荒雑録

映画、小説、漫画他、個人的趣味の感想、記録。

桜木紫乃著 「誰もいない夜に咲く」

Posted by Tommy荒野 on   0 comments   0 trackback

桜木紫乃著「誰もいない夜に咲く」(角川文庫/2013年第1刷)を読む。

20160411-001

親から継いだ牧場で黙々と牛の世話をする秀一は、三十歳になるまで女を抱いたことがない。

そんな彼が、嫁来い運動で中国から迎え入れた花海とかよわす、言葉にならない想いとは―(「波に咲く」)。

寄せては返す波のような欲望にいっとき身を任せ、どうしようもない淋しさを封じ込めようとする男と女。

安らぎを切望しながら寄るべなくさまよう孤独な魂のありようを、北海道の風景に託して叙情豊かに謳いあげる、傑作短篇集。

【収録作品】 「波に咲く」「海へ」「プリズム」「フィナーレ」「風の女」「絹日和」「根無草」

★★★★★★・・・・(6/10)

著者の作品を読むのは・・・「氷平線」「凍原」「硝子の葦」「ラブレス」「ホテルローヤル」に続き、かれこれ6作目。

以前に読んだ「氷平線」を彷彿させる短編集でした。

こちらもまた閉鎖的な土地で抑圧されながら生きる男女の物語で、そのほとんどが男は情けなく女は凛と逞しい。

なので、面白かったのですが

以前よりも目新しさに欠け、ちょっとした物足りなさを残して読了。

正直に言ってしまうと・・・・飽きて来たのです。

著者の読みたい作品がまだあるのに、これは由々しき事。

昨年末から駆け足で読み続けた為だと思いますが、

後々の為、しばらくは著者の作品を読むのをひかえます。

また、新たな気持ちで桜木紫乃作品を読むために。

20160412-007

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