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辻仁成著 「函館物語」

辻仁成著「函館物語」(集英社文庫/1996年刊)を読む。

20160331-029

最も多感な時期を過ごした町・函館を再訪し、自ら撮影したカラー写真と、書き下ろしエッセイで綴る。

観光ルートから逸れて、誰も書かなかった函館を案内。

オリジナル・カラー文庫。


著者が多感な時期4年間を過ごした函館を再訪し、思い出の地を歩き、写真を撮り、酒を飲み食事をし、土地の方々にインタビューをしたり、仕事なのかプライベートなのか分らない1週間のエッセイです。

何より函館に対する著者の想いが伝わる作品で、ともすれば悪口と聞こえる表現も優しい温もりが感じられます。

私も中学時代の三年間を函館で過ごした人間なので、著者のノスタルジーにはとても共感できました。

出張で何度も函館には行きましたが、この様な贅沢な時間の過ごし方は羨ましい限りです。

もし今度、函館に行く事があれば、観光地でも、本作に登場したお店でもなく、自分自身のハコダテをカメラ片手に探したいと思った一冊です。

残念ながら写真の方はあまりグッとくるものはありませんでしたが・・・

★★★★★★★・・・ 
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テーマ : ノンフィクション
ジャンル : 本・雑誌

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