荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

冲方丁著 「マルドゥック・フラグメンツ」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

冲方丁著「マルドゥック・フラグメンツ」(ハヤカワ文庫/2011年刊) を読む。

20151227-003

「マルドゥック・スクランブル」「ヴェロシティ」、そして第3部「アノニマス」

刊行開始から8年を経て、コミック化、劇場アニメ化と、なお広がりをみせるマルドゥック・シリーズ。

本書ではバロット、ウフコック、ボイルドの過去と現在、そして未来を結ぶ5篇に加え、「アノニマス」を舞台にした書き下ろしを収録。

さらに著者のロング・インタビュウ、「スクランブル」幻の初期原稿を抜粋収録するシリーズ初の短篇集

【収録作品】
マルドゥック・スクランブル”104“
マルドゥック・スクランブル”-200“
Preface ofマルドゥック・スクランブル
マルドゥック・ヴェロシティ Prologue & Epilogue
マルドゥック・アノミマス “ウォーバード”
Preface of マルドゥック・アノミマス
冲方丁インタビュウ 「古典化を阻止するための試み」
抜粋収録 「事件屋稼業」

★★★★★★★・・・(7/10) 

「SFマガジン」などの雑誌に掲載された5篇に加えて著者へのインタビューも収録された本作。

古本屋で見つけ喜んで購入したのですが・・・・読み終わって気がついたら、結構前の本なのですね。

2011年ですので「マルドゥック・ヴェロシティ  新装版」の発売前でアニメ映画公開の後あたり。

目玉の「マルドゥック・アノニマス」は興味深く読みましたが、まだまだ未完で、聞けばこの後連載を開始したとか。

と言う事は、いつかは「マルドゥック・アノニマス」も一冊の本として出るのでしょう(先は長いと聞いてますが)。

そんな事を考えると本作は

「待ちきれないコアなファンを離さない為に作られた、今あるピースの寄せ集め本」

って事でしょうか。

「姑息な・・・」と思いながらも、燃えてしまうのがファンの性なので

全然文句はありません。

実際、本作を読んで旧作を読み直し、シリーズの面白さを再確認したので、著者の「古典化を阻止するための試み」と言う思惑通りハマっています・・・・一刻も早い「アノニマス」の発刊を祈りつつ。

20151227-001 20151227-002
■「マルドゥック・ヴェロシティ Prologue & Epilogue」(左) 「Preface of マルドゥック・アノミマス」(右)

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