荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

木谷恭介著 「札幌薄野殺人事件」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

木谷恭介著「連作旅情ミステリー 札幌薄野殺人事件 美人助教授事件簿」(ワンダーマガジン社/ワンツーポケットノベルス/2006年刊)を読む。

20160427-020

山手女学院大学の助教授・弓丘弥生はテレビのニュースキャスターもこなす気鋭の国際政治学者。

的確な情報分析や鋭い洞察力もさることながら、その美貌は視聴者を魅了せずにはおかず、講演依頼も絶えることはなかった。

だが、博多で料亭を経営する父親は、そんな愛娘が心配で、板前の繁次郎をボディガードとして送り込んできた。

そんな折、学会で訪れた札幌で殺人現場を目撃した弥生と繁次郎は、被害者の残したダイイング・メッセージを手掛かりに逃走した犯人を追うことになったが…。

表題作など連作七編を収録。


本格推理ファンの私は旅情ミステリーなる本を格下に見る傾向があります。

旅情ミステリファンには申し訳ないのですが

どうせ観光地と食い物の話しだけでトリックや謎は二の次、取って付けた様なストーリーとご都合主義的展開の連続で、ハラハラも無ければ驚きも無い小説だろ

と勝手に決めつけているので、今までこの手の小説はほとんど読んだ事がありませんでした。

そう言えば以前にこんなのを読んだ事がありますが

それでも本書を購入したのは値段が105円だったのと、タイトルの「薄野」につられたからです。

道外の人(たぶん)から観た「薄野」がどのように小説の中で描かれているのか?

そんなちょっとした疑問と気まぐれで、正直、作者の名前も知らないし、出版社も知らないので

観光名所の紹介だけの内様の無い、面白く無い作品

と期待しないで読み始めました。



驚きました

本作は

観光名所の紹介も無い、内様の無い、面白く無い作品

でした。

短編集だと確認せずに買った私も悪いのですが、「薄野」が出てきたのはほんの少しだけ。

トリックや謎が無いのは予想通りなのですが、登場人物の魅力も物語の盛り上がりも、あまつさえ謳い文句である“旅情”も無いとは思いもよりませんでした。

全7編のうち4編は頑張って読み切ったのですが、もう限界です。

7編目で全ての事件に繋がりがあって、最後に意外などんでん返しが・・・・とは思えないので、これで終了いたします。

読了出来ていないので★は付けません。

著者のおかげで旅情ミステリーがもっと嫌いになりそうです。



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