荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

SABU監督 「Miss ZOMBIE」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

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(2014/01/22)
小松彩夏、冨樫真 他

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ある日、平和な寺本家に届いた大きな荷物。

様々な注意事項を記した取扱説明書と一緒に入っていたのは、寺本家の下僕用に手配された女のゾンビ“沙羅”だった。

周囲が沙羅を無慈悲に扱う中、寺本の妻・志津子だけは尊厳をもって接し、その幼い息子・健一も買ってもらったばかりのポラロイドカメラで沙羅を撮ることに夢中になるなど彼女に懐いていた。

そんなある日、健一が事故で溺死してしまい、半狂乱となった志津子は、沙羅に噛みつかせてゾンビとして甦らせてしまうのだったが…。


★★★★★★★・・・

misuzonnbi1

本作は

「ゾンビ」と言う素材を扱っていますが、いわゆる「ゾンビ映画」ではございません。

したがって

追いかけられる恐怖とか、内臓グチャグチャのグロい場面とかは期待しないでください。

これは

生と死と愛の人間ドラマです。

日常の中に突如現れるゾンビ=奴隷を主人公として、彼女を蔑み傷つけ蹂躙する人間達の醜い姿と、子供の死によって母親の本能に目覚めて行く姿を描き出しています。

正直、今までの監督の作品はあまり好きではありませんでしたが、

シンプルなストーリー、余計な台詞を排除した音による演出、モノクロの乾いたタッチの映像など

今回はのっけから画面に釘付けでした。

とても面白かったです。

前半、ゆっくりと進む物語に多少の冗長さは感じましたが、映像での語り・説明としてこれくらいの間は必要と思われます。

また、後半の疾走する展開(やっぱり走るのね、監督)の対比、静と動のメリハリが良かったです。

主演の小松彩夏は・・・失礼ながら知らない女優さんですが・・・台詞が無いのも貢献してか、とても良い演技に見えましたし、グロテスクなメイクをしたその容貌にも魅かれました。

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普通の母親を演じている冨樫真は期待通りに、こっちがドン引きするぐらいの狂気の演技を後半で見せてくれます。

手塚とおるは・・・この人はいるだけで何か胡散臭いですね・・・そう言う意味ではいつも通りでした。

最後、観終わった後にどこか物足りなさが残るのも、本作では成功していると思いました。

題材も題材ですし、B級の臭いプンプンで、観る人を選ぶ、女性にはウケない映画だと思いますが

私はお薦めします。

◆「Miss ZOMBIE」 2013年/日本 【85分】
監督:SABU 脚本:SABU 原案:SABU 撮影:相馬大輔 出演:小松彩夏/冨樫真/大西利空/駿河太郎/芹澤興人/山内圭哉/手塚とおる

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※本当はこんなに可愛らしい方なのですね。

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