荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

坂本順治監督 「亡国のイージス」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画した映画「亡国のイージス」を観る。

20160505-012

ある日、東京湾沖で訓練航海中のイージス艦“いそかぜ”が乗っ取られた。

それは、副長の宮津と某国対日工作員ヨンファが共謀して実行したものだった。

すでに艦長は殺害され、乗務員たちも強制的に退艦させられる。

さらに宮津は政府に対し、全ミサイルの照準を東京・首都圏内に合わせたことを宣言するのだった。

しかもその弾頭には、僅か1リットルで東京を壊滅させる特殊兵器“GUSOH(グソー)”が搭載されていた。

政府が対応に手間取る中、艦の構造を熟知している先任伍長の仙石が独り、艦を取り戻しに向かうのだが…。


★★★★★・・・・・(5/10)

人気作家、福井晴敏の同名ベストセラー小説を壮大なスケールで映画化した海洋サスペンス・アクション。

海上自衛隊の最新鋭護衛艦であるイージス艦を乗っ取り日本国家に空前の戦いを挑む男たちの真意と、たった一人で事態解決に立ち上がった男の奮闘をスリリングに描く。

監督は「KT」「この世の外へ クラブ進駐軍」の阪本順治。

「たそがれ清兵衛」の真田広之をはじめ、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一という日本を代表する名優が豪華に競演。


20130310-1692

原作は未読ですが第53回日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞と、2000年の大藪春彦賞を受賞、直木賞候補ともなった作品ですのでとても面白いのでしょう。

そう感じさせる映画です。

つまりは

映画はあまり面白く無いのです。

多分ですが・・・

原作の色々な部分を思いっきり詰め込んだのでしょうね。

時間内に収めるため

人間関係や舞台背景、1つ1つのエピソードなどが説明も不十分の上、内容的にも上辺だけしか描けなかった。

そのため

中途半端な物語として厚みが無くなった分、豪華俳優陣でそれを補おうとした。

でなければ金銭的にも、こんなに有名どころの俳優ばかりを起用する意味はないでしょう。

ある意味、とても邦画らしい作品と言えるかも。

「ザ・ロック」とか「ダイハード」とかを彷彿させるのですが、彷彿させるだけでそれ以上のモノはありません。

自衛隊の全面協力ともお話ですが、それが物語にどれだけ影響を与えていたかは疑問です。

原作は以後も読み続けられるでしょうが、映画版は数年後には忘れ去られると思います。

日本を代表する俳優陣が顔を揃えていながら・・・

20130310-6842

◆「亡国のイージス」 2005年/日本 【127分】
監督:坂本順治 原作:福井晴敏 脚本:長谷川康夫/飯田健三郎 撮影:笠松則道 音楽:トレヴァー・ジョーンズ 出演:真田広之/寺尾聰/佐藤浩市/中井貴一/勝地涼/チェ・ミンソ/吉田栄作/谷原章介/豊原功補/光石研/岸部一徳/原田美枝子/原田芳雄

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