荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

米国ドラマ 「ハンニバル」【1】

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDでドラマ「ハンニバル」Vol.1を観る。

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ウィル・グレアムは、自閉症スペクトラムの一種として、あらゆる犯人に共感し、その動機や犯行当時の感情を再現できる「純粋な共感」という能力を持っていた。

目指していたFBIの捜査官の職は、適性試験で不適格となったが、その能力を活かし、FBIアカデミーの講師となった。

FBI行動分析課の長ジャック・クロフォードは、ミネソタ州で発生した若い女性ばかりを狙う連続殺人事件の捜査のため、ウィルの特殊な能力に着目する。

ウィルの友人であり、彼の精神状態を危惧するFBI顧問のアラーナ・ブルームはこの起用に反対する。

クロフォードは、アラーナを納得させるべく、彼女が師事した高名な精神科医であるハンニバル・レクターにウィルの精神鑑定を依頼し、ウィルを捜査に加える。

そして、捜査が始まり、アラーナの危惧していた通り、彼の特殊な能力はウィル本人の精神に多大なるストレスをもたらすことになった。


興味はあったのですが

「何をいまさら?」

と言う気持ちもありました。

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トマス・ハリス原作のレクターシリーズ(と言っていいのか?)は全て映像化されています。

グレアム捜査官が主役でレクターが脇役で登場する「レッド・ドラゴン(1981)」は1986年に「刑事グラハム/凍りついた欲望」として映画化され、2002年には「レッド・ドラゴン」として再映画化。

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また続編である「羊たちの沈黙(1988)」は1991年に映画化されレクターの名を一躍有名にし、彼を演じたアンソニー・ホプキンスはアカデミー賞主演男優賞を獲りました。

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勢い付いて書かれた続編「ハンニバル(1999)」は2001年に同じくホプキンス主演で映画化され、原作と違う結末はファンには賛否両論の作品です。

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その後、レクター人気の最後の悪ノリとして彼の幼年期・青年期を描いた「ハンニバル・ライジング(2006)」は翌年2007年に映画化され、日本人はその日本に関する描写に苦笑しました。

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浮かれ切った社会の中で人々の不安と心の闇が生んだモンスター=レクターはその強烈な存在感ゆえ、世のサイコサスペンスの先駆けとなり、その後数多くの模倣的作品を生みましたが、バブル崩壊後、戦争やテロ、物語以上に不可解で猟奇的な事件が世間に蔓延し、それは1人の殺人鬼では拭えない社会の闇と不安をもたらし、彼自身のインパクトは時代と共に衰退して行きました。

「何をいまさら?」

小説も映画も食い入るように観たファンである私でもそう思ってしまいます。

主演のマッツ・ミケルセンは「007 カジノ・ロワイヤル(2006)」で悪役を演じていた俳優で、お話を聞いた時にはレクターのイメージにピッタリとの印象でした。

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また、ヒュー・ダンシー、ローレンス・フィッシュバーンも興味の湧く配役です。

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ですが

「何をいまさら?」

この想いを拭いきれないままこれから本作を鑑賞します。

願わくば、私がハマる数少ない海外ドラマになって欲しいものです。

◆「ハンニバル:HANNIBAL(シーズン1)」Vol.1 2014年/アメリカ・TV
原作:トマス・ハリス 出演:マッツ・ミケルセン/ヒュー・ダンシー/ローレンス・フィッシュバーン/カロリン・ダヴァーナス/ヘティエンヌ・タヴァーナス
第1話 「Aperitif(アペリティフ)」 監督:デヴィッド・スレイド 脚本:ブライアン・フラー
第2話「Amuse-Bouche(アミューズ・ブーシュ)」 監督:マイケル・ライマー脚本:Jim Danger Gray 
第3話「Potage(ポタージュ)」 監督:デヴィッド・スレイド 脚本:クリス・ブランカトー/ブライアン・フラー 

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