荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★日本映画 >   2011年以後の作品

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成島出監督 「ソロモンの偽証 後篇・裁判」

レンタルDVDで映画「ソロモンの偽証 後篇・裁判」を観る。

20151012-006

クリスマスに謎の死を遂げた城東第三中学校の2年A組生徒・柏木卓也。

当初は自殺と思われたその死に対し、いじめグループを率いる問題児・大出俊次による殺人という匿名の告発状がバラまかれ、事態は急展開を見せる。

そして2年A組のクラス委員・藤野涼子は、大人たちを排除し、中学生だけで真相究明の学校内裁判を開くことを提案する。

やがてそれは様々な困難を乗り越え、ついに実現することに。

こうして検事役には藤野涼子、一方の弁護人を他校の生徒・神原和彦が務め、大出俊次を被告人とする学校内裁判が開廷する。

白熱した審理が進む中、争点は次第に事件当夜の被告人のアリバイに絞られていくが…。


★★★★★★・・・・(6/10) 


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前半で期待を持たせた分、後半はやっぱり物足りなさが残るのは仕様が無い事なんでしょうかね?

事件自体のトリックやラストのどんでん返しは予想できる範疇で、それほど驚きはありません。

まぁ、本作はそこを求めるお話じゃないので期待はしていませんでしたが、肝心の裁判によって暴かれる真実があまりにも描き込みが足りない様に思え、感情移入が出来ませんでした。

特に自殺した少年の家族=家庭環境が一切見えないですね・・・両親は台詞無しですか。

その為か説明的な台詞も多く・・・まぁ裁判だから仕方が無いかとは思いながらも、ちょっと引いた目線で観ざるを得なく、最後にみんなで涙するシーンは子生徒たちの自己満足に思えましたし、事件に係わった人たちがそれぞれにオチがついたのもあざとい感じ。

一番に、最後が“いいお話し”で終わっている所が気になりました。

余貴美子と尾野真千子の件は必要でしたかね?

蛇足のようにも思えるのですが、だとしたら他の子どもたちのその後も見たかった気もします。

全篇通じて感じたのは

スマートな前篇、無駄の多い後編

とでも言いましょうか、物語として後編の比重が多すぎて迷った挙句、余計な削除と要らないペーストが多々あった気がします。

本来ならその分、前篇の時間を割いて後編に時間を廻した方が良かったのでしょうが、演出上、“映画2部作、クライマックスの裁判は後編で”と決め(られ)ていたのでしょうね。

面白かったのですが、期待したほどでも・・・ってのが、正直な感想です。

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◆「ソロモンの偽証 後篇・裁判」 2015年/日本 【121分】
監督:成島出 原作:宮部みゆき 脚本:真辺克彦 撮影:藤澤順一 音楽:安川午朗 主題歌:U2 出演:佐々木蔵之介/夏川結衣/永作博美/黒木華/田畑智子/池谷のぶえ/塚地武雅/田中壮太郎/市川実和子/安藤玉恵/木下ほうか/余貴美子/松重豊/小日向文世/尾野真千子/津川雅彦

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