荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

本木克英監督 「超高速!参勤交代」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「超高速!参勤交代」を観る。

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享保二十年、八代将軍・徳川吉宗の治世。磐城国。

現在の福島県いわき市にある湯長谷藩では、藩主の内藤政醇はじめ藩士たちが1年の江戸詰めを終えて帰郷し、のんびりと開放感に浸っていた。

そこに舞い込んだ再度の“参勤交代”の下命。

参勤交代は金も人手もない小藩にとってはただでさえ大きな負担。

しかも今回の期限は、なんと5日以内。

通常は8日かかる道のりを実質4日で踏破するというあまりにも非現実的な日程だった。

それは、藩の金山に目を付けた幕府老中・松平信祝によるお取り潰しを狙ったあからさまな陰謀だった。

そこで政醇は、知恵者の家老・相馬兼嗣とともに、5日で江戸に参勤すべく、一大作戦を決行するのだった。


★★★★★★・・・・(6/10) 

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やたらとカミさんにえらくウケていました。

私としては

コメディなのであまり深くは考えず楽しめば良い作品とは思いますが、あまりにも解り易い登場人物・ストーリー展開・演出等。

子どももお年寄りも、みんなが楽しめる正しい娯楽映画ではありますが、全てにおいて物足りなさが残った作品です。

アイデアは良いし、物語も面白いし、後味すっきり。

それは良いのです。

ですが

主人公たちは悪党に苦しめられますが、上下の隔たりなくみんなで知恵や勇気を出し合う事でそれを乗り越えます。

殿様が今まで行ってきた善行により、他の藩主たちからも協力を得られます。

一向を騙そうとする人間も出てきますが、彼らの人柄に惚れ仲間になります。

殿様に助けられた遊女はプリティウーマンに玉の輿。

チャンバラはあるが残酷な場面は無いし、悪は倒れるが切腹はしないし、最後はハッピーエンド。

福島での撮影らしいので、地方の事情を顧みず中央の都合で無理難題を押し付ける「徳川幕府VS湯長谷藩」と言う図式は暗に「東京VS福島」を風刺しているのかと思いきや・・・コチラの勘ぐり過ぎで、そんな素振りは一切ありません。

毒もリアルさも無い物語にスレたオッさんは

「それでいいんかい!」

と叫びたくなります。

殿様の殺陣の場面では居合斬りとともに血が吹き出ますが、映画っぽかったのはそこだけで、それ以外はまるでロードプレーイングゲームを観ている様で、映画と言うより良くできたテレビ番組を観ている気分になります。

加えて、失礼を承知で言いますと、

伊原剛志、寺脇康文、上池雄輔、陣内孝則、西村雅彦

この方々が出て来ると、尚更テレビっぽく観えてしまうのです。

なので

期待以上には面白かったのですが、

劇場に観に行かなくて良かった

そう思ってしまうのです。

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◆「超高速!参勤交代」 2014年/日本 【119分】
監督:本木克英 脚本:土橋章宏 撮影:江原祥二 音楽:周防義和 主題歌:塩ノ谷早耶香 主題歌:佐々木蔵之介/深田恭子/伊原剛志/寺脇康文/上池雄輔/知念侑季/柄本時生/六角精児/甲本雅裕/忍成修吾/市川猿之助/石橋蓮司/陣内孝則/西村雅彦

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