荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

大岡俊彦監督 「いけちゃんとぼく」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

録画した映画「いけちゃんとぼく」を観る。

20160406-019

小学生のヨシオには、いつの頃からか“いけちゃん”がいつも一緒にいた。

それは、ヨシオにしか見えない不思議ないきもの。

いじめられたとき、お父さんが事故で亡くなったとき、どんなにつらいときでもこの色も形も変幻自在のいけちゃんが見守り励ましてくれた。

こうしてヨシオは、一つひとつ困難を乗り越えながら少しずつ大人へと成長していくのだったが…。


★★★★★★・・・・(6/10)

201308-11-111

西原さんの原作だから録画しましたが、正直、全然期待はしていませんでした。

そしたら

後半はずっとボロ泣きしていました。

とても良いお話です。

これは原作の力です。

ただ、漫画を実写化した時によくある“違和感”は作品全体を通してめちゃくちゃありました。

それは作り手の責任です。

利かん気な顔をした主人公の少年は原作のイメージ通りでしたが、肝心な「いけちゃん」は原作のままでリアルの欠片もありません。

作者のあの絵の世界観だからこそ「いけちゃん」はあのデザインで良かったのですが、それをただCGにしただけでは実写化の意味が無い様に思われます。

(とは言え「じゃあ、どんな形にすれば良かったか」と問われると答えに苦しむのですが)

また、あのスピードで、あの大きさの石をぶつけられたら確実に流血しますし、あの袋叩きは内臓や骨がイカれるはずです。

漫画の世界だから許される表現を制作側がそのまま何も考えずに実写にしている様に思われて、あれだけやられても鼻血も痣も無く、絆創膏1つのキレイな顔の主人公を見ると、どうしても納得ができない自分がいます。

もちろん本作は原作が漫画(絵本)ですので内容的に現実のリアルさを求めるつもりはありませんが、実写と言う手法を用いてこの作品を作るのであれば、せめて見ていて違和感の無い、上手い誤魔化し方をして欲しかったです。

面白かっただけに残念な作品でした。
※なんとなくネームバリューだけで配役された感のある蒼井優でしたが・・・かなり良かったと思います。

◆「いけちゃんとぼく」 2009年/日本 【107分】
監督:大岡俊彦 原作:西原恵理子 脚本:大岡俊彦 撮影:藤石修 音楽:川嶋可能 出演:深澤嵐/ともさかりえ/萩原聖人/モト冬樹/蓮佛美沙子/柄本時生/江口のりこ/上村響/村中龍人/中村凜太郎/白川裕大 声の出演:蒼井優



いけちゃんとぼくいけちゃんとぼく
(2006/09/01)
西原 理恵子

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