荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

百田尚樹著 「モンスター」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

百田尚樹著「モンスター」 (幻冬舎文庫/2012年刊)を読む。

20160427-007

田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。

彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。

周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。

思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。

そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった―。


★★★★★・・・・・(5/10)   

(何かと話題の多い)著者の作品を読むのは初めてです。

発行部数100万部突破で映画化もされた作品なので大いに期待して読み始めました。

ですが

う~ん、正直、期待したほどでも・・・との感想です。

nonnsuta-syousetu001

これが“整形した女の復讐劇”ならば、それほど目新しい物語でもありません。

本作が他の作品と一線を画すのは、

整形に至る過程をリアルかつ詳細に描いている部分と

何もかも手に入れた主人公に残ったのはひとりの男への、狂おしいまでの情念だった・・・って所で、

この2点が本作の最大の読みどころであります。

ココに上手くハマった方は面白く読めた作品でしょうが、その他の大雑把な部分に目がいった人には「なんだこりゃ?」の小説でしょうね(笑)。

感想・・・と言うか書きたい事は別にありません。

正直、読んでも読まなくてもよい内様でしたが、これから著者の別作品を読もうと思っている私としては、ちょっと残念な作品でした。

知人が「この作者は本によって書き方が変わる」と言っていたので、それを期待したいと思います。

※本作を読み終わり、映像化と聞いて最初に考えたのは、主人公の不気味な顔の視覚化が可能か?と言う事です。
CGやメイクなどで作る事は十分に可能でしょうが、私が心配したのは技術的な事ではなく、それを作る事によって「バケモノ扱いされた主人公の顔がこれだ!」とその顔を特定する事です。もしかしてその顔にそっくりな人がいて、その作品のせいでその人が周囲から何か言われたら・・・製作者側にも十分な責任はあるのではないでしょうか・・・そんな事を漠然と考えてしまいました。

ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

バナー0720

地獄でメスがひかる (なかよしKC)地獄でメスがひかる (なかよしKC)
(1976/09/05)
高階 良子

商品詳細を見る


↑私はこれを思い出しました。

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://arazatu.blog48.fc2.com/tb.php/3396-f10c45aa