荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

ウォン・ジンポー監督 「復讐の絆」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「復讐の絆 Revenge: A Love Story」を観る。

20160305-003

刑事とその身重の妻の連続惨殺事件が発生する。

被害者の夫は全てある署に勤務していた。

仲間を殺された刑事たちはただちに捜査線を張り、容疑者キットを逮捕する。

一方、逮捕のニュースを見るひとりの若き妊婦がいた。

彼女の名はウィン。

彼女は自らの腹を引き裂き、男の無罪を訴える…。

2人の若き恋人たちと刑事たちの間にはすさまじい因縁が渦巻いていたのだ…。

モスクワ国際映画祭 最優秀監督賞受賞


★★★★★★・・・・(6/10) 

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香港ノワールと言うよりは、どこか韓国映画の臭いがする作品です。

韓国映画が好きな私としては悪くは無い作品でした。

ですが、「モスクワ国際映画祭 最優秀監督賞受賞作」との売り文句に期待したほどではなかったです。

出だしより意味ありげなテロップ。

物語の意図を文字で補足したいのでしょうか。

若手の監督にありがちな、「もったいつけた」もしくは「ひとりよがり」な印象を受けました。

ストーリーはいたって単純です。

妊婦連続殺人事件から物語は始まり、犯人の逮捕によって、彼の過去が明かされます。

一人の少女との純愛とそれを踏みにじった悪徳警官たちへの復讐。

生臭い物語ですが、韓国映画に比べ、バイオレンスもエログロもほどほどになっているのは、香港映画の育ちの良さでしょう。

ザラザラとした質感の後味の悪い物語で、他人にはお薦めできません。

私にはちょっと分らない部分もあって、これは私の理解力がたりないのか、それとも脚本の荒さか・・・

特に犯人が復讐する刑事だけ殺すのではなく、その妻(妊婦)の腹を裂いて子供をバラバラにする残虐な行為は疑問でした。

ラストの教会の場面も、監督の意図は分る気がするのですが、どこか作り過ぎの感があって好きではありませんでした。

ただ、主演の蒼井そら・・・正直、この方の出演した作品は観た事が無いのですが・・・がとても良かったです。

台詞がほとんど無いのも相まってか、ちょっと頭の弱い薄幸の美少女を違和感なく演じていました。

う~ん、

機会があれば、彼女の他の出演作品も観てみたいと思います。

20141223-002

◆「復讐の絆 Revenge: A Love Story」 2010年/香港【111分】
監督:ウォン・ジンポー 原案:ジュノ・マック 脚本:ウォン・ジンポー 撮影:ジミー・ウォン 音楽:ダン・フィンドレイ 出演:蒼井そら/ジュノ・マック/リュー・イェン/チン・シュウホウ/トニー・ホー/デレク・ラム

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