荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

トーマス・アルフレッドソン監督 「ぼくのエリ 200歳の少女」

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レンタルDVDで映画「ぼくのエリ 200歳の少女」を観る。

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(2011/02/04)
カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション 他

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ヴァンパイアの恐怖や哀しみと同時に、孤独な少年の切なくも美しい初恋を繊細に描ききり世界中で絶賛の嵐が巻き起こったスウェーデン発の感動ヴァンパイア・ムービー。

ストックホルム郊外の小さな町。集合住宅に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー。

同級生のイジメに苦しみながらも、誰にも助けを求めることが出来ず、ただ復讐を夢想してはじっと堪え忍ぶ日々。

そんなある晩、彼はひとりの謎めいた少女と出会う。

彼女は、オスカーの家の隣に父親と引越してきたばかりの少女エリ。

やがて、同じ12歳だという彼女と毎晩のように言葉を交わすようになり、自分よりも大人びた彼女に次第に心惹かれていくオスカー。

その頃、町ではおぞましい殺人事件をはじめ奇妙な出来事が立て続けに起こり、住民の間に不安が広がっていた。

そんな中、エリが少女の姿のまま200年も生きているヴァンパイアだという衝撃の事実を知ってしまうオスカーだったが…。


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以前に予告編を観て気になっていた作品。

最近「モールス」と言う映画の予告編を観て「そう言えば似た様な映画があったよな・・・あれ何て映画だったっけ?」と思い出し近所のTSUTAYAで探したのだが・・・まぁ、なかなか見つからない。

ヴァンパイア物なのでジャンル別で「ホラー」や「サスペンス」で探し、見つからないので「SF」「ドラマ」を経て「ラブストーリー」で見つけるまで・・・えらく時間がかかったぞ!

そしたら

今、新作でズラ~っとレンタルされている「モールス」は本作のリメイク作品らしい。

だったら近くに並べとけよ!

と文句を言いながら鑑賞。

「ラブストーリー」のジャンルにあったので、もっとロマンティックな美しいお話かと思いきや、中身はしっかりとヴァンパイアしていて・・・結構、残酷な場面もある。

ヴァンパイア物で季節が冬って言うのも珍しいが、この北欧の凍てついた雪とシンプルなデザインの街並みが、主人公たちの孤独さや疎外感を醸し出していてとても似合っていた。

また思春期の少年のちょっといじけた表情や彼の視点、少女(後で知ったが少女じゃ無かったのね)の決して美しくは無い身なりや容姿もとても印象的。

ストーリーは一本単純ながらも、その枝葉となるエピソードが少年少女の初恋物語では終わらせない美しくもゾッとするような衝撃を与えてくれる。

これはメチャクチャ面白い。

物語の冒頭へと繋がるエンドレスなラストも切なく胸に沁みる。

観終わった後

「お見事」

と言ってしまった作品である。

※しばらくしたら「モールス」も観てみようと思う。本作と比べると多分・・・見劣りすると思いつつ・・・

◆「ぼくのエリ 200歳の少女:LET THE RIGHT ONE IN」 2008年/スウェーデン 【115分】
監督:トーマス・アルフレッドソン 原作:ヨン・アイヴィデ・リンドヴィスト 脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドヴィスト 音楽:ヨハン・セーデルクヴィスト 出演:カーレ・ヘーデブラント/リーナ・レアンデション/ペール・ラグナー/ヘンリック・ダール/カーリン・バーグクィスト
★★★★★★★★・・



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