荒雑録
映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。
トラウマ映画 【6】 「鬼畜大宴会(1988)」

◆「鬼畜大宴会」 1997年/日本 【120分】
監督:熊切和嘉 脚本:熊切和嘉 撮影:橋本清明 音楽:赤犬 助監督:山下敦弘 出演:杉原敏行/小曽木健太郎/三上純未子/沢田俊輔/木田茂/橋本裕二
連合赤軍をモチーフにした過激派左翼の若者たちが内ゲバで崩壊していくストーリーは面白いと思います。
主演の女優さんも美人ではなく、逆にそこが生々しくエロくて良いです。
監督や役者さんのパワーを感じられる力作です。
ですが
気持ち悪いです。
見た目も精神的にも。
グロいです。
過激派左翼って設定も
主義主張の違いによる組織の崩壊も
日の丸の国旗も
ただのラストの大殺戮のためのお飾り。
不快でした。
タイトルの意味は
鬼畜=制作者が
大宴会=グロい映画を撮って喜んでいる姿
と解釈しました。
以降、この監督の作品は極力観ないようにしています。
※この監督のお弟子さんの監督が撮った映画を映画祭で観ましたが、そちらも不快で2度と観たくない作品でした。
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