荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

及川拓郎監督 「監禁探偵」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「監禁探偵」を観る。

20151025-039

向いのマンションの一室を覗き見ていた亮太は、異変に気づいてその部屋へと向い、女の死体を発見する。

するとそこに若い女“アカネ”が現われ、殺人犯と疑われてしまう。

亮太はやむを得ず彼女を自室に連れ帰って監禁し、潔白を証明するため真犯人捜しを開始する。

しかしタイムリミットは、朝になるまでの5時間あまり。

そんな中、なぜか捜査に協力してあげると申し出るアカネ。

2人はお互いに秘密を抱えたまま、ネットやケータイを駆使して事件の真相解明に乗り出すが…。


まず良かったのは、

本作が原作から離れた事。

時間や場所、登場人物を限定する事で、より本格推理としての緊張感が増しています。

漫画を読んでいる私も本作はまた別の作品として楽しむ事ができました。

主演の色っぽい夏菜も真面目君の三浦息子も好演ですし、チラッとしか出ていないやさぐれた甲本さんも印象的です。

20150607-006

逆に気になった所は

やっぱり推理劇の映画って難しいのです。

脚本をよっぽど練って練って練らなければアラや矛盾が顔を出します。

前半はテンポの良さがそこら辺を補っていますが、後半からは絵に動きが無いだけに観る側も中弛みし、色々と考えてしまいます。

原作から離れ色々と事件の背景を膨らませた分、その収拾は難しいように思えました。

だから

その矛盾を解決する手っ取り早い方法が、オチである主人公たちの正体だった気がします。

せっかく積み上げた謎解きがアッサリと否定されたようでちょっとガッカリしましたし、あのエピローグは前半のテイストをブチ壊しにしましたね。

バリバリの本格推理が最後には2時間サスペンスになっていた様な印象です(エピローグも)。

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尻つぼみの物足りなさは残りますが、全体的には面白く鑑賞出来た作品です。

原作漫画「2」の方もいずれ映像化されるのでしょうか?

ちょっと期待しています。

◆「監禁探偵」 2013年/日本 【103分】
監督:及川拓郎 原作:安孫子武丸/西崎泰正  脚本:小林弘利/及川拓郎 撮影:早坂伸 音楽:石川光/Nebu Soku 主題歌:ピロカルピン 出演:三浦貴大/夏菜/津田匠子/村杉蝉之介/甲本雅裕
★★★★★★・・・・ 

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