荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

白石和彌監督 「凶悪」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

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ある日、スクープ雑誌『明潮24』に死刑囚の須藤純次から手紙が届く。

それは、判決を受けた事件の他に、彼が関わった誰も知らない3つの殺人事件について告白するものだった。

須藤曰く、彼が“先生”と呼ぶ首謀者の男が娑婆でのうのうと生きていることが許せず、雑誌で取り上げて追い詰めてほしいというのだった。

最初は半信半疑だった記者の藤井修一。

しかし取材を進めていく中で、次第に須藤の告発は本物に違いないとの確信が深まっていく藤井だったが…。


★★★★★★・・・・ 

 

ピエール&リリー(笑)を観たくてレンタルしました。

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実話と聞いていましたが・・・・海外の実録犯罪で聞いた様な、残忍で異常な犯罪がこの日本で、しかも誰も知らぬ所で行われていた事実に驚愕します。

それだけショッキングな場面も、気分が悪くなる様な演出もあるのですが、眼を離す事が出来ず最後まで鑑賞しました。

だからと言って「そんなに面白かったか?」と問われれば、疑問です。

映画と言うエンタメ作品では無く、この事件自体が持っている残虐性と狂気に魅かれている気がします。

ラストで監督の込めたメッセージは分る気はしましたが、何よりも登場人物たちの凶悪さが印象に残ってしまいます。

ただ、囚人と記者の繋ぎを取った人物は何者か?とか、やくざと言っていながら背景の組織が観えていない点とか、ちょっと分り辛い点や、疑問に感じる部分はチラホラありました。

編集室の内輪もめや主人公の家庭事情なんかどうでもいいから、その分事件の内様をもっと掘り下げて欲しかったです。

う~ん

観て数週間経つのですが、未だに本作が消化できていない自分がいます。

エンタメでもサスペンスでもスプラッターでもドキュメントでも無い物語。

褒めるのも、貶すのも、どこか躊躇ってしまう作品です。

振りきれていない部分が良くも悪くも作用している・・・とでも言いましょうか。

リリーさんの自然な怪演は良かったのですが。

とりあえず

原作を読みます。

◆「凶悪」 2013年/日本 【128分】
監督:白石和彌 原作:新潮45編集部 脚本:高橋泉/白石和彌 撮影:今井孝博 音楽:安川午朗 出演:山田孝之/ピエール瀧/リリー・フランキー/池脇千鶴/白川和子/吉村実子/

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