荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

橋本一監督 「茶々-天涯の貴妃」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画した映画「茶々 天涯の貴妃(おんな)」 を観る。

20160505-007

織田信長の妹、お市の方と小谷城の城主、浅井長政との間に生まれた三姉妹、茶々、はつ、小督。

その後、浅野長政は信長の手で攻め滅ぼされ、10歳の茶々と妹たちとお市の方は、織田家の重臣、柴田勝家の許に身を寄せる。

やがて、信長亡きあと台頭してきた羽柴秀吉により勝家も攻め滅ぼされてしまう。

その際、お市の方は自害の道を選ぶが、娘たちには何としても生き延びよと言い残し息絶える。

こうして茶々たち三姉妹は、秀吉の囚われ人としての暮らしを送り始めるのだったが…。


★★★・・・・・・・(3/10)

レンタルDVDの棚に並んでいる時から気になってました。

「面白そう」と言うのでは無く「何で?」との思いで。

まず(私にとっては)まるっきり知らない女優さんが主役だと言う事。

それにその女優さんが天下の茶々を演じるには(私にとっては)ブ・・・いや美人じゃ無い事。

そして映画として、何で今、「茶々」を題材にするか?

私の様な素人が考えても絶対に“当たる”とは思えなかった映画だからです。

今回BSで放送されたので観てみました。



理解しました。

主演の女優さんは宝塚の男役のトップスターだったのですね。

そう思うと凛々しいお顔をしています。

映画が当たるとか当たらないでは無く、

彼女を主役に映画を撮ったら、確実に観に来る固定のファンが沢山いるのですね。

(何故か)茶々が甲冑を付け、颯爽と馬に跨るシーンにファンは萌えるのでしょう。

20130408-1111

時代を経ても主役が老けメイクをしないのもファンのためなのでしょうね。

演技も台詞廻しも大きくて宝塚の臭いがプンプンする女優さんです。

脇をベテラン俳優で固めたのも納得が行きます。

物語は正直、退屈でした。

井上靖の原作は未読ですが、大河ドラマや映画で何度も語られた物語です。

主人公の数奇な運命・・・と言っても、それはもう歴史的事実なので、予定調和で今更それに反応する事もありませんし、歴史に隠れた新事実の様な突飛な演出も有りません。

(しいて言うなら・・・やっぱり茶々の甲冑コスプレでしょう)

かと言って中心となる“母と娘”と言う人間ドラマも浅い内容なので、観ている側がのめり込める場面がひとつもありません。

でもそれで良いのでしょう。

本作は

和央ようかを観る映画です。

したがって

一般の人が観て「これは失敗作だ」と言うのは筋違いです。

観る前から予測はついていましたが・・・・私は観なくていい映画だ・・・と言う事が観て分った映画でした。

20130408-2222

※妹役の富田靖子さんや寺島しのぶさんを観ていると主役の和央ようかが随分と若いと思いましたが・・・・どうやら御二人よりも年上なのですね・・・一番年下の寺島しのぶさんが一番老けて見えるのは私だけでしょうか?

◆「茶々 天涯の貴妃(おんな)」 2007年/日本 【128分】
監督:橋本一 原作:井上靖 脚本:高田宏治 撮影:栢野直樹 音楽海田庄吾 出演:和央ようか/寺島しのぶ/富田靖子/谷村美月/中林大樹/高島礼子/余貴美子/原田美枝子/黄川田将也/松重豊/仲村獅童/渡部篤郎/松方弘樹

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