荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★日本映画 >   11~15年作品

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橋本一監督 「探偵はBARにいる」 【1】

レンタルDVDで映画「探偵はBARにいる」を借りて来る。

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札幌のススキノでグータラな男・高田を相棒に探偵稼業を営む“俺”。

携帯電話を持たない彼との連絡手段は、もっぱら彼が入り浸るBAR“ケラーオオハタ”の黒電話。

ある夜、その黒電話に“コンドウキョウコ”と名乗る女からの奇妙な依頼が舞い込む。

いぶかしく思いながらも、簡単な依頼と引き受けてしまった探偵。

案の定、その筋の男に拉致されて危うく死にかける。

腹の虫が収まらない探偵は、キョウコの依頼とは関係なく、報復へと動き出す。

調べを進めていく探偵は、その過程で謎の美女・沙織を巡る不可解な人間関係と陰謀の匂い渦巻く複数の事件に行き当たるのだが…。


★★★★★★★・・・(7/10)


原作ファンとしては

楽しみでありながらとても心配な作品だった。

その心配の幾つかの要素として

原作は舞台が1980年代。

バブルの足音が聞こえる時代だからこそススキノの華やかさ、豪華な飲食店が生き、ヤクザの地上げが現実味を帯びる。

学生運動の生き残りと言うのもこの時代だからだろう。
(たしかこの原作には学生運動の件は無かった気がするが、シリーズの短編には出て来ていたかな)

ストーリー内の時代の違いをどのように違和感なく埋めるか。

加えるなら原作の主人公は28歳と若く、相棒の高田と同年代。

若いからこそ突っ走り、若いからこそ騙される主人公を監督もしくは大泉洋がどう料理するか。

ちなみに

主人公が携帯を持たずBARの電話番号を持っているのは、原作シリーズの舞台が現代になった今でも同じなので問題は無い。

もうひとつ気になるのは

私はTVの「相棒」シリーズをそれほど面白いと思わないし、TVドラマの監督が作った映画にはいつも不満(疑問?)が残る事が多い。

かつて東直己氏の原作が映画化された作品がある。

だが、それは原作の良さをことごとく封印した、今ではDVDにさえなっていない作品だと聞く(私もそれは観ていない)。

映画としてどこまで原作を生かし、どこまで切るか。

ただ本作は、日本アカデミー作品賞にノミネートされ、主演の大泉洋も最優秀主演男優賞候補となっている。

今年(昨年)は日本映画が今までに無く不作の年だが、それでもアカデミーに入ったのだから一般的に高評価される作品にはなっているはず。

本日2月10日。

レンタルが開始されると共に借りてきたDVDが今、手元にある。

劇場に行ったカミさんの評価は低かったが

かなり期待をもってこれから鑑賞する。

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◆「探偵はBARにいる」 2011年/日本 【125分】
監督:橋本一 原作:東直己 脚本:古沢良太/須藤泰司 音楽:津島玄一 出演:大泉洋/松田龍平/小雪/西田敏行/田口トモロヲ/竹下景子/石橋蓮司/松重豊/高嶋政伸/マギー/片桐竜次/カルメン・マキ/吉高由里子/有薗芳記

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