荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

東直己著 「逢いに来た男」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

東直己著「逢いに来た男」(角川春樹事務所/ハルキ文庫/2013年刊)を読む。

20160427-016

街の片隅のラーメン屋『龍庵』に、出前持ちとして雇われた「おいちゃん」。
禿頭と立派な白いヒゲをたくわえ、片言の日本語を話す彼の正体は・・・・・(「梅雨時雨」)。

ススキノの娼婦・美代子は、大学生の龍彦から想いを寄せられ、心揺れていた。そんななか、娼婦仲間の君代の店で目にした男の姿が気になって・・・・・・(「逢いに来た男」)。

「困ってる女 」「梅雨時雨」「死ねばいなくなる」「路傍の石」「ビデオ・ギャル」「逢いにきた男」を収録。

札幌の街を舞台にした、不思議な酪酊感をもたらす短編集。(単行本『死ねば いなくなる』を改題)


★★★★・・・・・・(4/10)

いや~、好き嫌いの別れる短編ばかりです。

私は

好き:「困ってる女 」「死ねばいなくなる」「逢いにきた男」

嫌い:「梅雨時雨」「路傍の石」「ビデオ・ギャル」

です。

まぁ、嫌いに上げた3編は「結局、意味が分らん!」って事なんですけどね。

聞けば「困ってる女 」以外の5編は著者の昔の作品らしく、たしかに本作で一番面白かったのは「困ってる女 」でした。

“変”な物語としては、以前に読んだ著者の短編集「ライダー定食」に近いので、同じ頃に書かれた作品でしょうかね?

(あれも微妙な作品でした)

著者のファンですが本作はお薦め出来ません・・・特に初めて東センセの作品を読む方には「他はもっと面白いんだよ」と言い訳をしたくなってしまう作品です。

20141017-001

※私は好きな作家の小説は、

どうしても読みたくなった時の為、読んでいない1冊をかならず残しておく

って決めているのですが、とうとう著者の作品も残す所「探偵法間ごますり事件簿」のみとなりました。

したがって・・・東センセ、早いトコ新刊を。

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