荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

大沢在昌著 「魔女の盟約」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

大沢在昌著 「魔女の盟約」(文藝春秋/カッパ・ノベルス/2010年刊)

20160403-014

過去と決別すべく“地獄島”を壊滅させ、釜山に潜伏していた水原は、殺人事件に巻き込まれるが、危ういところを上海から来た女警官・白理に救われる。

白は家族を殺した黄に復讐すべく、水原に協力を依頼するが―。

日中韓を舞台に、巨大な組織に立ち向かう女性たちを壮大なスケールで描く、『魔女の笑窪』の続編。


★★★★★★・・・・(6/10) 

「魔女の笑窪」が面白かったので期待して購入しましたが・・・

期待外れと言う訳ではないのですが、物足りなさは感じる所です。

物語のスケールは大きくなったものの、全体を通しての緊張感やスピード感は前作に比べイマイチでした。

韓国・中国の社会事情や日本との裏のお話には興味はありますが、ちょっと説明的過ぎて読み辛かったです。

前作よりのキャラが何人か出て来ますが・・・もう忘れているので、私的には盛り上がりに欠けました。

それでも、特殊能力を失くしても貪欲に生き延びようとする主人公の度胸とパワーは前回と変わらず、水原の魅力に引っ張られて最後まで突っ走った感があります。

う~ん、思い返すと物語自体は一級のエンタメ作品なのですが、大沢作品としては自ずとハードルが上がってしまうのでしょうね。

荒唐無稽とリアルの境界線を上手く描いた本作。

できれば日本を舞台にもう一作読みたいところです。

※絶対に無理でしょうが、映像化したら主人公は誰がいいかな?なんて考えました。

・・・真木よう子、中谷美紀、寺島しのぶ、柴咲コオ、麻生久美子、竹内結子、天海祐希・・・・どれも出来そうですが、失敗しそうな予感がします。

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