荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

「魔境の狼男」と「人狼地獄篇」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

平井和正著
「アダルト・ウルフガイシリーズ③ 魔境の狼男 」(祥伝社/ノン・ノベル/1974年刊)

「ウルフガイ〈別巻4〉 人狼地獄篇 」(早川書店/ハヤカワ文庫SF/1974年刊)

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満月期のおれは、天下無敵、地上最強の狼男、名前は犬神明だ。おれは、行方不明になったただ一人の親友・郷子を追って、はるばるリオ・デ・ジャネイロへやって来た。当地でエリカという移民二世を助手に得たが、友だちになって二日後、彼女が何者かに殺され、おれは追われる身の被疑者となった。郷子を捜す一方、エリカ殺害の真犯人に復讐するため、不死身の超常能力を駆使するが、妖術に彩られた得体の知れぬ敵を追ううち、想像を絶する真相に突き当たる。おれの守護神、燦然と輝く満月を背に、地球の裏側で大活劇を演じるおれは――。
【魔境の狼男】

俺を愛したばかりに死んだ、日系二世のブラジル娘エリカ――俺は天に誓ったのだ。彼女を手にかけた殺人者をひっ捕らえて報復を果たすまでは、決して日本へ帰らないと!だが、最高指導者を殺された上エリカ殺しも俺の仕業と誤解する人民解放戦線の連中は、新月期で普通人なみの体力の俺を掴まえるや夜を日に継ぐ拷問の連続。ぶざまな姿で女呪術師ブランカに助け出されたのもつかのま、CIA及び日本の大商社と手を結ぶブラジル秘密警察の悪辣極まる陰謀に、今度は政治犯収容所での言語に絶する地獄の日々を送るはめとなる・・・!おなじみ狼男異郷に決死の活躍!
【人狼地獄篇】

古本屋で「魔境の狼男」を見つけ、生頼氏の挿絵が見たくて購入。

昨年「人狼地獄篇」を買ったので、挿絵を比べて見たかったのです。

と言うのも、「魔境の狼男」は、ハヤカワ文庫の「リオの狼男」とその続編「人狼地獄篇」を合わせて1冊にした、内容は同じお話です。

そして、この両方の挿絵を生頼氏が描いているのです。

なので同じ場面の挿絵があったので比べてみました。

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※「魔境の狼男」             ※「人狼地獄篇」

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※「魔境の狼男」             ※「人狼地獄篇」

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※「魔境の狼男」             ※「人狼地獄篇」

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※「魔境の狼男」             ※「人狼地獄篇」

初版の日付を見ると「人狼地獄篇」は1974年3月31日、「魔境の狼男」は1974年9月25日なので、同じ年に同じ話の挿絵を2度描いているのですね。

ただ、タッチが微妙に違っていて、荒く細いペンタッチの「人狼地獄篇」に対し、「魔境の狼男」はスミが多い筆っぽいラインです。

手元に「リオの狼男」が無く、比べられないのが残念ですが・・・・古本屋に売っていたら買ってしまいそう。

只の自己満足なのですが、その内、幻魔シリーズも挿絵目的でまた集めたりしそうで怖いです。

・・・・こんな事しなくても良いように、生頼氏の挿絵を網羅した画集が出ると嬉しいのですが・・・・

※「魔境の狼男」は・・・・今更なので読んでいません。

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