レンタル屋で本作を見つけ思わず借りてしまった。
ブロンソンの名を不動のものにした「デス・ウィッシュ」シリーズ第1弾!
開発技師のカージーは、美しい妻子と共に幸せに暮らしていた。
ある日、妻と娘がチンピラ3人に暴行され、妻は殺され、娘はショックで生きる気力を失ってしまう。
突然の不幸に呆然とするカージーは、悲しみに暮れながらも、気丈に仕事に没頭していた。
そんな中、仲間に射撃場に誘われ、仕事がうまくいったお礼にと拳銃をプレゼントされたカージーは、夜の街を徘徊し、わざと強盗に襲われては容赦なく射殺していく影の死刑執行人"夜の狩人"として世間を賑わし始める・・・。
ドンパチばかりのただの復讐劇ではなく、主人公の心情をジックリと描いている人間ドラマだと思う。
正義などの建前ではなく、ただ自分自身の気持ちのためだけに悪党を殺していく主人公。
怒りと狂気、そして罪悪感を背負った平凡な市民を演じるブロンソンが最高。
改めて惚れ直した。
この後「ロサンゼルス」・「スーパー・マグナム」・「バトルガンM-16」と主人公がただの殺し屋になっていくのだが、警察組織の無能力ぶりと大衆の曖昧さを痛烈に皮肉っているこの1作目だけは別格だな。
(まあ、あのB級ガン・アクションもそれはそれで良いのだが)
主人公だけではなく彼を追う刑事役のヴィンセント・ガーディニアも魅力的で物語の深みを与えている。
今回観直して気が付いたのだが・・・・色がいいね。
映画自体が“映像にこだわっている”とか“クリアビジョンだから”とかではなく、この時代の風景、壁の色、洋服、小物など、今では見られないような色があふれている。
これは発見だったな。
あぁ、今度は「ロサンゼルス」が見たくなってきた。
それと「ブレイブワン」も。
※チンピラの1人は蝿男だったんだね。
■「狼よさらば:DEATH WISH」 1974年/アメリカ
監督:マイケル・ウィナー 製作:ハル・ランダース/ボビー・ロバーツ 製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス 原作:ブライアン・ガーフィールド 脚本:ウェンデル・メイズ 撮影:アーサー・J・オーニック 音楽:ハービー・ハンコック 出演:チャールズ・ブロンソン/ホープ・ラング/ヴィンセント・ガーディニア/スティーヴン・キーツ/ウィリアム・レッドフィールド/キャサリン・トーラン/スチュアート・マーゴリン/ジェフ・ゴールドブラム
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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画
- 2008/05/10(土) 23:35:24|
- 洋画
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