荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

柳広司著 「ジョーカー・ゲーム」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

やっぱり漫画では物足りなくて・・・新書で買ってしまいました。

柳広司著「ジョーカー・ゲーム」(角川文庫/2011年刊)を読む。

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
(2011/06/23)
柳 広司

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スパイ養成学校“D機関”。

常人離れした12人の精鋭。彼らを率いるカリスマ結城中佐の悪魔的な魅力。

吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞W受賞の究極のエンタテインメント。


★★★★★★★・・・ 

2008年、「このミステリーがすごい!」 第2位で

2008年「週刊文春ミステリーベスト10」 第3位で

2009年度「第30回吉川英治文学新人賞」受賞作で

2009年「第62回日本推理作家協会賞・長編及び連作短編集部門」受賞作です。

一気に読了いたしました。

削ぎ落された文章は無駄が無く読みやすいし、設定や構成が魅力的です。

派手なアクションや難しい人間関係を省き、頭脳的なコンゲームのみで進むストーリーはとても面白い。

往年の海外のスパイ小説を彷彿させるような、やっと現れた日本の本格スパイ小説です。

ただ、続編「ダブル・ジョーカー」でも感じたのですが、短編だけに登場人物やストーリーに厚みがなく、緊張感も爽快感もどこか軽いです。

スパイ小説だからと言って陰湿で暗い話しにする必要は無いのですが、血や硝煙の臭いが感じられず、どこか物足りなさが残ります。

悪い意味でも良い意味でもエンタメ小説と言えるでしょう。

同じ主人公で

もっと細部を描きこんだスケールのデカい長編を描いてくれないかな・・・・。

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