荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

Category: ★海外映画 >   ヨーロッパ映画

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アントン・コルベイン監督 「誰よりも狙われた男」

レンタルDVDで映画「誰よりも狙われた男」を観る。

20160327-001

ドイツの港湾都市ハンブルク。

同国の諜報機関によって一人のチェチェン人青年イッサ・カルポフの密入国が確認される。

イスラム過激派として国際指名手配されている人物だった。

テロ対策チームを率いるギュンター・バッハマンは、彼を泳がせてさらなる大物を狙う。

一方、親切なトルコ人親子に匿われ政治亡命を希望するイッサを、人権団体の若手女性弁護士アナベル・リヒターが親身になってサポートしていく。

イッサは、そのアナベルを介して銀行家のトミー・ブルーと接触を図る。

CIAも介入してくる中、アナベルとトミーの協力を強引に取り付けるや、ある計画へと突き進むバッハマンだったが…。


★★★★★★★・・・(7/10)


原作であるジョン・ル・カレの同名小説を読み始めたばかりでしたが、映像化されていると知り本作をレンタルしました。

20160327-003

どうせ小説も映画も観てしまう私なので、どっちを先にすれば良いか考えた結果

「この手の映画は小説の方が詳細で面白いはず

と考え

「小説を読んでから映画を観てガッカリするよりも、映画を観てから小説を読めば、より深く物語を理解できるはず

との思いで映画を先に鑑賞しました。

小説の出だしを読んだ印象では、銀行家と女弁護士が主役と思ったのですが、映画版は初めからフィリップ・シーモア・ホフマン扮するスパイの視点で物語が進むので、ちょっと戸惑いました・・・小説ではまだ出てきていなかった人物だったので。

また、そのスパイ組織もどこのどんな組織なのか分からず、「ドイツのテロ対策組織かな?」とは一旦考えたものの、なんせ喋っているのは英語だし、CIAなんかも出て来るし・・・理解するまで時間がかかりました。

逆にストーリーは覚悟していたほど複雑さは無く、クライマックスの遺産を使って大物を釣り上げようとする展開はむしろ使い古された刑事ドラマのようで斬新さには欠けました・・・まぁそれがリアルなのかな。

ただ、最初から続くリアルな緊張感と、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる主人公のキャラが、126分を中弛みさせずに引っ張って行ってくれます。

スパイにしては結構良い人の主人公が最後に放つ咆哮が印象的でした。

20160327-002

聞けばフィリップ・シーモア・ホフマンは本作の一般公開を迎えることなく急逝したとか。

正式には遺作ではありませんが、彼が主演した最後の作品であるのは間違いありません。

期待を裏切らないその最後の演技だけでも観る価値はあると思います。

◆「誰よりも狙われた男:A MOST WANTED MAN」 2013年/アメリカ・イギルス・ドイツ 【122分】 
監督:アントン・コルベイン 原作:ジョン・ル・カレ 脚本:アンドリュー・ボーヴェル 撮影:ブノワ・ドゥローム 音楽:ヘルバート・グリューネマイヤー 出演:フィリップ・シーモア・ホフマン/レイチェル・マクアダムス/ウィレム・デフォー/ロビン・ライト/グリゴリー・ドブリギン/ホマユン・エルシャディ/ニーナ・ホス/ダニエル・ブリュール

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