荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

今野敏著 「ST 為朝伝説殺人ファイル」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

今野敏著「ST 為朝伝説殺人ファイル<警視庁科学特捜班>」(講談社文庫/2009年刊)を読む。

ST 為朝伝説殺人ファイル<警視庁科学特捜班> (講談社文庫)ST 為朝伝説殺人ファイル<警視庁科学特捜班> (講談社文庫)
(2009/07/15)
今野 敏

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伊豆大島、そして奄美大島でダイビング中の死亡事故が発生。

どちらの場所も源為朝伝承の地だった。

そこに注目したワイドショー番組が事件を取り上げる。

ところが番組スタッフからも死者が出る……。

本当に事件は為朝の“呪い”によるものなのか?

STは謎を追って現地に飛ぶ。

「伝説の旅」シリーズ、始動!


★★★★・・・・・・

STシリーズは読んでいますが、本作より「伝説の旅」シリーズが始動とあります。

気になってまた購入してしまいました。

最近著者の本ばかり読んでいる気がしますが、気に入った作者を一気読みするのは今に始まった事ではありません。

飽きるまでしばらく続くでしょう。

本作は連続して起こった3件の水難事故に呪いのうわさが広がり、それを調査するSTが殺人事件の可能性を示唆、3つの事件がそれぞれ解決する物語です。

伝奇VS科学班と言う構図が面白そうだと思ったのですが、STはあくまで警視庁科学班で・・・事件を調査するのがお仕事であり、作中の伝説自体は調べないのですね・・・やっぱり。

最初から呪いにするには無理のある事件なので、読者としても事故か他殺かを中心に読んでいるのですが、物語自体に伝説部分がマッチしていない様に感じました。

そのためSTの面々が各地の観光名所で伝説を語るシーンで取って付けて様な・・・もっとメジャーな伝説で観光名所やホテルや名物なんかが出てきたら完璧に観光ガイドで頁を増やすトラベルミステリになっていたでしょう(ここは飛ばし読みしてもストーリー的には問題ありませんでした)。

予想していなかった事です。

初めて著者の作品で“ハズレ”を引きました。

私の苦手なタイトルがやたら長い2時間ドラマを観たような後味です。

一緒に買った「ST 桃太郎伝説殺人ファイル<警視庁科学特捜班>」を読む気が失せました。

ちょっと悲しいです。

★★★★・・・・・・
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