荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ヒキタ クニオ著 「消し屋A」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

ヒキタ クニオ著 「消し屋A」(文春文庫/2006年刊)を読む。

消し屋A (文春文庫)消し屋A (文春文庫)
(2012/09/20)
ヒキタ クニオ

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消し屋──ターゲットを殺したあと、自分の生きてきた痕跡も消して、時代とともに進化するプロの殺し屋。

恋人のオカマの蘭子とともに、福岡に流れてきた天才的消し屋・幸三が、昔なじみのヤクザからもちかけられた標的は、地元球団ホークスの名捕手・真壁。

ただし、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消す、という奇妙な依頼。

付け入る弱みが全くない、野球一筋で真面目な真壁を、幸三が追いつめてゆく──。

ひと癖もふた癖もある登場人物満載の、痛快アウトロー小説!


古本屋で見つけ購入。

以前に読んだ「遠くて浅い海」で本作を知り、機会があれば読んでみたいと思っていました。

ただの殺し屋では無く、「消し屋」と呼ばれる進化したプロの殺し屋の物語です。

しかも今回は“殺す”のでは無く、相手の気付かれずに自分の意思で姿を消す・・・ように仕向ける仕事です。

そのためハードでバイオレンスな場面はあまりありませんが、その分、積み上げられるコンゲーム的な面白さを持ったアウトロー小説です。

全体的に派手な展開が無いのですが、ひと癖もふた癖もある登場人物たちの魅力で、最後まで読む側を引っ張ってくれます。

いわゆる「殺し屋」の物語を期待すると、人は死なないしドンパチも無い本作に肩すかしを食ってしまいますので、これから読む方はお気をつけてください・・・思ったよりも静かに終わる本作に、私もちょっと物足りない気分ではあります。

ただ、前回の「遠くて浅い海」もそうだったのですが・・・登場人物なのかストーリーなのか分りませんが、どこか魅力的で、また読んでみたいと思わせるので・・・・機会があればまた「消し屋」シリーズを。

※読んでいる途中で表紙のイラストに納得がいきました。

主人公

成田三樹夫に似ているのですね。

20140819001

カッコイイです。

★★★★★★・・・・ 

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