荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ユン・イノ監督 「ザ・ゲーム」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「ザ・ゲーム」を観る。

20160402-032

路上で絵描きをしている貧乏画家のミン・ヒド。

ある日偶然出会った老人に、あるゲームをしないかと誘われる。

この老人の正体は、金融界の大物カン・ノシク。

富も名声も手に入れた彼だが、今は病魔に冒されている。

そんな彼が今心から求めているものは、健康的な若い肉体だ。

このゲームで賭けるものは、なんと自らの肉体。

負けたら、この老人と脳を入れ代えられてしまうというのだ。

ヒドは悩み抜いた末、この一世一代のゲームにチャレンジするのだが…。


★★★★★・・・・・(5/10)

韓国映画独特の猟奇的クライムサスペンスを期待してレンタルしました。

そうしたら驚いたことに・・・・日本の漫画が原作なのですね。

原作は新田たつお氏の「チェン爺」。

チェン爺1-1

新田たつお氏と言えば「ビッグマグナム黒岩先生」や「静かなるドン」「こちら凡人組」などが映像化されていて、基本的にはギャグ漫画なのですがシリアス+アクションの反面も持つストーリー展開が特徴です。

読んではいますが私としては絵柄があまり好きでは無いので・・・微妙な作家です。

原作の「チェン爺」も読んだ事はありますが、あまり印象に残っていない作品なので本作もちょっと不安です。

また、日本の漫画が原作なのに日本未公開なのも気になります。

ある程度覚悟をきめて鑑賞。

zage-mu120825-1



やっぱり

でした。

面白い事は面白いです。

しかし、

全てが“そこそこ”で出来です。

コン・ゲームのスリル感も、人間ドラマの重厚感も、復讐劇としてのバイオレンスも・・・

描かれてはいるのですが何所にも焦点が合っておず、ここが凄い!ってトコがありません。

唯一「おっ」と思ったのは脳移植の場面で、

漫画のように頭をパカッと割って脳を入れ替えるのではなく、

頭から背中を通ってお尻までメスを入れ、ひらきにした状態で脳と脊髄を入れ替える

と言う場面がグロいながらもリアルに感じました。

ただ、最後のオチも中途半端で、最初からソコ(オチの部分)は気になっていましたが、フィクションとして見て見ぬふりをするべき所と思っていました(脳移植と関係あり)。

後は

善と悪を演じ分ける「若者」の主人公の狂気の表情は良かったかな。

そんなとこです。



あと

ヒロインの女優が先日観ていた日本のTVドラマ「コドモ警察」のスマート刑事を演じていた子どもに似ていたのが印象に残っています。

suma-tokeiji1-1

◆「ザ・ゲーム:DEVIL'S GAME」 2008年/韓国 【111分】
監督:ユン・イノ 原作:新田たつお 脚本:ユン・イノ/キム・ミラ 撮影:ペク・ドンヒョン 音楽:キム・ジュンソン 出演:シン・ハギュン/ピョン・ヒボン/イ・ヘヨン/イ・ウンソン/ソン・ヒョンジュ

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