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セバスチャン・ジャプリゾ著「ウサギは野を駆ける」【物置整理62】

セバスチャン・ジャプリゾ著 榊原晃三訳 「ウサギは野を駆ける LA COURSE DU LIVEVRE A TRAVERS LES CHAMPS」
  (早川書房/ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブック/1984年2月発行)

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われわれだれにとってもただ一度の、あの太陽が輝いている日の夕方近いこそのマルセーユの旧港。 さびしげで所在ない様子の少年がいた。 少年は日曜日の晴着のような洋服を着、手にビー玉の袋をしっかりにぎっている。 少年は町に着いたばかりで、友達を探していた。 最初、 浅黒い肌の三人の少年があらわれ、彼を敵意のこもった眼差しでみすえた。少年はあとずさりし、そ ドゥノエル版 れから背を向けて、路地の階段を登っていった。
が、 す ぐ立ち止った。 別のグループの子供たちが階段の一番うえに坐っていて、彼の通り道をふさいでいた。 男の子が 4人に、女の子が2人だ。 少年はグループの首領らしい年長の少年の前にいった。 年長の少年はきびしい眼つき彼を見た。 仲間になるために、少年はビー玉の袋を相手の少年にさし出した。 ・・・・・・ 日没ごろ、子供たちはいっ しょに遊び興じていた。 遊びの中で彼らはアメリカにおり、摩天楼を襲撃し、 警官に取り囲まれていた......。
トニー・カルドは三人のジプシーに命をねらわれ、 真赤な円盤のような朝陽の中を、アメリカとカナダの国境からモントリオールに向って逃げていた。そしてジプ シーに追いつめられたとき、 トニーは首都警察の襲撃を 計画している4人の男と2人の女の一味に飛びこんでい った!
『シンデレラの罠』の鬼才が子供の世界と大人 の世界のダブル・イメージで描く異色ミステリ!

【掲載】
まえがき:セバスチャン・ジャプリゾ 1972年8月
折りたたみ式ベッド/消防自動車/人形/ビー玉/著者リスト
定価380円


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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

tag : セバスチャン・ジャプリゾウサギは野を駆ける

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Tommy荒野

Author:Tommy荒野
2006年1月開設。
わかちゃいるけどやめられない。
そんなの綴って18年目。

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