荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

イ・ジョンボム監督 「アジョシ」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「アジョシ」を観る。

20160402-029

街の片隅で質屋を営み、人目を避けてひっそりと生きる孤独な男テシク。

ところが隣の少女ソミは、そんなテシクを慕い、何かと店に入り浸っていた。

迷惑がりながらも、クラブダンサーの母親に構ってもらえず孤独なソミを不憫に思い、冷たく突き放すことができないテシク。

ある日、ソミの母親が犯罪組織から麻薬を盗み出したばかりに、母子は組織に狙われることに。

組織の男たちは母親が預けたカバンを取り戻そうと質屋にやって来るが、テシクは驚異的な身のこなしで反撃する。

しかし、ソミを掠われた上、組織の罠にはまって警察に逮捕されてしまうテシクだったが…


★★★★★★・・・・(6/10)


20121118-8

ウォンビンがカッコイイ映画です。

彼の筋肉を、彼のアクションを観るだけでもファンにとっては楽しめる作品です。

内容的には「レオン」に酷似していますが、もっと生臭くグロイので、ウォンビン目当てで観る方は気を付けた方が良いでしょう。

ストーリーとしてはちょっと微妙で、

色々と工夫を凝らしているのですがちょっとゴチャゴチャして、観る側には解かり辛い部分となっている所があります。

主人公、ヤクザ、警察と言う3つの視点を取り入れ、それを交差させ物語を盛り上げようとするのは分かりますが、逆にそれがスピード感や緊張感を緩めてる感じがします。

もともとどんでん返しや謎解きの無い物語です。

全体的にもっと削ぎ落してシンプルにした方が良かったのでは?と思いました。

その反面、主人公と少女の絆を結ぶ人間ドラマがとても薄い印象を受けたのは私だけでしょうか?

「一度見ないふりをした」とか「昔子供が死んだから」だけでは、命を賭けても助け出そうとする主人公の動機として物足りないモノがあります。

それ以前に彼と彼女の二人にしか共有できない“何か”のエピソードが欲しいと思いましたし、そこに感情移入が出来なかったのでラストの感動も中途半端でした。

そのため、退屈はせず最後まで観られた作品ですが、観終わってもあまり印象に残りません。

全てにおいて悪い所は1つも無く、標準以上の出来なのですが、その代わり、飛び抜けてスゴイと感じる所も無かかったです。

中でも一番思うのは

主人公は劇的に死ぬべきだった!

と言う事です。

20121118-7

◆「アジョシ:THE MAN FROM NOWHERE」 2010年/韓国 【119分】
監督:イ・ジョンボム 脚本:イ・ジョンボム 撮影:イ・テユン 音楽:シム・ヒョンジョン 出演:ウィンビン/キム・セロン/キム・ヒウォン/キム・ソンオ/キム・テフン/キム・ヒョン

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