荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

東直己著 「探偵は吹雪の果てに」

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東直己著 「探偵は吹雪の果てに」(ハヤカワ文庫/2004年刊)を読む。

大好きな作家であるが、我家の経済的理由で新刊は買えず。

古本屋に行くといつも探しているのだが、この〈ススキノ便利屋シリーズ〉はなかなか見当たらない。

したがって前作「探偵はひとりぼっち」からゆうに3年は読んでいなかった本シリーズとの久々の再会・・・いやがうえにも期待は高まる。

探偵は吹雪の果てに

ちんぴらに袋叩きにされて、“俺”は入院した。

そこで偶然、病院の付添婦をしている昔の恋人と再会。

彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになった探偵だが、町に着くなり身辺に不審な男たちの影がちらつき始め、理由も解明できないまま町を追い出されてしまう。

やくざの組長の桐原の助けを借り、再び町に舞い戻った探偵に最大の危機が!

雪原を血にそめる死闘の果ての意外な結末とは?


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乙一著 「ZOO[2]」

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[1]を読んでから、だいぶ経つが・・・・
乙一著「ZOO[2]」(集英社文庫/2006年刊)を読む。

ZOO2

天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集その2。
目が覚めたら、何者かに刺されて血まみれだった資産家の悲喜劇(「血液を探せ!」)、ハイジャックされた機内で安楽死の薬を買うべきか否か?(「落ちる飛行機の中で」)など、いずれも驚天動地の粒ぞろい6編。
文庫版だけのボーナストラックとして、単行本に入っていなかった幻のショートショート「むかし夕日の公園で」を特別収録。


東野圭吾著 「超・殺人事件-推理作家の苦悩」

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東野圭吾著「超・殺人事件-推理作家の苦悩」(新潮文庫/2001年刊)を今ごろ読む。

超殺人事件

新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。
どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる―。
発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。


シルベスター・スタローン監督  「ロッキー・ザ・ファイナル」

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「ダイ・ハード4.0」に続いて“がんばるオッサン”を観る。

ロッキーザファイナル1


ボクシング界のかつてのヒーロー、ロッキー・バルボアも今では引退し、地元フィラデルフィアで小さなイタリアン・レストラン“エイドリアンズ”を経営していた。

妻エイドリアンは既に他界し、息子のロバートは有名人の父に反発して家を出ていった。

もはやかつての栄光とエイドリアンとの思い出にすがって生きるのみだったロッキー。

だがやがて、そんな心の喪失感を埋めようと再びボクシングを始めたロッキーは、次第にかつての情熱を取り戻していく。

一方、無敵の現役ヘビー級チャンピオン、ディクソンは対戦相手に恵まれず、マッチメイクに苦しんでいた陣営は、伝説の王者ロッキーとのエキシビジョン・マッチというイベントを企画する。

降って湧いた現役最強ボクサーとの対戦というオファーに対し、ロッキーはある決意を秘めこれを受けて立つのだった…。


米澤穂信著 「夏季限定トロピカルパフェ事件」

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米澤穂信著 「夏季限定トロピカルパフェ事件」(創元推理文庫/2006年刊)を読む。

夏季限定トロピカル1

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校生。
きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。
それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。
名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君の、この夏の運命を左右するのは“小佐内スイーツセレクション・夏”!?


レン・ワイズマン監督 「ダイ・ハード4.0」

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レンタルDVDで「ダイ・ハード4.0」を観る。

ダイハード4-1


アメリカ独立記念日の前夜。

ワシントンDCのFBI本部に、何者かが全米のあらゆるインフラを監視するシステムにハッキングを仕掛けてきたとの情報が入り、ブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査が開始される。

一方その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班のジョン・マクレーン警部補は、久しく顔を見ていない娘ルーシーに会うため、ニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。

しかし、意に反してルーシーの冷たい対応に気落ちするマクレーン。

おまけに、たまたまそこにいたばかりに、上司から、近くに住むマットというハッカーをFBI本部まで連行せよ、とのヤボ用まで仰せつかるハメに。

不承不承マットのアパートへと向かうマクレーンだったが、それは、またもや始まる不運の序章にすぎなかった…。


ダイハード4-1-1



宮部みゆき著 「模倣犯(1)」

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宮部みゆき著「模倣犯(1)」(新潮文庫/2001年刊)。
全五巻をやっと購入。
数年前に映画は観ているが、著者の作品を知っている人間なら、原作を読まなくても“ひどい出来の映画”だったのは分かっている。
その分大いに期待しながら1巻を読み始める。

模倣犯1

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。
やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。
ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。
未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。


デヴィッド・フィンチャー監督 「ゾディアック」

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もともと「セブン」も「ファイトクラブ」も好きではない私なので、フィンチャー監督だからって何の期待も無かった。

私が本作に期待したのは、“ゾディアック事件”と言う実在の未解決事件をどこまで忠実に描き出しながら、どれだけ面白く脚色しているかだったが・・・

ゾディアック1


1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入る。

そしてその通報者は最後に“犯人は俺だ”と言い残していた。

それから約1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に一通の手紙が届き、7月の事件を含め2件の殺害を実行したとする声明文が書き記されていた。

それは、のちに自らを“ゾディアック”と名乗る者からの最初の手紙だった。

さらに、そこには謎の暗号文も添えられ、それを新聞の一面に載せなければ大量殺人を決行する、と脅迫してきたのだった。

以来、同紙の記者エイブリーと風刺漫画家グレイスミスは、この一件と暗号解読に並々ならぬ執着をみせ没頭していく。

一方、サンフランシスコ市警の刑事トースキーとアームストロングも取り憑かれたようにゾディアックを追いかけるが…。


古谷実著 「稲作」

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古谷実著「古谷実スーパーリミックスベスト(1)稲作」(講談社/ヤンマガKCDX/2001年刊)を読む。

稲作1

岩井志麻子著 「喜びの流刑地」

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岩井志麻子著「喜びの流刑地」(集英社文庫/2006年刊)を読む。

悦びの流刑地

昭和初期、下町の貧民窟に暮らす美しい姉と盲目の弟。
一歩も外に出ることのない弟の愉しみは、姉が勤め先の料亭から持ち帰る女作家の書き損じ原稿を読むことだった―。
姉と弟の近親相姦的な関係に、小説の盗み読みから始まった虚構世界が入り込んでいき…。
淫靡で罪深い愛欲生活の夢と現が交錯する果てに、衝撃的な結末が!
官能と幻想が炸裂する傑作長編小説。