荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

石侍露堂監督 「宣戦布告」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「宣戦布告」を観る。

20160406-009

ある日、福井県・翡翠浜で国籍不明の潜水艦が座礁した。

さっそく福井県警と機動隊が駆けつけて艦内を調査したところ、そこには数丁の大型銃器と銃殺されたと思われる死体が残されていた。

潜水艦の発見現場・敦賀半島は3つの原子力発電所を構える地域でもあり、周囲に緊張が走る。

一方、首相官邸や警察庁では少ない情報に混乱が生じていた。

そんな中、福井県警が潜水艦の乗組員らしき男を捕獲。

取り調べの結果、北東人民共和国特殊作戦部隊11人が重火器を携え侵入したことが判明する。

一刻の猶予も許されない状況に、内閣総理大臣・諸橋挨一郎の決断が迫られていたが…。


★★★★★・・・・・(5/10) 


20141127-005

以前に一度観た作品ですが

原作を読んで 「あれ映画ってこんな内容だったっけ?」と疑問に思い、レンタルしました。

とは言え、あの上下巻を100分程度の物語に纏める事は出来るわけが無いので、

「映画は物語のどの部分を核として描いているのか?」

それを気にしながら鑑賞しました。



・・・・困った事にどうも本作は

「中心とする所を持たず全体的に短めにした」

と言う映画としては一番駄目なパターンのようです。

なので、原作を読んでいる人にはとても物足りなく

原作を読んでいない人にはとても分り辛い物語になっています。

物語全体を把握している人間が脚本を校正する時、

内様を熟知しているがために、初めて観る人間には大事な部分をカットしてしまった。

そのため、観ている側は説明や伏線の無い唐突な展開に戸惑ってしまう。

凝ったストーリーのはずなのに、そのディテールが機能していない。

そんな印象です。

イマイチ緊張が高ぶらないのも、ラストが物足りないのも、同じ理由だと思います。

以前は原作を読んでいなかったので、解らないまでもそこそこ楽しめたのですが、今はもう無理です。

ある意味、話題性はあった映画だったと思いますし、昨今のアジアの情勢を考えれば観て損は無い作品とは思うのですが・・・・

20141124-0023

※リアルな戦闘シーンは日本のミリタリーファンには受けると思いますが、やっぱりそこもメインじゃ無いので。

◆「宣戦布告」 2001年/日本 【106分】
監督:石侍露堂 原作:麻生幾 脚本:小松興志子/石侍露堂 撮影:阪本善尚 出演:古谷一行/杉本哲太/石田太郎/天田俊明/鶴田忍/西田健/中田浩二/河原崎健三/小野武彦/夏木マリ/財津一郎/多岐川裕美/佐藤慶/夏八木勲

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