荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

パン・ウンジン監督 「容疑者X 天才数学者のアリバイ」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

レンタルDVDで映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」を観る。

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天才数学者でありながら、高校で教鞭を執るだけの冴えない人生を送る孤独な男ソッコ。

ある日、アパートの隣に暮らす女性ファソンの部屋から聞こえた激しく争う音で、彼女が前夫を殺害したと知る。

ファソンに対し、ある感情を抱いていたソッコは、彼女のために周到な隠蔽工作を考え出し、協力を申し出る。

困惑しながらもソッコの指示に従うしかないファソン。

一度は事件の有力な容疑者として浮上するも、完璧なアリバイによって警察の捜査を切り抜けていく。

そんな中、冷徹な刑事ミンボムだけは自らの勘を頼りに、ファソンを執拗に追い続けるが…。

★★★★★★★・・・(7/10) 

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タイトルからも分かる通り、東野圭吾の直木賞受賞作「容疑者Xの献身」の韓国版の映画です。

日本でも2008年にテレビドラマ「ガリレオシリーズ」の映画版として福山雅治主演で映画化されています。

私も好きな作品ですが

こちらの韓国版もなかなかどうして。

基本的には原作を踏襲した内容ですが、本作ではガリレオこと湯川教授は出て来ず、犯人の幼馴染の刑事が事件の解明をします。

その為、謎解き部分の「天才VS天才」と言うコンゲーム的な面白さは薄いのですが、主人公=犯人であるためストーリー的にはシンプルでありながらも丁寧な作りになっています。

日本のウェットさとは一味違う韓国版の「献身」は、表面的には無駄の無いシリアスな推理ドラマの体裁ですが、後半からは悲劇のドラマ的な要素が強くなります。

ここら辺は韓国映画のお家芸なので、観ている側も「ガリレオ」を忘れ没頭できると思いますが、原作とは違うラストの選択とヒロインの一言に賛否が分かれる所でしょう。

原作のテイストを生かしながらも韓国風に味付けされた本作。

日本版の好きな方は一度は観て比べてみても損は無い映画だとは思います。

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◆「容疑者X 天才数学者のアリバイ」 2012年/韓国 【119分】
監督:パン・ウンジン 原作:東野圭吾 脚本:イ・コンジュ/イ・チョンファ 撮影:チェ・チャンミン 音楽:シン・イギョン 出演:リュ・スンボム/イ・ヨウォン/チョ・ジヌン/キム・ユンソン/キム・ボラ

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