荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ロバート・B・パーカー著 「影に潜む」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

ロバート・B・パーカー:著 菊池光:翻訳 「影に潜む:Stone Cold」(ハヤカワ・ミステリ文庫/2008年刊)を読む。

20160326-004

最初の被害者は若い男性で、死体は砂浜で発見された。

次は女性で現場はモールの駐車場。

被害者たちの間には何のつながりもない。

だが二人とも小口径の銃で、同じように胸を二発撃たれていた。

それも二挺の銃で一発ずつ。

特異な手口の連続殺人なのか?

動機なき殺人を追うストーン署長の苦悩は深まる。

だが彼に挑戦するかのように、さらなる殺人が……熱き警官魂を持つクールガイ、ジェッシイ・ストーンが姿なき敵に挑む。


★★★★★★★・・・(7/10)

「警察署長ジェッシィ・ストーン シリーズ」の第4弾です。

安定したいつも通りの良作で、あっと言う間に読了できました。

とても面白かったです。

私から見れば「何だ!この女」と思ってしまう様な元奥さんに「愛している」と言って翻弄されながらも、ちゃっかりと複数の恋人を作っている主人公には疑問を感じますが、「愛」について議論する場面などはいつものパーカー節で心地よいです。

う~ん

以前に読んだ同シリーズの第5弾「決別の海」(翻訳:山本博)で感じた多少の読み辛さはやはり菊池氏の翻訳に慣れてしまったせいでしょうか?

ですが、そう考えると・・・・

先日違和感を覚えた菊池氏翻訳のスペンサーシリーズ32作「冷たい銃声」は何だったのでしょう。

もしかしたら

2004年に翻訳された本作と2005年に翻訳された「冷たい銃声」の1年の間に菊池氏自身に変化が起きたのでは・・・と勝手に想像しています。

何にしろ

本作が(私にとっては)最後のロバート・B・パーカー×菊池光の作品なので感慨深く読む事が出来ました。

◆Robert Brown Parker 「Stone Cold」 (2004/USA)

ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

バナー0720

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://arazatu.blog48.fc2.com/tb.php/3123-90fc0900