荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

今野敏著 「最前線―東京湾臨海署安積班」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

今野敏著「最前線―東京湾臨海署安積班」(角川春樹事務所/ハルキ文庫/2007年刊・2008年第4刷)を読む。

20160318-002

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。

東京湾臨海署の安積警部補らは、スターの警備に駆り出されることになった。

だが、管内では、不審船の密航者が行方不明になるという事件も発生。

安積たち強行犯係は、双方の案件を追うことになる。

やがて、付近の海岸から濡れたウェットスーツが発見され、密航者が暗殺犯の可能性が―。

安積たちは、暗殺を阻止できるのか。(「暗殺予告」より)


★★★★★★★・・・(7/10)

神南署と合わせると安積班シリーズ10作目でベイエリア分署復活シリーズ3作目。

毎回これを書かないとバラバラに読んでいる私としては、本作がいつ頃の舞台設定か忘れてしまいます。

読むと・・・東京湾臨海署は再度開署したものの庁舎はまだプレハブに近い作りで、相楽警部補も水野もいなくて、安積の娘が大学生の頃のお話し・・・なのが判ります。

とは言え、どこからも読める作品なので、そこら辺は別に気にならないのですが。

「暗殺予告」「被害者」「梅雨晴れ」「最前線」「射殺」「夕映え」の6編収録。

どれも肩ひじを張らないで軽く読めるクセに、読後の爽快感や満足感は下手な長編以上。

最近涙線の弱い私には鼻の奥にツンとくるラストも何編かありました。

とても面白かった。

満足できたのですが、困った事に

現在文庫化されている安積班シリーズは本作で全部読了してしまいました。

古本屋オンリーの私は、これ以後の作品は文庫化を待ち、それが古本屋に出回るまでさらに待たなければなりません。

う~ん、いつまで我慢できるか・・・心配です。

20160401-029

ブログランキングに参加しています!
FC2 Blog Ranking

バナー0720

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://arazatu.blog48.fc2.com/tb.php/3862-641fae14