荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

道尾秀介著 「ラットマン」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

道尾秀介著「ラットマン」(光文社文庫/2010年刊)を読む。

ラットマン (光文社文庫)ラットマン (光文社文庫)
(2010/07/08)
道尾 秀介

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結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。

次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。

事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。

本当の仲間とは、家族とは、愛とは―。


★★★★★★・・・・

タイトルに惹かれ購入したのですが・・・・以前に著者の作品は読んでいます。

たしか「シャドウ」だったと思うのですが、面白かった割には印象に薄い作品でした

その時、著者の作品を次に読むのは直木賞作品の「月と蟹」と決めていたのですが、何かの批評で褒めていた記憶があり、気付かずに購入しました・・・・105円でしたし。

どこで知ったかと調べると、それもそのはず2008年「週刊文春ミステリーベスト10」の第4位で2009年「このミステリーがすごい!」の第10位で2009年「本格ミステリ・ベスト10」の第2位の作品でした。

最初にそう知って読み始めると自ずとハードルは上がってしまうのですが、それでも面白く読了しました。

主人公たちは社会人ですが、どこか青春ミステリっぽい印象です。

内容を知らずに読み始めたので「ラットマン」なる不気味な人物がどこかで出て来ると思って待っていました・・・笑ってください。

ただ、私にはやっぱり印象に薄い作品として残ってしまいそうです。

確かに

伏線の回帰、ミスリード、二転三転する真相などミステリ部分は面白く読めましたが、その他の部分は正直、面倒臭かったです。

特に主人公が何を考えているのか?

心理描写は多いのですが感情移入が出来ない上、人間としてとても薄い印象がしました。

(まるで逆の事をあとがきで大沢センセは言っていましたが)

母との邂逅もとって付けた様な・・・と言うよりこの母子の関係もいまいち理解できません。

多分、私と著者の作品はあまり相性が良く無いのでしょう。

良く出来ているとは思いますし、人にも薦めますが、私にはもういい作品です。

次回、著者の作品を読むのは今度こそ直木賞作品にいたします。

それを読み終わったら・・・・

20130408-4444
↑こちらが本物のラットマンです。



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