荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

鈴木雅之監督 「プリンセストヨトミ」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「プリンセストヨトミ」を観る。

プリンセス トヨトミ DVDスタンダード・エディションプリンセス トヨトミ DVDスタンダード・エディション
(2011/11/16)
堤真一、綾瀬はるか 他

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東京から大阪にやって来た3人の男女。

彼らは国の予算が正しく使われているかを調べる会計検査院の調査官たち。

リーダーは、超エリートにして、税金の無駄遣いを決して見逃さない“鬼の松平”の異名を持つ松平元、その部下で、普段は脳天気ながら時々驚くべき勘を発揮する“ミラクル鳥居”こと鳥居忠子、そして鳥居とは対照的にクールな日仏ハーフのイケメン新人エリート、旭ゲンズブール。

調査対象を順調にこなしてきた彼らは、次の調査のため空堀商店街へと向かう。

そして、財団法人“OJO(大阪城趾整備機構)”の調査を開始する。

それは、何の問題もなく簡単に終了するかに思われたが…。


toyotomi1-2.

原作は未読だが、そのとんでもホラ話の設定に惹かれ鑑賞。

かなり:期待して観たんだけど・・・

大阪を訪れた会計検査院の3人の調査官が、ひょんなことからこの地で脈々と守り継がれてきた驚くべき秘密を目の当たりにしていくさまを、奇抜な設定の下、壮大なスケールで描き出していく作品。

私が本作に一番期待したのは「どこまで上手い嘘をついてくれるか?」だった。

しかし本作で登場した嘘は、リアル感の乏しく、バラバラなディテールの薄っぺらい物であったため数々の疑問が・・・

少年は何故、女性になりたいのか?

その設定の意味はどこに生かされていたのか?

江守徹扮する博士は大阪の人じゃなんだね(確認)?

中井貴一扮する総理が息子に真実を語ったのは自分の死期を悟ったから・・・そんなルールだよな・・・だったら彼の“死”って何だったの?

交渉決裂の場合は切腹でも覚悟していたのかな?

主人公を撃ったのは誰?

犯人は捕まった?

国賓への発砲を見て見ぬふりをするほど大阪国は無法国家?

何か最後はやたら主人公に謝っていた旭君。彼は何をしようとした?

たしかに「こう考える」と言う台詞はあったが、情報のリーク以外大した事やっていない様に思う。

大阪城が赤くなったのは何のせい?

照明?

炎上?

そう見えただけ?

富士の裾野の白い十字架の意味が解からん。

歴史的にそんなのがあるのか?

それが何故、過去に鳥居が見たのか、そして今主人公が見たか?

・・・などなど。

多分上記の疑問を持った人は私以外にいるだろうし、それ以上疑問を持っている人もいると思う。

どんなに役者の演技が良くてそのキャラクターに引っ張られても、次から次へ疑問が湧いてきてはその作品の世界観に入り込めはしない。

たぶん想像するに、原作は面白いのだろう。

なのでこれは

原作付きの映画でよくある、

原作の良い所をはぶき、ストーリーを安易に簡略化し、それでいて設定の根本的な改変は行わなかった作品で

まぁ簡単に言うと

失敗作である。

◆「プリンセストヨトミ」 2011年/日本 【119分】
監督:鈴木雅之 脚本:相沢友子 原作:万城目学 音楽:佐橋俊彦 出演:堤真一/綾瀬はるか/岡田将生/沢木ルカ/森永悠希/宇梶剛士/甲本雅裕/菊池桃子/平田満/江守徹/玉木宏/笹野高史/和久井映見/中井基一

★★★★★・・・・・



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