荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ラッセ・ハルストレム監督 「サイダーハウス・ルール」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画した映画「サイダーハウス・ルール」を観る。

サイダーハウス・ルール [DVD]サイダーハウス・ルール [DVD]
(2012/03/07)
トビー・マグワイア

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20世紀半ばのアメリカ、メイン州。

孤児院で生まれ育ち、その院長ラーチの堕胎手術を手伝う青年ホーマー。

院内のスタッフや無邪気な子供たちに囲まれながら穏やかな日々を過ごすホーマーだったが、今後の人生をなかなか見出せないでいた。

そんなある日、中絶に訪れたキャンディと恋人の軍人ウォリーと意気投合し、孤児院を抜け出してしまう。

そしてウォリーの母親が営むリンゴ園で住み込みで働き始め、作業を仕切るミスター・ローズから色々と学んでいくのだった。

また、ウォリーが再び戦地へ発ったことをきっかけにキャンディとの恋が芽生えるホーマー。

やがて、ローズの娘の思わぬ妊娠や、ウォリーの帰還による三角関係の行方など、様々な問題に直面するホーマーだが…。


★★★★★★★・・・

アーヴィングの作品って

読もうとすると絶対に途中で挫折して、結局は映画でしか内容を知らない作品ばかり。

それでいて映画を観ると「あぁ、アーヴィングらしい・・・」と納得してしまう。

本作も“らしい”お話で、1人の青年の成長を通して語られる、不幸なのか幸せなのか分からない、ちょっと奇妙な物語。

登場人物の誰にも感情移入が出来ないが、何故か最後には心が暖まり主人公に「よかったね」と言いたくなるのは不思議である。

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本作のテーマは“自分の居場所”であろう。

親から必要とされずに捨てられた主人公に対し、親代わりの医師が言う「人の役に立て」と言う言葉は“自分の仕事”を見つける事であり、それは“人から必要とされる事”である。

だから繰り返し医師は問う。

「おまえの仕事は何だ?」と。

それは、誰よりも主人公を必要とし、自分の傍にいて欲しいと願う者の想いである。

それに気付かず、若者は自分の居場所を探し旅に出る。

ありきたりなストーリーではあるが、永遠不滅のテーマである。

最後まで主人公が良い人だったのが少し気になるが

マイケル・ケインよりもトビー・マグワイアの笑顔が印象的だった作品である。

※あ、あとシャーリーズ・セロンのヌード(背中)も。

◆「サイダーハウス・ルール:THE CIDER HOUSE RULES」 1999年/アメリカ 【131分】
監督:ラッセ・ハルストレム 原作:ジョン・アーヴィング 脚色:ジョン・アーヴィング 音楽:レイチェル・ポートマン 出演:トビー・マグワイア/シャーリーズ・セロン/マイケル・ケイン/デルロイ・リンドー/ポール・ラッド/キーラン・カルキン/ジェーン・アレクサンダー/キャシー・ベイカー/エリカ・バドゥ

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