1人は浜辺美波さんを好きになっていると思います。
立花、滝の名乗りは燃えました。
サイクロン号の顔が気に入らなかったのですが、ちらっとしか出なかった新サイクロンは良かったと思う。
ラストは原作通りですね、感動しました。
まだまだ、言い足りないのですが、
良くも悪くも
めちゃくちゃ面白かったのは確かです。

◆「シン・仮面ライダー」 2023年/日本 【121分】
監督:庵野秀明 原作:石ノ森章太郎 脚本:庵野秀明 脚本協力:山田胡瓜 撮影:市川修/鈴木啓造 音楽:岩崎琢 出演:池松壮亮/浜辺美波/柄本佑/西野七瀬/塚本晋也/手塚とおる/松尾スズキ/森山未來/本郷奏多/仲村トオル/安田顕/市川実日子/竹野内豊/斎藤工/長澤まさみ 声の出演:松坂桃李/大森南朋
ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

【以下は趣味です】
庵野秀明監督「シン・仮面ライダー(2023)」【2】
映画「シン・仮面ライダー」を観る。

頭脳明晰にしてスポーツ万能の青年本郷猛は謎の秘密結社SHOCKERに連れ去られ、バッタの能力を持った改造人間である人外合成型オーグメント・バッタオーグにされてしまう。
恩師である緑川弘博士と、彼の娘ルリ子に助けられる形でSHOCKERから脱出するが、SHOCKERの追手であるクモオーグに緑川博士を殺されてしまう。
辛くもクモオーグを撃破した本郷は、仮面とマフラーを身に着けた戦士「仮面ライダー」を名乗り、アンチSHOCKER同盟の協力の元、博士の遺言に従いルリ子を守るべく戦いに身を投じる。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
本作を面白いと思える人の条件として
●テレビ初期の「仮面ライダー」を観ていた人
●石森章太郎の「仮面ライダー」を読んでいる人
●初代「仮面ライダー」を愛している人
この条件に合わない人には面白くない作品でしょう。
庵野監督は言いました
「ノスタルジーと新しさを融合したアクション映画」
確かに新しさはありました。
ですが、私はほぼ ノスタルジー だったと思います。
そして、そのノスタルジーにオッさんが涙するのです。
隣のスマホばっかり見ていた若い女性には、なぜ隣の知らないオッさんが出だしから泣いているのかは分からないでしょう。
まんまと監督の狙い通りのポイントで感動していた気がします。
本作は世代のオッさんのためだけの映画です。
たぶん「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」「シン・ウルトラマン」よりは評価が低いでしょう。
ですが私的には
今までの「シン」作品の中で
一番面白かった作品です!
・・・・「シン・エヴァンゲリオン」まだ観てないけど・・・・・
◆「シン・仮面ライダー」 2023年/日本 【121分】
監督:庵野秀明 原作:石ノ森章太郎 脚本:庵野秀明 脚本協力:山田胡瓜 撮影:市川修/鈴木啓造 音楽:岩崎琢 出演:池松壮亮/浜辺美波/柄本佑/西野七瀬/塚本晋也/手塚とおる/松尾スズキ/森山未來/本郷奏多/仲村トオル/安田顕/市川実日子/竹野内豊/斎藤工/長澤まさみ 声の出演:松坂桃李/大森南朋
ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

【以下は趣味です】


頭脳明晰にしてスポーツ万能の青年本郷猛は謎の秘密結社SHOCKERに連れ去られ、バッタの能力を持った改造人間である人外合成型オーグメント・バッタオーグにされてしまう。
恩師である緑川弘博士と、彼の娘ルリ子に助けられる形でSHOCKERから脱出するが、SHOCKERの追手であるクモオーグに緑川博士を殺されてしまう。
辛くもクモオーグを撃破した本郷は、仮面とマフラーを身に着けた戦士「仮面ライダー」を名乗り、アンチSHOCKER同盟の協力の元、博士の遺言に従いルリ子を守るべく戦いに身を投じる。
【点数】 ★★★★★★★★・・(8/10)
【感想・コメント】
本作を面白いと思える人の条件として
●テレビ初期の「仮面ライダー」を観ていた人
●石森章太郎の「仮面ライダー」を読んでいる人
●初代「仮面ライダー」を愛している人
この条件に合わない人には面白くない作品でしょう。
庵野監督は言いました
「ノスタルジーと新しさを融合したアクション映画」
確かに新しさはありました。
ですが、私はほぼ ノスタルジー だったと思います。
そして、そのノスタルジーにオッさんが涙するのです。
隣のスマホばっかり見ていた若い女性には、なぜ隣の知らないオッさんが出だしから泣いているのかは分からないでしょう。
まんまと監督の狙い通りのポイントで感動していた気がします。
本作は世代のオッさんのためだけの映画です。
たぶん「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」「シン・ウルトラマン」よりは評価が低いでしょう。
ですが私的には
今までの「シン」作品の中で
一番面白かった作品です!
・・・・「シン・エヴァンゲリオン」まだ観てないけど・・・・・
◆「シン・仮面ライダー」 2023年/日本 【121分】
監督:庵野秀明 原作:石ノ森章太郎 脚本:庵野秀明 脚本協力:山田胡瓜 撮影:市川修/鈴木啓造 音楽:岩崎琢 出演:池松壮亮/浜辺美波/柄本佑/西野七瀬/塚本晋也/手塚とおる/松尾スズキ/森山未來/本郷奏多/仲村トオル/安田顕/市川実日子/竹野内豊/斎藤工/長澤まさみ 声の出演:松坂桃李/大森南朋
ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

【以下は趣味です】
堀江貴大監督 「先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021)」
レンタルDVDで映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」を観る。

【内容紹介等】
漫画家の佐和子が新作のテーマに選んだ題材は不倫。
彼女のアシスタントを務める夫の俊夫は、担当編集者の千佳と不倫関係にあり、妻の本心が掴めず疑心暗鬼になっていく。
しかも物語は、自動車教習所のイケメン先生と佐和子のただならぬ関係を匂わせる展開となり、どこまでが創作なのか分からぬまま、不安と嫉妬に苛まれていく俊夫だったが…。
「ANIMAを撃て!」の堀江貴大監督が“TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018”で準グランプリを獲得した企画を映画化したサスペンス・コメディ。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)


【内容紹介等】
漫画家の佐和子が新作のテーマに選んだ題材は不倫。
彼女のアシスタントを務める夫の俊夫は、担当編集者の千佳と不倫関係にあり、妻の本心が掴めず疑心暗鬼になっていく。
しかも物語は、自動車教習所のイケメン先生と佐和子のただならぬ関係を匂わせる展開となり、どこまでが創作なのか分からぬまま、不安と嫉妬に苛まれていく俊夫だったが…。
「ANIMAを撃て!」の堀江貴大監督が“TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018”で準グランプリを獲得した企画を映画化したサスペンス・コメディ。
【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10)
濱口竜介監督 「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」
レンタルDVDで映画「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」を観る。

【内容紹介等】
舞台俳優で演出家の家福悠介は、妻の音と穏やかで満ち足りた日々を送っていた。
しかしある日、思いつめた様子で“今晩話がしたい”と言っていた音は、家福が帰宅する前にくも膜下出血で倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまう。
2年後、『ワーニャ伯父さん』の演出を任された演劇祭に参加するため愛車で広島へ向かう家福は、寡黙な女性みさきを専属ドライバーとして雇うことに。
やがて様々な国から集まったオーディション参加者の中に、かつて音から紹介されたことのある俳優・高槻耕史の姿を見つける家福だったが…。
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)


【内容紹介等】
舞台俳優で演出家の家福悠介は、妻の音と穏やかで満ち足りた日々を送っていた。
しかしある日、思いつめた様子で“今晩話がしたい”と言っていた音は、家福が帰宅する前にくも膜下出血で倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまう。
2年後、『ワーニャ伯父さん』の演出を任された演劇祭に参加するため愛車で広島へ向かう家福は、寡黙な女性みさきを専属ドライバーとして雇うことに。
やがて様々な国から集まったオーディション参加者の中に、かつて音から紹介されたことのある俳優・高槻耕史の姿を見つける家福だったが…。
【点数】 ★★★★★★★・・・(7/10)
横浜聡子監督 「いとみち (2021)」
庵野秀明総監督 「シン・ウルトラマン (2022)」 【3】
映画「シン・ウルトラマン」を観る。

光の星からの新たな使いゾーフィは、ウルトラマンが神永と一体化したことで人類が生物兵器に転用できることが宇宙中に知れ渡ったため、人類は危険な存在として殲滅されることを告げ、地球を太陽系もろとも滅却する天体制圧用最終兵器ゼットンを衛星軌道上に展開する。
神永=ウルトラマンはゼットンの存在を禍特対に明かした上で、単身ゼットンに挑むが敗退し、神永の姿に戻って一時昏睡に陥る。
ウルトラマンの敗退に政府関係者が絶望に陥る中、神永=ウルトラマンが残したUSBメモリーにベーターシステムの基礎原理が書かれていることが判り、禍特対の滝明久を中心に世界中の科学者が知恵を集め、ベーターシステムを応用して次元の裂け目を作りゼットンを異次元に飛ばすという作戦を編み出す。
この作戦は実行するウルトラマン自身も異次元に飛ばされる危険が高く、禍特対班長の田村君男は実行を躊躇するが、神永=ウルトラマンは自己犠牲を厭わず人類を守ることを優先し快諾、作戦を成功させる。
しかし、ウルトラマンは次元の裂け目から脱出できず、異次元に飛ばされてしまう。
★★★★★★★・・・(7/10)

光の星からの新たな使いゾーフィは、ウルトラマンが神永と一体化したことで人類が生物兵器に転用できることが宇宙中に知れ渡ったため、人類は危険な存在として殲滅されることを告げ、地球を太陽系もろとも滅却する天体制圧用最終兵器ゼットンを衛星軌道上に展開する。
神永=ウルトラマンはゼットンの存在を禍特対に明かした上で、単身ゼットンに挑むが敗退し、神永の姿に戻って一時昏睡に陥る。
ウルトラマンの敗退に政府関係者が絶望に陥る中、神永=ウルトラマンが残したUSBメモリーにベーターシステムの基礎原理が書かれていることが判り、禍特対の滝明久を中心に世界中の科学者が知恵を集め、ベーターシステムを応用して次元の裂け目を作りゼットンを異次元に飛ばすという作戦を編み出す。
この作戦は実行するウルトラマン自身も異次元に飛ばされる危険が高く、禍特対班長の田村君男は実行を躊躇するが、神永=ウルトラマンは自己犠牲を厭わず人類を守ることを優先し快諾、作戦を成功させる。
しかし、ウルトラマンは次元の裂け目から脱出できず、異次元に飛ばされてしまう。
★★★★★★★・・・(7/10)