荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

山下和美著 「不思議な少年」 第1巻

山下和美著「不思議な少年」第1巻(講談社/モーニングKC/2001年刊)を読む。

不思議な少年1


あらゆる時代とあらゆる場所を「彼」は訪れる。
人間て不思議だ―――。
終戦直後の日本に生きる家族を縛る「血」と「土地」。
19世紀末のロンドンを懸命に生きる身寄りのない少女。
生きる目的を知らぬまま戦国乱世を駆け抜けた1人の青年。
それはいつの時代も変わらない人間らしい生き方。
そこに1人の少年がいた。
永遠の生を持って「人間」を見つめる不思議な少年が。

天使なのか悪魔なのか分からない不思議な少年が、時を越え、時代の人間たちの光と闇を見続ける話。
あくまで少年は傍観者であり、主人公はその時代の若者たちだ。
時には愚かに醜く、時には哀しく美しく、時代を生き抜く人間たちを冷ややかな眼で見続ける少年は、昔の名作漫画、楳図氏の「おろち」やあしべ氏の「悪魔の花嫁」を思い出させ、物語自体もどこか使い古された感はある。
だが、本作が過去の作品と絶対的に違うのは全ての物語が新しい未来をはらんで終っていることだ。
作者が「天才柳沢教授の生活」で見せた、あの優しい視点で人間と人間の業を描いている本作は、氏の傑作の一つとなるだろう・・・・と思う(まだ、1巻しか見てないけど)。

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桂正和著 「ZETMAN」 第1巻

桂正和著 「ZETMAN」第1巻(集英社/ヤングジャンプコミックス/2003年刊)を読む。

ゼットマン1


手の甲に円状のコブを持つ不思議な少年ジン。
続発する怪事件を背景に、謎の老人がジンのことを探し始めた…。
ある日、ジンの前に突然、異形の殺人鬼が出現。それまでの平穏な日常は激変する。人知を超えた殺人鬼の力を前にジンは!?
壮大な物語が、今始まる…!!

かわいい女の子の絵で有名になった今もなお、正義のヒーローを追及し続ける著者には感心する。
たしか「ゼットマン」は著者の初期の短編に出てきたヒーローだったと記憶するが、それをあえて今、創り直そうとするのも著者のこだわりなのであろう。
だが、昔と違い、ヒーロー物にもリアルが追及される現在では、ストレートな正義の味方は生き残ることは出来ない。
リアルを追求すると正義が嘘になり、正義を追及すると現実味が失われる。
ヒーロー物はそこが難しく、特に漫画で成功した例はきわめて稀だ。
で・・・本書だが
さすがに絵は抜群に上手いのだが、残念ながら第1巻では物語の目新しさは感じられない。
ヒーロー自体も姿を見せていないので、まだ物語の序章なのだろうが、「謎」の部分もどこかで聞いたことのある話のような気がして・・・・
面白いのだが、ヒーロー物特有のワクワク感が感じらないまま次巻に続いたのが残念だ。
今後、いかに現実と虚空の間の“上手い嘘”を造り上げていくか、作者に期待したい。

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三船敏郎主演 「風林火山」

ビデオテープを整理していたら本作が録画されているテープが出てきた。
私に覚えは無いので、たぶん実家から持ってきたテープだろう。
原作は未読であるが、ちょうど現在放映されているNHK大河ドラマ「風林火山」は毎週観ているので、比べるつもりで鑑賞。

風林火山

時は戦国時代。
軍師・山本勘助は武田晴信に仕えるため武田の家老板垣信方に取り入り、着々と足許を固めていった。
勘助の進言で信濃の諏訪頼茂を殺した晴信は、自刃を止められた頼茂の娘由布姫を側女とし、やがて勝頼を生ませる。
由布姫を慕う気持ちを抑えながら、武田の勢力を拡大することに集中する勘助だが・・・。
井上靖の原作小説を「日本誕生」の稲垣浩監督が映画化、三船敏郎を始めとする当時の東宝スターが集結した時代劇。



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大塚英志・杉浦守著 「オクタゴニアン」 第1巻

原作:大塚英志/漫画:杉浦守 「オクタゴニアン」 第1巻(角川コミックス・エース/2005年刊)を読む。

オクタゴニアン1


非合法共産党を壊滅させた男・スパイM、天皇の影武者だった菊人。
米軍占領下の日本に次々と起こる奇怪な事件に二人が挑む。
戦後史の謎を大胆に推理する、大塚英志渾身の民俗学ミステリコミック。

著者お得意の、歴史的事件の裏に隠された真実(???)を伝奇的手法で描き出す物語。
戦後の日本を舞台に実在した人物や事件を巧みに盛り込みながら、「木島日記」や「北神伝綺」に通ずる大塚ワールドを展開させる。
(登場人物に昭和天皇を盛り込むとは・・・ある意味スゴイ)
第1話では東条英機が開戦の踏み切って真の理由。
第2話ではビキニ沖での原爆実験と帝銀事件の真実。
第3話では戦後の自称天皇の出現とその裏に隠された日本分割計画。
第4話では共産党解放軍のデモと下山事件。
その裏にはいつも米軍が絡んでいて、題名の「オクタゴニアン(八角形)」と言う占領軍専用列車が最後に現れ、事件を闇に葬る。
まあ、結局、主人公たちは何も出来ないで終わるのだが。

面白い

だが、「木島日記」や「北神伝綺」にくらべると、明るくて緊張感がないのがちょっと残念。

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木崎ひろすけ著 「少女ネム」第1巻

カリブ・マーレイ原作 木崎ひろすけ作画 「少女ネム」第1巻(アスキー/アスキー・コミック/1997年刊)を購入。

少女ネム


狩撫ファンの私だが、これは知らない作品だった。
物語は漫画を描くのが好きで、ただ漠然と“漫画家”を目指したいた少女・ネムが、商業的漫画に嫌気がさした元漫画家・木村ゴローと出会い、少しずつ、周りの世界 そして、そこに立っている自分を意識し始じめると言うお話。
ゴローのぶっきらぼうで棘のある台詞はいつもの狩撫節ではあるのだが、全体的に優しい物語に仕上がっている。
また、作画の木崎氏の絵柄も、緻密でありながら柔らかく繊細で美しい。
(何故ネコ型人間なのかはわからんが)
すごく面白い!って訳ではないが、これから主人公がどうなって行くのかとても気になる話だ・・・・・

と思っていたら

これで終わりだそうである。
つづきの話は何話か連載されたらしいがその後連載中止となり、単行本はこの1巻のみとなっているらしい。

理由は作画の木崎氏の若すぎる死。

とても惜しい作品だ。

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井筒和幸監督 「パッチギ!」

録画していた「パッチギ!」を観る。

パッチギ1

1968年の京都。
東高校2年の松山康介はある日、担任の布川先生から指示を受け、常日頃争いの絶えない朝鮮高校へ親善サッカーの試合を申し込みに行くハメになった。
そして、親友の紀男と共に恐る恐る朝鮮高を訪れた康介は、音楽室でフルートを吹くキョンジャという女生徒に一目惚れしてしまう。
間もなく彼女の兄が朝鮮高の番長アンソンであることも知る康介。
それでも彼はキョンジャと仲良くなるため、楽器店で知り合った坂崎からキョンジャが演奏していた『イムジン河』という曲を習い、彼女の前で弾こうと決意するのだが…。



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安野モヨコ著 「働きマン」 第2巻

安野モヨコ著 「働きマン」第2巻(講談社/モーニングKC/2005年刊)を読む。

働きマン2


他の人は本作を読んで「頑張ろう!」と言う気持ちになるかもしれないが、
私は「この漫画、ウゼぇ!」と思ってしまう。

思ってしまうが読んでいる。

そして、買っている。

この感覚は、新井英樹氏の「宮本から君へ」を読んでいたときにも似ているな。

「仕事の辛さや厳しさなんて、おまえら漫画家よりも十分分かってるわい!
そんなこと、今更漫画で読みたかぁねえ!」

って思いながらも、

「そうだよ。そこんトコが大事なんだ!」

って頷いてる自分が嫌だ・・・・・

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市川崑監督 「病院坂の首縊りの家」

BSで連続放送していた市川崑監督の金田一シリーズ。
4作通して観ると、さすがに飽きたので、本作だけは録画して観た。

病院坂

金田一耕助は、写真館の店主と共に訪ねて行った古い邸で、男の生首がシャンデリアの鎖にぶら下がっているのを発見。
しかも、この男は、前夜、撮影した写真に花婿として写っていた。
容疑者・吉沢は、花婿と花嫁は血の繋がらない兄妹、敏男と小雪であると供述。
やがて事件のあらましをしたためた小雪の遺書が届く。
小雪の単独犯行説をとる等々力警部に対して、金田一は、この遺書に彼女の指紋がないことに疑問を抱き、真犯人を追及。
呪われた家族関係が生み出した、この悲劇の真相に迫るのだった…。



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月刊OUT 57号

古本屋で月刊「OUT」57号(みのり書房/1980年10月号)を購入。

OUT10月号


表紙は歴代のルパン三世の顔。
(原作初期・原作当時・パイロットフィルム・TV旧・TV新(初期)・TV新当時・カリ城・マモー・・・分かる?)
東京ムービーの特集で第1回はTVルパン三世「死の翼アルバトロス」。
劇中、航空博物館のシーンでチラリと出てきた飛行機群を全て解説したり、変装を剥がされたときルパンが持っていた小道具(これも画面上ではチラッとしか出てこないが)が何なのかを徹底調査したりと、マニアには興味深い内容。
「ダイターン3」をパロッた、ゆうきまさみ氏のマンガも面白い。
って
よく考えると
昔持っていたなコレ。

※ちなみに新作映画情報では「バトル・クリーク・ブロー」「チェンジリング」「インフェルノ」「フォクシー・レディ」「チャーリー&スーピーラブ・タッチ作戦」「大理石の男」が紹介されている・・・・「チャーリー&スーピーラブ・タッチ作戦」・・・み、観たい・・・。

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永井豪著 「魔王ダンテ・4 神魔大戦編」

永井豪著 「魔王ダンテ・4 神魔大戦編」(講談社/マガジンZKC/2004年刊)を購入。

魔王ダンテ4


涼が姿を消して5年・・・・。
世界各地では神の軍と悪魔達との戦闘が繰り返されていた。
次第に激化する戦いはやがて地球をかけた最終決戦へ発展していく!
悪魔漫画の金字塔。 32年の時を隔てついに完結!!

4巻に入っても新たな展開が見えてこないと思っていたら・・・
心配していた通り、無様な最後。
ラストの語りには苦笑い。

作者の言葉
「この度、遂に完結の時を迎えられた。心底嬉しい。」
私たち昔の「ダンテ」を知ってるファンはちっとも嬉しかない。

昔ながらの永井豪ファンとしては言いたかぁないがあえて言おう。

「描かなきゃ良かったのに!」

もう一つおまけにハッキリと言うと

永井の新作はもうダメだ。

・・・悲しいです。

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「機動戦士ガンダム 第08MS小隊 Vol.1」

ファーストガンダム以外のガンダムも勉強しようと、分かりやすいように年代順(制作年順ではなく宇宙世紀順)に借りてみることにした。

ガンダム08−1

地球に向かっていたシローは宇宙で連邦軍とジオン軍との戦場に巻き込まれ、やむなく出撃する。
敵の一機と戦い、直前で脱出に成功するが、敵のパイロットであるアイナとともに漂流する戦艦の中で救出を待つことになるが・・・。
「機動戦士ガンダム」シリーズ「一年戦争」のサイドストーリー。



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本多猪四郎監督 「マタンゴ」

もし、私の中で「死ぬまでに観なくてはいけない邦画ベスト100」があるとしたら、本作は間違いなく上位にランクインしている。
昔から、その伝説は聞いていたのだが今までに観る機会がなかった作品だ。
最近、面白そうな新作が無いので、この機会にDVDを借りて観る。

マタンゴ1

7人の若者を乗せたヨットが、嵐のため無人島に漂着した。
その島を探索した結果、彼らより先に、一艘の難破船が漂着していたことが判明する。
だが乗員の姿はどこにもなく、ただあたりは奇妙な形状のキノコが群生しているのみだった。
やがて食料の残りが少なくなり、彼らは恐る恐るそのキノコを食し始める。
そしてそのキノコを口にした者は、人間の姿を失い、奇怪なキノコ・マタンゴへと変身していくのだった……。



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倉本聰著 「火の用心 SCENARIO−1990」

倉本聰著 「火の用心 SCENARIO−1990」(理論社/1990年刊)。

TVドラマ「拝啓、父上様」を観ていたときに、思い出したのがこのドラマ。
「もう一度観てみたいな・・・」
と考えていたら古本屋で本書を発見。
105円だったので即購入し、読む。

火の用心


昔、東京下町の夜には、町内を流す「火の用心!」の声と、カチカチとたたく柝の音があった。日本橋の老舗蕎麦屋「その字」を舞台に巻き起こる様々な人間模様を描く人情コメディ。

TVドラマ「前略、おふくろさん」を観ていない私にとっては
「拝啓、父上様」は本作「火の用心」のリメイクに観えてしまう。
もちろん、登場人物や設定は別のものではあるが、物語のポイントである、
舞台が下町の老舗、大女将(ご隠居)と女将との軋轢があって、店の跡継ぎや立ち退きの問題が起こる中の、主人公“おにいちゃん”の恋の行方等々が(うるおぼえではあるが)非常に似ていると思う。
もしかして「拝啓、父上様」は、視聴率を取れなかった「火の用心」の復讐戦か?
そんな事を考えながら本書を読んでいたが・・・・

これって

倉本センセの作品にしてはあまり出来がよくないのでは?

要所要所は面白いのだが、物語全体の掘り下げ方が全部中途半端な感じがする。
他の倉本氏の作品に比べると、全てにサラッと表面だけって印象。
あのバブルって時代のせいかな。
それに、妹の超能力って物語上、本当に必要だったのかな?
ラスト、とんねるずが出て来て「ドラマっていいよな・・・」と語る所もわざとらしくて。

もちろんTVドラマの脚本なので、読んだだけでは分からない部分=映像で見せるべき所や台詞一つの重みや間の取り方で、印象が変わってくるのだろうが・・・・。

当時、大人気だった「とんねるず」を起用したにもかかわらずドラマが低視聴率だったのは、「とんねるず」の演技力の無さだけが原因ではなかったんだな。
納得。

制作:石橋冠 演出:吉野洋/雨宮望 脚本:倉本聰
出演:石橋貴明/木梨憲武/後藤久美子/淡路恵子/一の宮あつ子/小林稔侍/ガッツ石松/田村亮/桃井かおり

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フィリップ・カウフマン監督 「ツイステッド」

レンタルDVDで「ツイステッド」を観る。

ツイステッド1

サンフランシスコ市警殺人課で初の女性捜査官となったジェシカ。
父親代わりのミルズ本部長にも優しく見守られ順調なスタートを切った彼女だったが、幼児期のトラウマや過剰なストレス、そして都会の孤独が酒の量を増やし、しばしば行きずりの男との一夜限りの関係を持ってしまうのだった。
そんな中、続けざまに2件の殺人事件が発生する。
被害者はいずれもジェシカが寝た男だった。
そしてジェシカには事件の夜の記憶がない。
次第に同僚やミルズ本部長までもが彼女に疑いの目を向ける。
いつしかジェシカ自身も自分の無実を確信できなくなるのだった。



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金子文紀監督 「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」

レンタルDVDで「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」を観る。

木更津ワールド

余命半年と医者から宣告された"ぶっさん"を中心に、木更津の元高校野球部の仲間バンビ、アニ、マスター、うっちーの5人組が昼は野球とバンド、夜はなぜか謎の怪盗団<木更津キャッツアイ>を結成した。
木更津で巻き起こしたドタバタ騒ぎの日々、そしてついに迎えるぶっさんの死。
それから3年…。
キャッツのメンバーであるバンビ、うっちー、マスター、アニは、それぞれの道を歩みバラバラの生活を送っていた。
しかし彼らは"ぶっさん"にきちんと別れを言えなかった事を、ずっと心に抱えたままだった…。
そんなある日、バンビが「ある声」を聞いたことから物語は大きく動き始め、久しぶりに4人が木更津に集結した。



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乙一著 「夏と花火と私の死体」

乙一著 「夏と花火と私の死体」(集英社文庫/2000年刊)を読む。

夏と花火と私


九歳の夏休み、少女は殺された。
あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。
こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。
次々に訪れる危機。
彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?
第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。

殺された少女“私”の視点で淡々と進んでいく物語は不気味でありながらも清々しい。
舞台となっている田舎の描写も風景が眼に浮かぶほど巧みだ。
だが、細かい部分ではアラが目立ち、最後のオチは予想できる。
とても上手くまとまっている作品であるのだが、私が読んだ著者の小説の中では一番評価が低い。
著者のデビュー作だから仕方が無いと言えるが・・・。

16歳だ!

16歳のガキ・・・いや、著者が描いた小説だ。
そう思うと凄い出来だ!
これが天才と呼ばれる由縁か。
納得。

・・・自分が16歳の頃って・・・ただボ〜ッと生きてるだけだったな・・・。

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ジャック・ブラック主演 「スクール・オブ・ロック」

レンタルDVDで「スクール・オブ・ロック」を観る。

スクールオブロック1

ロックの心を全身で体現するギタリスト、デューイ・フィン。
しかし、そのあまりの破天荒ぶりがアダとなり、ついにバンドをクビ。
その上、家賃を滞納し居候していた親友ネッドのアパートを追い出されようとしていた。
そんな時、ネッドのもとに名門私立小学校から代用教員の話が舞い込むが、電話に出たデューイはお金欲しさから自分がネッドになりすまし、臨時教師の職に就いてしまうのだった。
ところが、いざ小学校へ行ってみると、そこは厳しい管理教育がなされ、従順な生徒たちにはまるで覇気も個性も感じられなかった。
まともに授業をする気もないデューイにとってそれはどうでもいいことだったが、そんな生徒たちが音楽の才能にあふれていると知ったとき、彼の頭にはあるよこしまなアイデアが浮かぶのだった。



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フアン・カルロス・フレスナディージョ監督 「10億分の1の男」

レンタルDVDで「10億分の1の男」を観る。

10億分1

銀行強盗で逃走中のトマスは飛行機の墜落事故に見舞われたが、搭乗者237名の中で奇跡的にたった1人生き残った。
彼は女刑事サラの監視下で入院していたが、そこへ強運な男を探していたフェデリコが現われる。
彼はトマスを連れ出すと、あるゲームへの参加を強引に迫るのだった。
それは類い稀な強運の持ち主達による、命を賭けた過酷な運試しゲームであった。
大惨事を奇跡的に生き延びた者たちが、他人の“運”を奪い合う不思議なゲームに参加させられ強運を競い合う異色サスペンス。
第16回ゴヤ賞で最優秀新人監督賞と最優秀新人男優賞を受賞。



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小池一夫原作 「レイザー[剃刀]」 第1・2巻

作:小池一夫・画:伊賀和洋 「レイザー[剃刀]」 第1・2巻(小池書院/2006年刊)を読む。

レイザー1・2


1886年、ニューヨーク。
自らを“傷(マーカス)”と名乗る70代の日本人密入国者。
十手を持ち、小具足術の達人。
「恥を知らず、過去を想わず、本能のおもむくままに残り少ない余生を獣のように生きるため、この国に流れた。」と言うその男とふとした事で知り合った黒人刑事マグローがコンビを組み、狂乱のアメリカに挑む!

以前に小池一夫原作・神田武志画の「真説・御用牙」が面白くないと書いた。
作者の傑作「御用牙」の焼き直しみたいな物語をいくつ作っても、もう意味が無いとも書いた。
そしたら本書だ。
私ごときが思うことは、みんなも、そして作者も判っていたことなんだろう。
予備知識のないまま本書を購入。
小池氏の新作だと思って、内容も分からずに読んだ。
日本を捨てた謎の老人がニューヨークで起こる数々の事件を相棒の黒人刑事とともに解決するアクション漫画。
主人公が十手を持っているので、もと同心と言うのは想像出来たのだが・・・・

「御用牙」の続編だったとは!

しかも、主人公は七十代だ!
しかも、舞台はアメリカだ!
驚きと同時に「そう来たか!」とほくそ笑む。

今度こそ。
本当に今度こそ、前作を凌ぐようなラストを期待してますよ、小池センセ!

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小松隆志監督 「ワイルド・フラワーズ」

レンタルDVDで「ワイルド・フラワーズ」を観る。

ワイルドフラワー1

弱小の女子プロレス団体“ガリンペイロ”の創始者にして女社長のアイアン飯島が、ある日突然逝去。
遺書により図らずも跡を継ぐことになった息子の伸一は、勝手も分からずやる気も一向に起きない。
そこへ、上司のセクハラが原因で会社を飛び出した桐島みどりと、バイト先で乱闘騒ぎを起こした空手使いの元ヤンキー中島涼子が転がり込んできた。
この業界知らずの3人の間にはいつしか奇妙な連帯感が生まれ、3人は力を合わせて団体の再興に乗り出すのだった…。



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名物!ブラックカレー

仕事で苫小牧まで。
札幌への帰りがけ道央自動車道・輪厚パーキングエリアにて“輪厚名物!”と謳っているブラックカレー(税込¥700)を食す。

ブラックカレー


私の世代の漫画ファンだったら「ブラックカレー」って聞くと、「包丁人味平」を思い出すだろう。
味平の敵である“カレー将軍”が作った、食べた者を虜にする不思議な味のカレー。
その秘密はスパイスに麻薬が入っていた!ってオチだった(かな?)。
子供ながら「おぉ!食ってみてぇ!」と思ったが・・・・・

この「ブラックカレー」は普通の味です。

※名物って・・・・どうだ?

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塩田明彦監督 「この胸いっぱいの愛を」

この手の話は食傷ぎみ・・・と言いながらも原作が梶尾氏なので借りてしまった。

この胸いっぱいの1

2006年、百貨店に勤める鈴谷比呂志は、出張で小学生時代を過ごした北九州・門司を訪れた。
そこで郷愁に浸る比呂志だったが、その時ふと一人の少年に出くわす。
彼はなんと、“ヒロ”と呼ばれていた20年前の自分だった。
比呂志は知らぬ間に1986年にタイムスリップしていたのだった。
そしてある出来事がきっかけで、比呂志は祖母の旅館でヒロと奇妙な共同生活を始めることに。
そんなある日、彼は憧れの女性“和美姉ちゃん”と再会する。
難病を患いながらも手術を拒否してこの世を去ってしまった彼女を、今なら救えるかも知れないと考える比呂志。
一方、比呂志と同じ飛行機に乗り合わせた3人の男女も同様にタイムスリップしていた。
彼らもまた、20年前のこの時代にそれぞれある思いを残していたのだった。



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ジェームズ・ウォン監督 「ファイナル・デスティネーション」

「デッドコースター」を観ようと思ったのだが、本作がシリーズ1作目だと知りレンタルする。

ファイナルデス

クラスメートや教師たちとフランスへの修学旅行に心ときめかせていたアレックス。
そこは離陸寸前の飛行機の中。が、その瞬間、飛行機は大爆発……。
それは夢だったが、これから飛行機が実際に離陸する直前で、あまりの恐怖にアレックスは“この飛行機は爆発する!”と叫びパニックに。
結局、アレックスとその混乱に巻き込まれた6人を残して離陸した飛行機は実際に爆発してしまう……。運良く生き残った7人だったが、やがて彼らは次々に怪死を遂げていく…。



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乙一著 「ZOO〈1〉」

乙一著 「ZOO〈1〉」(集英社文庫/2006年刊)を読む。

ZOO1


ジャンル分け不能と言われる乙一の短編集。
本書「1」には2005年に映画化された5編をセレクト。
文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録している。

全編にどこか“死”の匂いを漂わせている本作だが、読むとそれぞれに感動や驚きがある傑作揃い。
褒めたくは無いのだが、これには脱帽。
面白い!

「サガリとヨーコ」
双子の姉妹なのに自分だけ母親の虐待を受けるヨーコが選んだ決断とは。
なんとなく「GOTH」の“夜”を思い出させるサスペンス。
痛くて残酷な話ではあるのだが、ラストのヨーコの掛け声に明るい未来を感じてしまうのは私だけだろうか。

「SEVEN ROOMS」
殺人鬼によって閉じ込められた姉弟の7日間の話。
映画「SOW」や「キューブ」を髣髴させるホラー&サスペンスの物語。
犯人が誰なのか、何故その様な事をするのかなどの余計な説明をはぶき、姉と弟、そして別の部屋に監禁されている女性たちとの交流を中心に描いている。
ホラーでありながらどんでん返しが見事であり、悲惨でありながらもラストは感動の涙(大げさか?)を誘う。

「SO-far そ・ふぁー」
僕にはお父さんとお母さんが見えているのに、ある日を境に二人にはお互いが見えなくなってしまった。
だから僕は二人の会話の橋渡しをしている・・・。
読み始めはファンタジーかと思わせるがラストは意外な展開。
最後の1行が胸に沁みる一編。

「陽だまりの詩」
人類が死滅した世界の中、もうすぐ死亡する科学者と彼が作ったロボットの話。
漫画家・高橋葉介氏の短編「墓堀りサム」を髣髴させる、切ないSFファンタジー物語。
読んでいると美しい情景が浮かんでくるのは作者の力だろうか?
SFでは珍しい設定では無いのだが、これもなかなかの感動を与えてくれる。

「ZOO」
毎日届く、腐乱していく殺された恋人の写真。
犯人の目的は何なのか?彼は犯人に復讐を誓うが、既に犯人は彼には分っている。
狂気に囚われた男の愚かしさを描くサイコサスペンス。
大きな見せ場はないが、淡々と語られる主人公の心の弱さが(私には)共感できる。

最近の若者ならいざ知らず、こんなオッサンまで魅了するとは・・・。

恐るべし乙一。

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東映Vシネマ 「野獣駆けろ」

ビデオで「野獣駆けろ」を観る。

野獣駆けろ


デビュー作「陰の間」発表から三十年後の今、続編の執筆を始めた社会派の大作家、辺見俊悟に、正体不明の脅迫が始まった。
奇しくも辺見を護ることとなったのは高松圭介、六本木を棲み家とする元傭兵だ。
圭介に迫る脅迫者の目的は?そして、続編の秘密とは?
一人の作家の命をめぐり元傭兵たちが全能をかたむけ、プロとプロの壮絶な戦争が展開される。



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大滝村 「きのこ汁」

「道の駅フォーレスト276大滝」の横にある「きのこ王国」にて「きのこ汁」を食す。
「道の駅」でも売っていたが、「きのこ王国」の方が50円安い(税込100円)。
きのこの味噌汁のようだが・・・。

きのこ汁


思った通りの味でした。

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大滝村 「きのこラーメン」

出不精な私が何故か支笏湖周辺を散策。

支笏湖


「道の駅フォーレスト276大滝」にて休息。
大滝村名物(?)「きのこラーメン」を食す。

きのこラーメン


思った以上に美味。
昔風あっさり醤油ラーメンにきのこの出汁が合う。

これは当りでした。

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昼ビール

休みの日は昼から酒を飲む。
そして昼寝をし、また酒を飲む。

ビール428


正しいと思う。

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シルベスター・スタローン主演 「ロッキー」

レンタルDVDで「ロッキー」を観る。
「ファイナル」が上映されるから、絶対「1」はTV放送すると思って待っていたのだが・・・観たくなって借りてきた。

ロッキー1

30歳のロッキーは4回戦ボクシングで日銭を稼ぐ街のチンピラ。
酒浸りのダチ公ポーリーの妹エイドリアンに密かに恋心を抱いているが、シャイな彼女はなかなか心を開いてくれない。
そんな彼にチャンスが転がり込む。
世界ヘビー級チャンピオンのアポロが人気取りのため、格下の相手と闘うことを宣言し、ロッキーがその対戦相手に選ばれたのだ・・・・。



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