荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★日本映画 >   2011年以後の作品

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中村義洋監督 「白ゆき姫殺人事件」

レンタルDVDで映画「白ゆき姫殺人事件」を観る。

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国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。

全身をめった刺しにされ、その後、火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。

彼女の名前は城野美姫(井上真央)。同期入社した被害者の三木典子(菜々緒)とは対照的に地味で特徴のないOLだ。

テレビ局でワイドショーを制作するディレクター・赤星雄治(綾野剛)は、彼女の行動に疑問を抱き、その足取りを追いかける。

取材を通じてさまざまな噂を語り始める、美姫の同僚・同級生・家族・故郷の人々。

「城野さんは典子さんに付き合っていた人を取られた……押さえていたものが爆発したんだと思う、あの事件の夜」

「小学生の頃、よく呪いの儀式をやってたって。被害者の殺され方が呪いの儀式と同じでしょう?」

「彼女が犯人です、間違いありません! 」

テレビ報道は過熱し、ネットは炎上。噂が噂を呼び、口コミの恐怖は広がっていく。

果たして城野美姫は残忍な魔女なのか? それとも──。



20150412-003

最初に

とても面白かったです。

それだけは言っておきます。

ですが、この原作者の作品は、映画「告白」「北のカナリアたち」も、ドラマ「夜行観覧車」も「贖罪」「Nのために」「境遇」も、観ている時はメチャクチャ喰いついているのですが、終わると印象に薄く・・・正直、内様もうろ覚えなのです。

こちらが期待するミステリの醍醐味=どんでん返しや謎解きよりも、そこに至るまでの思わせぶりな演出やドロドロした人間ドラマにハマってしまいます・・・それがイヤミスたる所以でしょうが。

視点によって二転三転する物語の構成が似ているせいもあるのでしょうが、結局最後は登場人物たちのその先が気になってしまい、事件の結末は二の次になってしまう印象があります。

本作も

猟奇殺人と言うショッキングな出だしから、マスコミやネットの偏った情報発信の恐ろしさ、上辺だけの人間関係の脆さなどを語っていますが、観ている側が一番ハマるのは

「こう言う嫌な奴が実際いるんだよ!」

って所であって、そんな奴らが最後に痛い目に合うのが、本作の醍醐味なのです。

ラストはちょっと心温まるエピソードで〆てくれますが、やっぱり犯人の動機やトリックは印象に残っていません。

期待を裏切ってくれる映画ではありましたが、もう一度観たいか?と聞かれれば・・・もうお腹一杯です。

20150412-002

◆「白ゆき姫殺人事件」 2014年/日本 【126分】
監督:中村義洋 原作:湊かなえ 脚本:林民夫 撮影:小林元 音楽:安川午朗 出演:井上真央/綾野剛/奈々緒/金子ノブアキ/谷村美月/蓮佛美沙子/貫地谷しほり/生瀬勝久/染谷将太/秋野陽子/ダンカン/TSUKEMEN/宮地真緒

※みんなカッコ良く写っているジャケット・・・あれもミスディレクションって事かな?

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テーマ : 邦画  ジャンル : 映画

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