荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

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ミッキー・スピレイン著 「蛇」

ミッキー・スピレイン著 小笠原豊樹訳 「蛇:The Snake」(早川書房/ハヤカワミステリ文庫/1980年刊)を購入。

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街の喧噪の中で、マイクに聞こえるのは彼の足音ばかりだった。 

行き着く所には七年も彼を待ち続けた女がいる。 

「やあ、ヴェルダ」二人は何事もなかったように抱き合った。 

が、次の瞬間、銃弾の嵐が彼らを包んだ。 

マイクが撃ち倒した男達の狙いはヴェルダがかくまった少女スーだったらしい。 

スーの養父トレンスは妻を殺したばかりか彼女をも狙っているという。 

調査を始めたマイクに伸びる何者かの魔手─突如浮かび上がった謎の男”蛇”とは? 

愛する女とついに再会したマイク・ハマーが繰り広げる激情溢れるハードボイルド・アクション!


★★★★★★・・・・(6/10) 


いわゆる

「ハードボイルド」なる小説に憧れを持ち、何でも良いから読み散らかしていた学生時代。

当時大好きだった生頼範義氏の表紙につられ買ったのが著者の「復讐は俺の手で」。

スピレイン2-1

思い出そうとしても内容がうろ憶えなのは、もしかしたら読むのを途中で止めてしまったからかもしれない。

つまりはあまり面白く無かったのだろう。

その後1作目の「裁くのは俺だ」も買って、これはちゃんと読んだのだが・・・・これもあまり記憶に無い。

スピレイン1-1

そう言えば1982年に公開された映画「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!」も観ているが、これも印象に薄い。
(テレビの「俺がハマーだ!」はバッチリ憶えているんだが)

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結局、著者の作品はその作風や主人公のプロフィールなどを書いたオススメ本や批評などでしか知らないに等しい。

だが、知ったかぶりでハードボイルド小説を語る若き日の私にはそれで充分だったし、第一、友人とハメットやチャンドラーの話しはしてもスピレインなんて名は一切出て来なかったし。

う~ん、あれから十数年。

完璧に忘れていた作家だ。

古本屋で見つけ、再び生頼範義氏の表紙につられて購入。

今度はしっかりと読んでやろうじゃないか!

と意気込んで読んだのだが・・・・まあ普通に面白かった。

アル中から立ち直った主人公が昔の恋人と再会。

その途端、銃で襲われ、その原因は彼女が匿っていた少女にあるらしい。

う~ん、前作を読んでいないのでなんとも言い難いが・・・彼女自身も狙われて身を潜めていたのに赤の他人を匿っていた設定に不自然さを感じるが、まぁのっけからドンパチがあるので退屈はしなかった。

主人公が思っていたより探偵らしい地道な調査をしているのに感心したが、結局は「偶然に」って事に助けられている気がした。

今読むと・・・批判されるようなセックス&バイオレンスは感じず・・・時代なのか、それとも主人公が復帰直後だからなのか?

とりあえず、彼女とのこれまでの経緯が気になるので、「ガールハンター」は読んでおこうとは思うが・・・・

古本屋に売っているかが問題だな。

◆Mickey Spillan  「The Snake」 (1964/USA)

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