荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★小説 >   国内小説

Comment (0)  Trackback (0)

今野敏著 「晩夏 東京湾臨海署安積班」

今野敏著「晩夏 東京湾臨海署安積班」 (角川春樹事務所/ハルキ文庫/2015年第1刷)を読む。

20160222-001

台風一過の東京湾で、漂流中のクルーザーから他殺体が発見された。

遺体が発見された船室には鍵が掛っていて・・・・・・。

東京湾臨海署・強行犯第一係の安積警部補らは、被害者の身元確認を始める。

一方、第二係の相楽たちは、前日に開かれた新木場でのパーティーで発見された、変死体の事件を追っていた。

どちらも捜査が滞る中、重要参考人として身柄を確保されたのは、安積の同期で新友の速水直樹警部補だった――。

安積は速水の無罪を晴らすことができるのか! ?

大ベストセラー安積班シリーズ、待望の文庫化。

★★★★★★・・・・(6/10) 


私の様な雑食の活字好きは

購入した本を買った順番に読んでいかなければ、絶対にいつまでたっても読み終わらない本が残ってしまうのは判っております・・・現に十年近く経っても本棚に眠っている小説がありますので。

ですが、ついつい読み慣れている作家やその時に面白そうな本を先に読んでしまうのが悪い癖。

本作もそうです。

安積班シリーズ15作目でベイエリア分署復活シリーズ8作目。

面白さも保障され、しかも読み易く、後味スッキリ。

特に疲れている時には持って来いの小説です。

1作目が描かれてから30年近くも経っている今でもベストセラーなのは納得できます。



読み始めたら1日で読了。

いつもながら面白かったです。

別々の場所で起きた2件の殺人事件。

その内の1件の重要参考人が速水です。

疑いを晴らすべく動き出す安積と速水コンビにプラスして生意気な捜査一課の若造が登場。

推理&サスペンスとしては物足りないストーリーですが、本作のメインはこの対照的な二人がいかに若手刑事を教育していくか。

悩みながら真摯に教育する安積と遠慮なく駄目出しする速水の対比がとても面白い。

そのため、いつもの安積班の面々は今回わき役に徹していてちょっと寂しい気はしますが、この若造クンがいずれまた登場するかと思うと非常に楽しみです。

事件としてはご都合主義的な部分がちょこちょこあった気がしますが・・・

それでも気持ち良く終われる作品です。

→今野敏読了作品一覧

ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

バナー0720

スポンサーサイト
テーマ : 推理小説・ミステリー  ジャンル : 本・雑誌

Comments






プロフィール

Tommy荒野

Author:Tommy荒野
わかちゃいるけど
やめられない。

月別アーカイブ
FC2カウンター
FC2ブログランキング
ブロとも申請フォーム
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
フリーエリア
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログ内検索

12345678910111213141516171819202122232425262728293004 2017