荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

五社英雄監督 「御用金」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画した映画「御用船」を観る。

20121103-10

鯖江藩領内の漁村で、すべての村民が忽然と姿を消した。

人々はこの事件を“神隠し”と呼び恐れおののいた。

三年後、江戸にいた脇坂孫兵衛は鯖江藩士に襲われる。

財政難にあえいでいた鯖江藩が、難破した船から御用金を横領し、口封じのため村民たちを皆殺しにした。

それが三年前の“神隠し”の真相だった。

そして孫兵衛はその真相を知っていたために、藩士に襲われたのだった。

鯖江藩の家老である六郷帯刀が二度目の“神隠し”をもくろんでいることを知り、孫兵衛は計画を阻止すべく立ち上がった。

五社英雄が田坂啓とともに書いたオリジナル脚本を監督し映画化。

フジテレビ初の劇場映画であり、公開と同時に「週刊少年キング」誌上に劇画版が連載された。


★★★★★★・・・・

20121103-7

“黄金強奪計画”と“神隠しの謎”

これを中心に物語が進んでいたら、きっと面白い娯楽時代劇になったでしょう。

しかしそこに“武士の忠義”とか“封建制度の不条理”とか入れてちゃったもんだから、素直にチャンバラを楽しめ無い重い作品になった感じがします。

そのため脚本の荒い部分がやけに目立ってしまうストーリーになったと思うし、ラストにスカットする爽快感もありません。

最初は三船敏郎さんがキャスティングされていたと聞く中村錦之介さん演じる浪人のキャラも他に比べ軽くて、やけに浮きまくっていました。

だからと言って面白く無い訳ではないのが困りものです。

豪華俳優陣の共演や繰り出される殺陣は見応えがありますし、時々「おっ!」と目を見張る様なカットがあったりと、さすが監督!と思える所が多々あります。

なによりそのパワーを感じる演出・演技が画面上から伝わり、いかにもフジが力を入れた大作作品なのかが分かります。

途中ちょっと冗長に感じる演出があって123分もいらないのでは?と思いましたが、最後まで飽きずに観る事が出来た作品です。

・・・・理由のひとつとして浅丘ルリ子さんがめちゃくちゃ可愛かったのもありますが・・・。

20130127-222

◆「御用金」 1969年/日本 【123分】
監督:五社英雄 脚本:五社英雄/田坂啓 撮影:岡崎宏三 音楽:佐藤勝 出演:仲代達也/中村錦之介/丹波哲郎/司葉子/浅丘ルリ子/東野英次郎

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