ピエール・ルメートル著 橘明美翻訳 「監禁面接」(文春文庫/2021年1月第1刷)を読む。
リストラで職を追われたアラン、失業4年目、57歳。
再就職のエントリーをくりかえすも年齢がネックとなり、今は倉庫でのバイトで糊口をしのいでいた。
だが遂に朗報が届いた。
一流企業の最終試験に残ったというのだ。
だが最終試験の内容は異様なものだった。
〈就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ――〉
どんづまり人生の一発逆転にかけるアラン。
愛する妻と娘たちのため、知力と根性とプライドをかけた大博打に挑む!
解説:諸田玲子(作家)
定価(本体価格880円+税)【点数】 ★★★★★★・・・・(6/10) 続きを読む
テーマ : 文学・小説
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