荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ジャレッド・ヘス監督 「バス男」

TVで放送していた映画「バス男」を観る。
低予算のインディーズ作品ながら、全米では40億を越す大ヒットとなった話題の脱力系学園コメディ。
日本では未公開のためか、同じオタク系だからと言うだけで“電車”ならぬこんな馬鹿な邦題を付けられた可愛そうな作品である。
ちなみにバスはストーリーとは一切関係がないので念のため。
(とは言え、原題の「NAPOLEON DYNAMITE」も十分馬鹿なタイトルなのだが)

バス男1


アイダホの高校生ナポレオン・ダイナマイト。
ルックスもダサければ頭も良くない彼は、当然のように学校でも友達もなくイジメにあってばかりの毎日。
おまけに家族もナポレオンに負けず劣らずの変人たち。
兄は女の子とのチャットに夢中で、叔父さんは通販のタイムマシンを買おうと怪しげなビジネスを始める。
そんなナポレオンにも、メキシコ人の転校生ペドロという友だちが出来た。
やがて、ペドロが無謀にも生徒会長に立候補すると、ナポレオンも彼の応援に精を出すが…。



これは日曜の夕方にTVで放映する映画ではないな・・・・深夜放送だったらもっとノレた気がするが。
まあ、どちらにしろ見る側の好き嫌いがハッキリと分かれる作品だろう。
物語にはストーリー性はほとんど無く、冴えない高校生のイケてない日常が独特のダルダルなリズムでゆる〜く綴られてゆく。
“このダルダルさに付いていけるか”だろうし、各所に散りばめられた細かい“ズレ”や“間”を笑えるかどうかだろう。
私はちょっと微妙だった。
面白くないわけではないのだが、いまいとピンとは来なく、だからと言って途中で止めることは出来ない奇妙な味わいを持っている。
ラストのダンスシーンなどは普通の青春映画では大盛り上がりを見せるはずなのだが、これもまた微妙なテンション(主人公はかっこ良く見えたけど)。
観て損はない作品だとは思うが、そんな大ヒットする作品とは思えないのだが・・・・。

■「バス男:NAPOLEON DYNAMITE」 2004年/アメリカ
監督:ジャレッド・ヘス 製作:ショーン・コヴェル/クリス・ワイアット 製作総指揮:ジェレミー・クーン/ジョリー・ワイツ 脚本:ジャレッド・ヘス/ジェルーシャ・ヘス 撮影:マン・パウエル 音楽:ジョン・スウィハート 出演:ジョン・ヘダー/エフレン・ラミレッツ/ジョン・グリース/アーロン・ルーエル/ディードリック・ベーダー/ティナ・マジョリーノ/エミリー・ティンドーン
2005年MTVムービーアワード、作品賞、音楽シーン賞(ジョン・ヘダー)、ブレイクスルー演技賞(ジョン・ヘダー)受賞

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テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

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2008-05-30 Fri 10:40 おまとめブログサーチ
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